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2022年レスリング世界選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2022年レスリング世界選手権は、2022年9月10日から18日までセルビアベオグラードで開催された[1]

開催日程

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10日
  • 男子グレコローマン55・72・77・87kg級 予選
11日
  • 男子グレコローマン55・72・77・87kg級 決勝
  • 男子グレコローマン63・67・82・97kg級 予選
12日
  • 男子グレコローマン63・67・82・97kg級 決勝
  • 男子グレコローマン60・130kg級/女子55・62kg級 予選
13日
  • 男子グレコローマン60・130kg級/女子55・62kg級 決勝
  • 女子50・53・65・76kg級 予選
14日
  • 女子50・53・65・76kg級 決勝
  • 女子57・59・68・72kg級 予選
15日
  • 女子57・59・68・72kg級 決勝
  • 男子フリースタイル70・79・86・125kg 予選
16日
  • 男子フリースタイル70・79・86・125kg 決勝
  • 男子フリースタイル57・74・92kg 予選
17日
  • 男子フリースタイル57・74・92kg 決勝
  • 男子フリースタイル61・65・97kg 予選
18日
  • 男子フリースタイル61・65・97kg 決勝

国別獲得メダル数

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国・地域
1 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 7 6 2 15
2 日本の旗 日本 7 1 5 13
3 トルコの旗 トルコ 4 0 3 7
4 セルビアの旗 セルビア 4 0 1 5
5 イランの旗 イラン 2 5 3 10
6 キルギスの旗 キルギス 2 0 3 5
7 アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 1 1 5 7
8 アルメニアの旗 アルメニア 1 0 2 3
9 モルドバの旗 モルドバ 1 0 1 2
10 アルバニアの旗 アルバニア 1 0 0 1
11 モンゴルの旗 モンゴル 0 3 2 5
12 ジョージア (国)の旗 ジョージア 0 2 4 6
13 スロバキアの旗 スロバキア 0 2 1 3
14  ブルガリア 0 2 0 2
15  ウクライナ 0 1 5 6
16 中華人民共和国の旗 中国 0 1 3 4
 ハンガリー 0 1 3 4
18 カザフスタンの旗 カザフスタン 0 1 2 3
19 ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン 0 1 1 2
20  デンマーク 0 1 0 1
 エジプト 0 1 0 1
 ノルウェー 0 1 0 1
23 ポーランドの旗 ポーランド 0 0 3 3
24 カナダの旗 カナダ 0 0 2 2
インドの旗 インド 0 0 2 2
 ルーマニア 0 0 2 2
27  エストニア 0 0 1 1
フランスの旗 フランス 0 0 1 1
ギリシャの旗 ギリシャ 0 0 1 1
イタリアの旗 イタリア 0 0 1 1
 リトアニア 0 0 1 1
Total 30 30 60 120

国別順位

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Rank 男子フリースタイル 男子グレコローマン 女子フリースタイル
Team Points Team Points Team Points
1 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 198 トルコの旗 トルコ 125 日本の旗 日本 190
2 イランの旗 イラン 150 アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 118 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 157
3 日本の旗 日本 70 セルビアの旗 セルビア 110 中華人民共和国の旗 中国 84
4 モンゴルの旗 モンゴル 68 イランの旗 イラン 81 モンゴルの旗 モンゴル 72
5 ジョージア (国)の旗 ジョージア 68 キルギスの旗 キルギス 77  ウクライナ 68
6 スロバキアの旗 スロバキア 55 ジョージア (国)の旗 ジョージア 76 カナダの旗 カナダ 58
7 トルコの旗 トルコ 47  ハンガリー 70 モルドバの旗 モルドバ 50
8  ブルガリア 42 ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン 61 ポーランドの旗 ポーランド 49
9 アゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン 40 アルメニアの旗 アルメニア 58 インドの旗 インド 47
10 インドの旗 インド 37 カザフスタンの旗 カザフスタン 51 トルコの旗 トルコ 39

メダル獲得者

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男子フリースタイル

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階級
57 kg アルバニアの旗 ゼリムハン・アバカロフ アメリカ合衆国の旗 トーマス・グリマン セルビアの旗 ステバン・アンドリア・ミシッチ
モンゴルの旗 ザンダンブド・ザナバザル
61 kg 日本の旗 樋口黎 イランの旗 レザ・アトリ モンゴルの旗 ナルマンダフ・ナランフー
アルメニアの旗 アルセン・ハルチュニャン
65 kg イランの旗 ラフマン・アムーザド アメリカ合衆国の旗 ヤニ・ディアコミハリス ハンガリーの旗 イスマイル・ムスカエフ
インドの旗 バジラン・プニア
70 kg 日本の旗 成國大志 アメリカ合衆国の旗 ザイン・レザーフォード ジョージア (国)の旗 ズラビ・ヤコビシビリ
キルギスの旗 エマザル・アクマタリエフ
74 kg アメリカ合衆国の旗 カイル・デイク スロベニアの旗 タジムラズ・サルカザノフ トルコの旗 フランク・シャミゾ
イランの旗 ヨウネス・エマミ
79 kg アメリカ合衆国の旗 ジョーダン・バローズ イランの旗 モハンマド・ノホージ ウクライナの旗 バシル・ミハイロフ
キルギスの旗 アルサラン・ブダジャポフ
86 kg アメリカ合衆国の旗 デビッド・テイラー イランの旗 ハッサン・ヤズダニ カザフスタンの旗 アザマト・ダウレトベコフ
スロバキアの旗 ボリス・マコエフ
92 kg イランの旗 カムラン・ガセムプール アメリカ合衆国の旗 ジェイデン・コックス アゼルバイジャンの旗 オスマン・ヌルマゴメドフ
ジョージア (国)の旗 ミラニ・マイスラゼ
97 kg アメリカ合衆国の旗 カイル・スナイダー アメリカ合衆国の旗 バティルベク・ツァクロフ ジョージア (国)の旗 ギビ・マトチャラシビリ
アゼルバイジャンの旗 マゴメドハン・マゴメドフ
125 kg トルコの旗 タハ・アクギュル モンゴルの旗 モンフトリン・ルハグバゲレル イランの旗 アミール・ホセイン・ザレ
ジョージア (国)の旗 ゲノ・ペトリアシヴィリ

男子グレコローマン

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階級
55 kg アゼルバイジャンの旗 エルダニズ・アジズリ ジョージア (国)の旗 ヌグザリ・ツルツミア 日本の旗 塩谷優
ウズベキスタンの旗 ジャスルベク・オルティクボエフ
60 kg キルギスの旗 ジョラマン・シャルシェンベコフ ブルガリアの旗 エドモンド・ナザリャン 日本の旗 文田健一郎
カザフスタンの旗 アイドス・スルタンガリ
63 kg セルビアの旗 セバスチャン・ナジ ジョージア (国)の旗 レリ・アブラゼ アゼルバイジャンの旗 タレフ・ママドフ
中華人民共和国の旗 トゥオ・エルバトゥ
67 kg セルビアの旗 マテ・ネメシ イランの旗 モハンマドレザ・ゲライー アゼルバイジャンの旗 ハスラト・ジャファロフ
キルギスの旗 アマントル・イスマイロフ
72 kg セルビアの旗 アリ・アルサラン アゼルバイジャンの旗 ウルブ・ガニザゼ ウクライナの旗 アンドリー・クリク
トルコの旗 セルチュク・カン
77 kg キルギスの旗 アクジョル・マフムドフ ハンガリーの旗 ゾルタン・レバイ アルメニアの旗 マルカス・アモヤン
トルコの旗 ユヌス・エムレ・バシャル
82 kg トルコの旗 ブルハン・アクブダク ウズベキスタンの旗 ジャルガスバイ・ベルディムラトフ ハンガリーの旗 タマス・レバイ
ウクライナの旗 ヤロスラフ・フィルチャコフ
87 kg セルビアの旗 ズラブ・ダトゥナシビリ デンマークの旗 トゥルパク・ビスルタノフ ハンガリーの旗 ダビド・ロソンチ
トルコの旗 アリ・センジズ
97 kg アルメニアの旗 アウトゥール・アレクサニャン ブルガリアの旗 キリル・ミロフ アゼルバイジャンの旗 アリフ・ニフトゥラエフ
イランの旗 モハンマド・ハーディ・サーラヴィ
130 kg トルコの旗 リザ・カヤールプ イランの旗 アミーン・ミルザーザデ ルーマニアの旗 アリン・アレクスク=シウラリウ
リトアニアの旗 マンタス・クニスタウタス

女子フリースタイル

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階級
50 kg 日本の旗 須﨑優衣 モンゴルの旗 ドルゴルジャビン・オトゴンジャルガル ポーランドの旗 アンナ・ウカシアク
アメリカ合衆国の旗 サラ・ヒルデブラント
53 kg アメリカ合衆国の旗 ドミニク・パリシュ モンゴルの旗 バトフヤグ・フラン ギリシャの旗 マリア・プレボララキ
インドの旗 ビネシュ・フォガト
55 kg 日本の旗 志土地真優  ウクライナの旗 オレクサンドラ・ホメネツ カナダの旗 カーラ・ゴディネズ
中華人民共和国の旗 シェ・メンギュ
57 kg 日本の旗 櫻井つぐみ アメリカ合衆国の旗 ヘレン・マルーリス ポーランドの旗 アンヘリナ・リサク
ウクライナの旗 アリナ・フルシナ
59 kg モルドバの旗 アナスタシア・ニキタ ノルウェーの旗 グラセ・ブレン 日本の旗 元木咲良
ポーランドの旗 ジョビタ・ウルゼシェン
62 kg 日本の旗 尾﨑野乃香 アメリカ合衆国の旗 ケイラ・ミラクル ウクライナの旗 イロナ・プロコペブニウク
中華人民共和国の旗 ルオ・シャオジュアン
65 kg 日本の旗 森川美和 中華人民共和国の旗 竜佳 フランスの旗 クムバ・ラロク
アメリカ合衆国の旗 マロリ・ベルテ
68 kg アメリカ合衆国の旗 タミラマリアナ・ストックメンサ 日本の旗 石井亜海 カナダの旗 リンダ・モライス
モルドバの旗 イリーナ・リンガチ
72 kg アメリカ合衆国の旗 アミタ・エラー カザフスタンの旗 ジャミラ・バクベルゲノワ 日本の旗 古市雅子
ルーマニアの旗 アレクサンドラ・アンゲル
76 kg トルコの旗 ヤセミン・アダル エジプトの旗 サマル・アーメル 日本の旗 鏡優翔
エストニアの旗 エプ・マエ

備考

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  • 2022年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻をしたことを受けて、IOCはロシア及びその協力者であるベラルーシの選手及び役員を国際大会から除外するよう各競技団体に要請すると、UWWはそれに従ったため、今大会にロシアとベラルーシの選手は出場できなかった[2][3]
  • 今大会の男子フリースタイル70㎏級でイランのアミル・ヤスダニが、初戦で対戦予定だったイスラエルのジョシュ・ファインシルバーに不戦敗となった。表向きの理由は体重超過となっているが、実際はイスラエル選手との対戦を避けるための行為だったとみなされている。イランのグレコローマンレスリングナショナルチームの監督だったサルダル・パシャエイによれば、イランの保安要員はイランが参加するあるゆるスポーツの国際大会に同行して、イスラエル選手との対戦拒否を指示する権限を有しており、イランのスポーツ関係者にはこの点に関する決定権はないと言う[4][5]

脚注

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関連項目

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