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鈴木幸一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
すずき こういち

鈴木 幸一
文化功労者顕彰に際して
公表された肖像写真
生誕 (1946-09-03) 1946年9月3日(78歳)
日本の旗 神奈川県横浜市
国籍 日本の旗 日本
出身校 早稲田大学文学部卒業
職業 実業家
署名
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鈴木 幸一(すずき こういち、1946年9月3日 - )は、日本実業家株式会社インターネットイニシアティブ代表取締役会長(第2代)・最高経営責任者(初代)、東京・春・音楽祭実行委員会委員長(初代)、文化功労者

社団法人日本能率協会での勤務を経て、株式会社日本アプライドリサーチ研究所代表、株式会社インターネットイニシアティブ企画取締役、株式会社インターネットイニシアティブ社長(第2代)、東京のオペラの森実行委員会委員長(初代)などを歴任した。

人物

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深瀬弘恭とともにインターネットイニシアティブを創業した。日本における商用インターネットサービスの先駆者である。クラシック好きが高じて、個人として私費を投じて音楽祭「東京のオペラの森」を起ち上げた[1]。のちに東京のオペラの森は東京・上野で開催されるクラシック音楽祭「東京・春・音楽祭」となったが、引き続きその実行委員長を務めている。

ショーン・コネリーとの邂逅。ニューヨークのゴルフ倶楽部を訪れたとき、バーにどうも雰囲気のある男性がいたので思わず「どこかでお目にかかりましたでしょうか」と尋ねたところ、「ジェームズ・ボンド」と笑顔で返された。後にも先にも、バーのカウンターで朝から一人でウィスキーグラスを空ける、あれほど魅力的な姿を見たことがなかったという[2]

文学部出身の実業家として、文芸誌に寄稿したこともある[3]

略歴

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賞歴

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栄典

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役職

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著作

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  • 「日々酔狂 -インターネット創業10年未だ交戦中」 (小学館刊)
  • 「言葉の水割り -酒と煙草と、ぼくの思いはインターネット」 (講談社刊)
  • 「鈴木幸一の文明漂論」 (日本経済新聞出版社刊)
  • 「日本インターネット書紀」 (講談社刊)

脚注

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  1. ^ ぶらあぼ編集部聞き手・構成「鈴木幸一(東京・春・音楽祭実行委員長)」『【ロングインタビュー】鈴木幸一(東京・春・音楽祭実行委員長)Vol.1 | 東京・春・音楽祭 2021』ぶらあぼホールディングス、2016年4月2日。
  2. ^ 日本経済新聞 電子版 経営者ブログ
  3. ^ 文藝春秋|文學界12月号”. 文藝春秋. 2022年7月23日閲覧。
  4. ^ ベンチャー支援! 闘いつづける創業者たち (-Net21[中小企業ビジネス支援サイト] 2007年11月)
  5. ^ 私の履歴書 日本経済新聞 2019年10月5日掲載分
  6. ^ 動画の影響でトラフィックは急増中,従量課金の検討が必要 (日経コミュニケーション 2008年3月1日号 63ページ)
  7. ^ 代表取締役の異動に関するお知らせ (PDF) - 株式会社インターネットイニシアティブ 平成25年3月28日
  8. ^ 47NEWS 勝栄二郎・IIJ次期社長が会見 「時代の要請に応えたい」 『共同通信』2013年3月28日
  9. ^ 東京・春・音楽祭実行委員会 実行委員長の鈴木幸一がイタリア星勲章コンメンダトーレ章受勲”. 東京・春・音楽祭 (2017年10月16日). 2022年8月13日閲覧。
  10. ^ 令和2年度 文化功労者”. 文部科学省 (2020年11月3日). 2020年11月9日閲覧。
  11. ^ 東京・春・音楽祭実行委員会 実行委員長の鈴木幸一がオーストリア共和国有功大栄誉章受勲”. 東京・春・音楽祭 (2022年5月18日). 2022年8月13日閲覧。

関連項目

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ビジネス
先代
深瀬弘恭
インターネットイニシアティブ会長
第2代:2013年 -
次代
(現職)
先代
(新設)
インターネットイニシアティブ最高経営責任者
初代:2013年 -
次代
(現職)
先代
深瀬弘恭
インターネットイニシアティブ社長
第2代:1994年 - 2013年
次代
勝栄二郎
文化
先代
(新設)
東京・春・音楽祭実行委員会委員長
初代:2008年 -
次代
(現職)