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ソルビン酸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ソルビン酸
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ECHA InfoCard 100.003.427 ウィキデータを編集
E番号 E200 (防腐剤)
性質
C6H8O2
モル質量 112.12 g/mol
融点 135 ℃
沸点 228 ℃ (分解)
酸解離定数 pKa 4.76 (25 ℃)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

ソルビン酸(ソルビンさん、sorbic acid)は不飽和脂肪酸であり、IUPAC名は2,4-ヘキサジエン酸(2,4-hexadienoic acid) である。カビ酵母好気性菌に対して静菌効果があり、保存料としてかまぼこなどの魚肉練り製品ソーセージに使用されるほか、カリウム塩であるソルビン酸カリウムケチャップスープ果実酒乳酸菌飲料などに使用される。

分子式は C6H8O2、分子量は112.13、融点133.0 - 135.0℃、白色結晶。CAS登録番号は110-44-1。

1859年ナナカマドの一種 (Sorbus aucuparia) の未熟な果実から発見された。工業的にはクロトンアルデヒドケテンを反応させてソルビン酸を得ている。

厚生省は天然に存在しない添加物に分類している[1]

静菌効果はpHにより大きく変化し、酸性(pH小)側で強い。食品添加物公定書に食品ごとの使用量上限が定められている。

脚注

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  1. ^ 厚生省「表5 食品添加物の年齢別摂取量」マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査 (平成12年12月14日 厚生省) (日本食品化学研究振興財団)

関連項目

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