秩父鉄道観光バス
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | CTB 秩鉄観光バス |
本社所在地 |
日本 〒360-0033 埼玉県熊谷市曙町1-1 秩父鉄道本社ビル4階 |
設立 | 1996年(平成8年)11月12日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 7030001085015 |
事業内容 |
一般貸切旅客自動車運送事業 国内旅行業 保険代理業 |
代表者 | 村田光明 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 45名(2016年12月29日現在) |
主要株主 | 秩父鉄道株式会社(100%) |
外部リンク | http://www.ctb.co.jp/ |
秩父鉄道観光バス株式会社(ちちぶてつどうかんこうバス)は、埼玉県熊谷市に本社を置く観光バス事業者である。 1996年11月12日に会社設立、翌1997年4月1日付で秩父鉄道よりバス事業を譲受して営業開始。かつては乗合バスも運行しており、2014年3月31日までは熊谷市のコミュニティバス「ゆうゆうバス」の運行受託も行っていた。
営業所
車両
- 大型車20台、中型車2台、小型車各1台を保有している(公式サイトより。営業所別の台数は未公表)[1]。
- 現行車両のデザインは、秩父鉄道直営時代の旧デザインをCTB仕様にカスタマイズしたもので、車両上部は黄色で青い「CTB」ロゴが描かれ、下部は濃いこげ茶色のツートンカラー。公式サイトの会社案内によれば「太陽の光とひまわりをイメージした黄色」とされており、ヒマワリの花言葉「あなたを幸せにする」にちなみ「幸せを運ぶ黄色いバス」と説明されている[1]。
- 過去の車両デザインは、車両前面と手前側にオレンジ色、後部に青色で「Chichitetsu」ロゴ(秩鉄=秩父鉄道)が描かれたものであった。
- かつては路線バス・コミュニティバス用の車両も保有していた。詳細は「#コミュニティバス」の節を参照。
廃止路線
過去には乗合バスも運行していたが、2014年3月31日をもって全路線から撤退した。なお公式サイトの会社案内では、一般乗合旅客自動車運送事業について「休止中」としている[1]。
コミュニティバス
熊谷市内循環バス「ゆうゆうバス」
路線などの詳細は「熊谷市ゆうゆうバス」を参照。
行田自動車営業所が3路線を担当していた。熊谷市の市町村合併に伴い、2014年3月31日をもって運行受託契約を解除した。翌4月1日より受託事業者が協同バスに変更されている。熊谷市ゆうゆうバスの受託終了に伴い、秩父鉄道観光バスは乗合バス事業から撤退した。
専用車両として各路線ごとに、いすゞ・エルガミオ(7m車)、三菱ふそう・エアロミディMJ、いすゞ・ジャーニーJ(日野・リエッセOEM車)を保有していた。コミュニティバス運行受託契約解除に伴い、専用車両も除籍されている。
- 1系統「さくら号」 上之荘 - 久下 - 市街地 - 籠原駅
- 2系統「グライダー号」 妻沼行政センター → (外回り) → 妻沼行政センター
- 3系統「ムサシトミヨ号」 妻沼行政センター → (内回り) → 妻沼行政センター
一般路線バス
長瀞自動車営業所が担当。現在はいずれも秩父市営バス浦山線(ぬくもり号)・川又線(せせらぎ号)として運行[2]。
直営時代は浦山大日堂の2つ手前の金倉橋までの運行だったが、秩父鉄道観光バス移管時に浦山大日堂まで延伸。
秩父鉄道直営時代
秩父鉄道が1936年(昭和11年)4月に寄居自動車株式会社を買収して、寄居 − 熊谷間(21.6キロ)の乗合バス事業を開始。以降1996年に秩父鉄道観光バスを分社するまで、秩父鉄道直営でバス事業を行っていた。なお、上記のかつて秩父地区で運行していた浦山線・川又線の2路線は分社前からの運行である。
路線名 | 運行区間(経由) | 1990年度輸送密度(人/日) |
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商高 | 熊谷駅 - 熊谷寺前 - 広瀬 - 熊谷商業高校 | 8.8 |
籠原団地 | 熊谷駅 - 熊谷寺前 - 広瀬 - 大麻生駅入口 - 三尻中学 - 籠原団地 | 5.7 |
観音山 | 熊谷駅 - 熊谷寺前 - 広瀬 - 熊谷工業高校 - 運動公園 - 三尻 - 観音山 | 4.3 |
運動公園 | 熊谷駅 - 熊谷寺前 - 広瀬 - 熊谷工業高校 - 運動公園 | 2.7 |
久下 | 熊谷駅南口 - 万平公園 - 熊久 - 久下農協前 | 2.6 |
石原 | 熊谷駅 - 銀座一丁目 - 藤間病院 - 熊谷市役所 - 裁判所 - 石原駅 | 2.3 |
武川 | 熊谷駅 - 熊谷寺前 - 広瀬 - 大麻生駅入口 - 川原明戸 - 武川駅 | 2.0 |
工業団地 | 熊谷駅 - 熊谷寺前 - 広瀬 - 大麻生駅入口 - 三尻中学 - 御稜威ヶ原工業団地 | 2.0 |
- 運動公園線は7月1日〜8月31日のみ運行
- 1990年度路線バス事業収支
- 収入1億1997万7000円
- 経費2億1200万3000円
- 収益 ▲9202万6000円
採算が合わず(一度も黒字にならなかったという)、1993年3月1日から同年9月30日にかけて順次休止・廃止され、完全撤退している。
路線・採算・輸送密度・廃止時期については、当時の熊谷市議会の議事録による[3]。
1993年以前の運行路線
熊谷市以外の路線
- 行田駅 - 持田 - 愛宕神社 - 行田市駅
- 寄居駅 - 中小前田 - 小前田駅 - 原宿 - 寄居高校 (現 寄居城北高校)
- 寄居駅 - 中小前田 - 小前田駅
- 小前田駅 - 原宿 -寄居高校[4]
- 長瀞駅 - 宝登山麓(季節運転)
- 長瀞駅 - 野上 - 金沢 - いろは橋 - 太駄
関連項目
脚注
- ^ a b c 秩父鉄道観光バス 会社案内
- ^ 秩父市内路線バスのご案内 秩父市公式サイト
- ^ 平成4年 熊谷市議会 会議録の検索と閲覧 熊谷市議事録
- ^ 埼玉県市町村誌. 埼玉県. (1971年)