雪山北峰

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雪山北峰
雪山北峰
標高 3,703 m
所在地 中華民国の旗 台湾
台中市和平区
苗栗県泰安郷
位置 北緯24度24分53.06秒 東経121度14分25.44秒 / 北緯24.4147389度 東経121.2404000度 / 24.4147389; 121.2404000座標: 北緯24度24分53.06秒 東経121度14分25.44秒 / 北緯24.4147389度 東経121.2404000度 / 24.4147389; 121.2404000
プロジェクト 山
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雪山北峰(せつざんほくほう)は台湾台中市和平区苗栗県泰安郷の境に位置する標高3,703mの山。山域は雪覇国家公園に属する。

概要[編集]

雪山山脈の山で、台湾百岳では11位であった。

1923年に雪山が「次高山」となった後[1]、この山は「次高北山」と命名された。ちなみに当時は「次高山北峰」や「雪山北峰」は雪山から北に約300m離れた所にある北稜角(標高3,880m)のことを指していた。

雪山北峰から雪山主峰までは氷河によって形成された谷や崖が広がり、聖稜線の中でも特に美しいことで知られる。

かつては凱蘭特崑山(バボー・カランタックン)[2]塔拉庫霞山(タラクッシヤ山)[3][4]とも呼ばれていた。なお、凱蘭特崑山はタイヤル族の呼び名であり、現在は雪山北峰から北稜角までの連嶺のことを指す[2]

脚注[編集]

  1. ^ 陳文添 (2009年3月13日). “「次高山」的命名經過”. 國史館台灣文獻館電子報 (南投: 國史館台灣文獻館) (26): 圖三. オリジナルの2022年6月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220609113749/https://www.th.gov.tw/epaper/site/page/26/284 2022年6月5日閲覧。. 
  2. ^ a b 佐々木舜一大霸尖山及次高山連峰縱走記」『台湾山岳』第7号、台湾山岳会、1933年11月20日、60-91頁。 
  3. ^ 陳文添 (2009年3月13日). “「次高山」的命名經過”. 國史館台灣文獻館電子報 (南投: 國史館台灣文獻館) (26): 圖三. オリジナルの2022年6月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220609113749/https://www.th.gov.tw/epaper/site/page/26/284 2022年6月5日閲覧。. 
  4. ^ 鹿野忠雄[1]」1934年。