覆道

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新潟県道24号上のロックシェッド
度重なる揖保川の氾濫を克服すべく幾度もの回収が加えられた与位の洞門兵庫県宍粟市山崎町
長野県長野市国道406号の裾花洞門(左)と沢尻スノーシェルター(右)

覆道(ふくどう)とは雪崩落石土砂崩れから道路線路を守るために作られた、トンネルに類似の形状の防護用の建造物。道路用のものは「洞門」と呼ばれることが多い。他には覆い工、シェッド、シェードとも呼ばれる。対策のものはスノーシェッド対策のものはロックシェッドと言い、両者を兼ね備えるものもある。

概要[編集]

主に、海岸沿いや沿いでが道路や鉄道の近くまで差し迫ったところに作られる。トンネルの一種と捉える説もあるが、覆道の側は完全に吹き抜けになっていることが多い。トンネルに接続するものも多く見られるが、覆道とトンネルで断面が変わるためにすぐに見分けがつくことも多い。覆道は断面が長方形のものが多いのに対し、トンネルは円形のものが多い。屋根部分が完全に土砂に覆われているものもあるが、万が一のときのために作られた、山から数メートル離れたところに有る覆道もある。

通常鉄骨または鉄筋コンクリート製で相当な強度が求められる。上部は落石雪崩エネルギーを吸収または速やかに側方へ受け流す構造となっており、通行中の自動車列車安全確保を図っている。建設費用も莫大である。

参考文献[編集]

  • 『酷道をゆく 1、2』 イカロス出版、2008年

関連項目[編集]

景勝地になっているもの

外部リンク[編集]