那須野絢子

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那須野 絢子
誕生 1980年10月
日本の旗 静岡県焼津市
職業 学芸員
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
民族 大和民族
教育 修士(比較文化)
静岡県立大学
最終学歴 早稲田大学文学部卒業
静岡県立大学大学院
国際関係学研究科修士課程修了
主題 論説
評論
所属 焼津小泉八雲記念館
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那須野 絢子(なすの あやこ、1980年10月 - )は、日本文学者幻想文学)。学位修士(比較文化)静岡県立大学)。焼津小泉八雲記念館学芸員日本大学国際関係学部講師、静岡県立大学地域みらいづくりフェロー

来歴[編集]

生い立ち[編集]

1980年昭和55年)10月に生まれ[1]静岡県焼津市で育った[1][2]。上京し、同名の学校法人により設置・運営される早稲田大学に進学し[1][2]文学部にて学んだ[1][2]。在学中は、イギリス幻想文学について学び[2]小泉八雲の作品を読むようになる[2]。早稲田大学卒業に伴い、学士(文学)学位を取得した。研究職に就こうか迷ったものの[2]、卒業後は旅行会社に勤務することになった[2]

文学者として[編集]

その後、故郷である焼津市に焼津小泉八雲記念館が建てられることになり[2]学芸員を募集していたことから応募した[2]2007年平成19年)に焼津小泉八雲記念館が開館すると、それと同時に学芸員として勤務することになった[2]。以来、八雲の資料調査保存整理に取り組むとともに[2]、展示会の開催を手掛けている[2]。また、それと並行して、県と同名の公立大学法人が設置・運営する静岡県立大学大学院に進学し[2]国際関係学研究科にて学んだ[2]。その後、静岡県立大学の大学院における修士課程を修了した[3]。それに伴い、修士(比較文化)の学位を取得した。その後、同名の学校法人により設置・運営される日本大学にて、国際関係学部講師を非常勤で兼任した[2]。国際関係学部においては、主として英語イギリス文学原典講読といった講義を担当した[2]2020年令和2年)には、静岡県立大学より地域みらいづくりフェローの認定証が授与された[3]

専門[編集]

専門は文学であり、特に19世紀のイギリスにおける幻想文学の研究に取り組んでいた[1][2]。また、小泉八雲についても研究しており[1][2]、八雲の作品に対する他の文化人の影響などについて研究していた[4][5][6]。出身地である焼津市には[1][2]、かつて八雲が居住していたことから、小学校では八雲について習ったという[1]。ただ、その頃は八雲の作品の中でも「耳無芳一の話」や「雪女」に触れたくらいであり[2]、八雲の作品の研究に本格的に取り組んだのは大学生になってからである[2]

略歴[編集]

著作[編集]

主要な論文[編集]

  • 那須野絢子稿「『安芸之介の夢』と『不思議の国のアリス』――ラフカディオ・ハーンにみるルイス・キャロルの影響」『八雲』27号、小泉八雲顕彰会、2015年、27-34頁。ISSN 21862915
  • 那須野絢子稿「『漂流』裏の未紹介草稿」『八雲』27号、小泉八雲顕彰会、2015年、103-104頁。ISSN 21862915
  • 那須野絢子稿「ハーンのイギリス時代――追想と再考」『八雲』28号、小泉八雲顕彰会、2016年、31-42頁。ISSN 21862915
  • 那須野絢子稿「『漂流』裏未紹介草稿(2)」『八雲』28号、小泉八雲顕彰会、2016年、92-95頁。ISSN 21862915
  • 那須野絢子稿「焼津の海がハーンに与えた〈カタルシス〉」『八雲』29号、小泉八雲顕彰会、2017年、25-32頁。ISSN 21862915
  • 那須野絢子稿「ラフカディオ・ハーンのイギリス時代再考――イギリス時代の記憶をハーン文学に辿る」『国際関係研究』38巻1号、日本大学国際関係学部国際関係研究所、2017年10月、25-34頁。ISSN 13457861
  • 那須野絢子稿「ラフカディオ・ハーンとエミール・オルリック」『八雲』30号、小泉八雲顕彰会、2018年、50-55頁。ISSN 21862915
  • 那須野絢子稿「ハーン文学における音と音楽の変容」『八雲』31号、小泉八雲顕彰会、2019年、53-57頁。ISSN 21862915
  • 那須野絢子稿「ラフカディオ・ハーンと柳宗悦――共感と共生の異文化理解」『国際関係研究』39巻2号、日本大学国際関係学部国際関係研究所、2019年2月、57-64頁。ISSN 13457861
  • 那須野絢子稿「ハーン文学におけるルイス・キャロルの影響」『国際関係研究』40巻2号、日本大学国際関係学部国際関係研究所、2020年2月、37-44頁。ISSN 13457861

翻訳[編集]

  • ダミアン・フラナガン稿、那須野絢子翻訳「静岡――作家たちの隠れ家――The Japan Times Sep.25, 2016から」『八雲』29号、小泉八雲顕彰会、2017年、57-60頁。ISSN 21862915

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i 「異文化尊重の心伝え――焼津小泉八雲記念館学芸員那須野絢子さん(39)」『ひと・しずおか:異文化尊重の心伝え 焼津小泉八雲記念館学芸員 那須野絢子さん(39) /静岡 - 毎日新聞毎日新聞社2020年2月16日
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 「文学者の愛した焼津を伝える」『那須野 絢子 | やいづライフ焼津市2017年8月31日
  3. ^ a b c 「2020年度『健康長寿フェロー』および『地域みらいづくりフェロー』を認定」『2020年度「健康長寿フェロー」および「地域みらいづくりフェロー」を認定 | ニュース | 静岡県公立大学法人 静岡県立大学静岡県立大学2020年7月31日
  4. ^ 那須野絢子「『安芸之介の夢』と『不思議の国のアリス』――ラフカディオ・ハーンにみるルイス・キャロルの影響」『八雲』27号、小泉八雲顕彰会、2015年、27-34頁。
  5. ^ 那須野絢子「ラフカディオ・ハーンと柳宗悦――共感と共生の異文化理解」『国際関係研究』39巻2号、日本大学国際関係学部国際関係研究所2019年2月、57-64頁。
  6. ^ 那須野絢子「ハーン文学におけるルイス・キャロルの影響」『国際関係研究』40巻2号、日本大学国際関係学部国際関係研究所2020年2月、37-44頁。

関連人物[編集]

外部リンク[編集]