超限戦

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超限戦』(ちょうげんせん、中国語:超限战)とは1999年に発表された中国軍大佐の喬良王湘穂による戦略研究の共著である[1]

概要[編集]

中国空軍の喬良王湘穂はこれからの戦争をあらゆる手段で制約無く戦うものとして捉え、その戦争の性質や戦略について論考している。構成は第1部新しい戦争について、第2部作戦の新しい方法についての議論から成り立っていた。その中で喬良、王湘穂は25種類にも及ぶ戦闘方法を提案し、通常戦、外交戦、国家テロ戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、法律戦、心理戦、メディア戦などを列挙している。そしてそのような戦争の原理として総合方向性、共時性、制限目標、無制限手段、非対称、最小消費、多元的協調、そして全ての過程の調整と支配を挙げている。このような戦争は、別に中国に限らずグローバリゼーションの時代の戦争に特徴的なものであり、軍人と非軍人の境界もまたあいまい化する。超限戦は単に戦争手段の多様化を示すだけではなく、それに対応した安全保障政策や戦略の研究の必要を主張している。

参考[編集]

  • 『超限戦 21世紀の「新しい戦争」』(株式会社共同通信社、2001年)

脚注[編集]

  1. ^ 本書で使用された「超限戦」の類義語として「超限戦戦」、「無制限戦争」が使用されることがある。

関連項目[編集]