阿部薫 (サックス奏者)

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阿部 薫
出生 1949年5月3日
出身地 日本の旗 日本 神奈川県
死没 1978年9月9日(満29歳没)
学歴 川崎市立橘高等学校中退
ジャンル フリー・ジャズ
担当楽器 アルト・サックス、ソプラニーノハーモニカ

阿部 薫(あべ かおる、1949年5月3日 - 1978年9月9日)は、フリー・ジャズアルトサックスプレイヤー。他にソプラニーノバスクラリネットハーモニカ等もプレイする。

人物[編集]

神奈川県川崎市出身。

演奏スタイルはフリー奏法を基盤とした激情型。 ミュージシャン大友良英に多大な影響を与えた。

ブロバリン98錠を服用して中毒死した。29歳没。事故か自殺かは判明していない。なお最後の公演にトリオとして日野晃ドラマーで参加していた。

生前は演出家芥正彦と交流がありイベントで共演していた。 ミュージシャン三上寛とは共演こそないが交流はあった。

稲葉真弓による伝記風小説を原作にした映画『エンドレス・ワルツ』が町田康主演、生前に阿部と交際があった若松孝二が監督で制作された。

元妻は作家の鈴木いづみ。歌手の坂本九は阿部の叔父(母の弟)である。従妹は大島花子舞坂ゆき子(いずれも叔父の実娘)であり、前者は長女で後者は次女である。

現在、遺品のサックスは灰野敬二の元にある。

年譜[編集]

ディスコグラフィー[編集]

*( )は録音年

  • 1970年3月、新宿(1970)阿部薫TRIO
  • 解体的交感(1970)高柳昌行との共演作
  • 集団投射-Mass Projection(1970)高柳昌行との共演作
  • 漸次投射-Gradually Projection(1970)高柳昌行との共演作
  • DUO/Jazz Bed(1971)山崎弘との共演作
  • アカシアの雨がやむとき(1971)佐藤康和との共演作
  • 風に吹かれて(1971)
  • 暗い日曜日(1971)
  • またの日の夢物語(1972)
  • 光輝く忍耐(1972)
  • 木曜日の夜(1972)
  • 彗星パルティータ(1973)1973年3月act's105でのライブ録音。プロデューサーは芥正彦
  • なしくずしの死(MORT A CREDIT)(1975)
  • 北(NORD)(1975)吉沢元治との共演作
  • スタジオ・セッション 1976.3.12(1976)
  • ソロ・ライヴ・アット・騒vol.1~10(1977~1978)
  • オーヴァーハング・パーティー(1978)豊住芳三郎との共演作
  • Last Date 8.28, 1978(1978)
  • The Last Recording(1978)

関連書籍 [編集]

  • 阿部薫覚書―1949-1978(1989)阿部薫覚書編纂委員会編、ランダムスケッチ刊
  • 阿部薫1949~1978(1994)中上健次小杉武久坂本龍一間章平岡正明他著、文遊社刊
  • 鈴木いづみ×阿部薫 ラブ・オブ・スピード(2009)文遊社刊
  • ライブ・アット騒(GAYA)─ 阿部薫、鈴木いづみ、フリージャズメンとの日々(2011)騒恵美子著、DU BOOKS刊
  • 阿部薫写真集 OUT TO LUNCH(2013)五海ゆうじ撮影、K&Bパブリッシャーズ刊

関連項目[編集]

外部リンク[編集]