大野美代子
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大野 美代子(おおの みよこ、1939年 - 2016年8月)は、日本の建築家・橋梁デザイナー。
株式会社エムアンドエムデザイン事務所(M+M Design Office)の主宰を務め、橋梁や道路、その付属施設の景観デザインなどを手がける。愛知県立芸術大学と東京工業大学の非常勤講師を歴任。
略歴
[編集]岡山県出身。1958年、岡山県立岡山朝日高等学校卒業[1]。1963年、 多摩美術大学美術学部デザイン科卒業。
- 1963年 - 松屋のインテリアデザイン室に勤務。
- 1966年 - ジェトロの海外デザイン留学生として、スイスのオットー・グラウス建築設計事務所に勤務。
- 1968年 - 日本に帰国。
- 1971年 - エムアンドエムデザイン事務所を設立。家具デザインや住宅・病院などにおけるインテリアデザインを手掛ける。
- 1977年 - 自身初の橋梁デザインを手掛ける。以降、橋梁関係のデザインがメインとなる。
- 2016年8月 - 病気のため76歳で死去。
受賞歴
[編集]- 1977年 土木学会田中賞 蓮根歩道橋
- 1986年 土木学会田中賞 かつしかハープ橋
- 1989年 土木学会田中賞 横浜ベイブリッジ
- 1991年 都市景観大賞 鶴見橋
- 1994年 土木学会田中賞 小田原ブルーウェイブリッジ
- 1996年 土木学会田中賞 屋代橋梁
- 1997年 土木学会田中賞 名港中央大橋
- 1999年 都市景観大賞 くすの栄橋
- 2000年 グッドデザイン賞 鮎の瀬大橋
- 2001年, 2003年, 2004年, 2009年 土木学会田中賞 新東名高速道路
- 2001年 土木学会デザイン賞 優秀賞 鶴見橋
- 2002年 土木学会デザイン賞 最優秀賞 鮎の瀬大橋
- 2003年 土木学会デザイン賞 最優秀賞 陣ヶ下高架橋
- 2003年 グッドデザイン賞 謙信公大橋
- 2010年 土木学会デザイン賞 優秀賞 ミューザ川崎デッキ
- 2011年 土木学会デザイン賞 優秀賞 はまみらいウォーク
主な著書
[編集]- BRIDGE-風景を創る橋(2009/鹿島出版会)
- 広島市都市計画局都市デザイン室発行『新風景を求めて』(ぎょうせい出版中国支社、1997年)
脚注
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