花善

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株式会社 花善
Hanazen head office.jpg
本社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
017-0044
秋田県大館市御成町1-10-2
設立 1950年
業種 食料品
法人番号 4410001006091 ウィキデータを編集
事業内容 駅弁製造・販売・食堂営業
代表者 代表取締役社長 八木橋秀一
資本金 3762万円
売上高 4億8300万円(2017年2月期)
従業員数 52名
決算期 2月
外部リンク 公式ウェブサイト
特記事項:1899年11月15日創業。1946年に会社分割で花岡旅館から独立。
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花善の「鶏めし」

株式会社花善(はなぜん)は、JR東日本大館駅を拠点とする駅弁調製業者で、駅弁鶏めし(とりめし)は全国ネットテレビ番組で取り上げられるなど有名である。

歴史[編集]

  • 1899年明治32年)11月15日 - 大館駅が開業。これにあわせて、花岡旅館が駅弁の販売を開始。
  • 1945年昭和20年) - 鶏めしの原型が誕生する。当初は、食糧難の対策として考えられた賄い飯であった。
  • 1946年(昭和21年) - 弁当部門が花岡旅館から独立。商号は「花岡商店」。
  • 1947年(昭和22年) - 「鶏めし」を発売。当時の価格は80銭であった。
  • 1950年(昭和25年) - 株式会社化。
  • 1956年(昭和31年) - 食堂部門を設立し多角化。
  • 1976年(昭和51年) - 商号を「花善」に変更。
  • 2017年(平成29年)- 現社屋が竣工。
  • 2018年(平成30年)11月 - パリに現地法人のパリ花善を設立[1][2]
  • 2019年(令和元年)7月5日 - パリに路面店の「1899ToriMeshi」を開設[3][4]

鶏めし[編集]

厳選鶏肉の煮汁と砂糖醤油で独自製法で作った炊き込みご飯に鶏肉の甘辛煮を乗せ、鶏肉のうまみがご飯に適度に染みこんでさらにうまみを増す[5]。弁当としては発売開始当時とかわらずシンプルで、大館駅名物の駅弁である。

販売当初は、大館駅の駅弁として駅構内の立ち売りを行っていたが、立ち売りの廃止とともに大館駅構内へ配達または近隣のスーパーや駅の売店(コンビニ)などで販売する形態になった。また、すべて大館本店で調製し輸送しており、遠方にある店舗の販売開始時刻は遅い。

JR東日本の東日本駅弁総選挙 「駅弁味の陣 2015」 において、「駅弁大将軍」(アンケートで投票数および総合評価が最も高かった駅弁)に選ばれた[6]。翌年の「駅弁味の陣 2016」でも、「駅弁大将軍」に選出される[7]

種類[編集]

弁当は具材によって5種類用意され、上の3つは受注生産で予約が必要である。

  • スペシャル鶏めし弁当(5個以上からの受付)
  • 彩華鶏めし弁当(5個以上からの受付)
  • 鶏めし玉手箱(1個から受付)
  • 比内地鶏の鶏めし弁当
  • 鶏めし弁当

購入方法[編集]

発売当初からの製法を守り続けているため合成保存料などはいっさい使われておらず[8]、消費期限などの問題から通信販売は行っていない。

その他[編集]

  • 2月中旬に開催される大館市「大館アメッコ市」では、販売ブースが設置され「鶏めし」が販売される。
  • 寝台特急あけぼの」の定期運行終了1ヶ月前から、パッケージに「さよなら 寝台特急あけぼの」と書かれた特別バージョンの弁当(中身は変わらず)を販売していた[9][10]

新社屋[編集]

2017年4月に完成した新社屋には、顔の見える接客が可能になるよう従来より座数を減らしたお食事処を設置。鶏めしを含むメニューを提供している。営業時間は10:00 - 14:30。

また、新社屋には売店や製造ラインの見学スペース、同社の歩みを紹介するギャラリーも配した[11]

脚注[編集]

  1. ^ “鶏めし花善、パリに法人設立 現地社員に若手女性抜てき”. 秋田魁新報. (2019年1月8日). https://www.sakigake.jp/news/article/20190108AK0008/ 2019年1月27日閲覧。 
  2. ^ “大館の「鶏めし」パリ進出、駅弁文化定着狙う 花善が現地法人設立”. 河北新報. (2019年1月16日). https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201901/20190116_42005.html 2019年1月27日閲覧。 
  3. ^ “駅弁「鶏めし弁当」の花善、パリに路面店”. 日本経済新聞. (2019年7月4日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46966380U9A700C1L01000/ 2019年7月7日閲覧。 
  4. ^ “「鶏めし弁当」花善パリ店オープン 駅弁文化を世界に発信”. 秋田魁新報. (2019年7月5日). https://www.sakigake.jp/news/article/20190705AK0030/ 2019年7月7日閲覧。 
  5. ^ “この駅この味 鶏めし(秋田・大館駅)”. 日本経済新聞(夕刊) (東京都: 日本経済新聞社): p. 6(タウンビート 味文化). (2004年6月19日) 
  6. ^ “東日本 駅弁総選挙 「駅弁味の陣 2015」 結果発表!” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2015年12月10日), http://www.jreast.co.jp/press/2015/20151209.pdf 2015年12月21日閲覧。 
  7. ^ “秋田の駅弁「鶏めし」が連覇達成 JR東の人気投票”. 日本経済新聞. (2016年12月15日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASFB14H5J_U6A211C1L01000/ 2019年1月27日閲覧。 
  8. ^ 保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤 (V.C)、漂白剤次亜硫酸Na)や着色料カロチノイドなど)などは使われている。
  9. ^ 大館 鶏めし 花善 お知らせ”. 花善. 2014年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月8日閲覧。
  10. ^ “寝台特急「あけぼの」の花道飾る「鶏めし」車内販売復活”. 河北新報. (2014年3月6日). オリジナルの2015年3月8日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140308060607/http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201403/20140306_25003.html 2014年3月8日閲覧。 
  11. ^ “注目企業 変わらぬ味を守り続ける 株式会社花善 大館市”. あきた経済. 秋田経済研究所. (2017年11月). http://www.akitakeizai.or.jp/journal_index/data/2017462_tyumoku.pdf 2019年1月27日閲覧。 

外部リンク[編集]

座標: 北緯40度17分14.7秒 東経140度33分25.2秒