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神武寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神武寺
薬師堂(本堂)
所在地 神奈川県逗子市沼間2丁目1402
位置 北緯35度18分14.19秒 東経139度36分21.52秒 / 北緯35.3039417度 東経139.6059778度 / 35.3039417; 139.6059778
山号 醫王山[1](いおうざん)
院号 来迎院[1]
宗派 天台宗[1]
本尊 薬師三尊
創建年 伝・神亀元年(724年
開基 伝・行基[1]聖武天皇(勅願)
中興 慈覚[1]
正式名 醫王山 来迎院 神武寺
札所等 かながわの景勝50選
法人番号 8021005007888 ウィキデータを編集
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神武寺(じんむじ)は神奈川県逗子市沼間にある天台宗寺院である。山号は医王山。詳しくは医王山来迎院神武寺(いおうざん らいごういん じんむじ)という。

周囲は鷹取山と同様、第三紀凝灰岩の岩場に囲まれ、森林の中にあるため気温が低く、従って相対湿度が高いため、シダ類昆虫が多い。

逗子八景の1つ。『逗子市歌』の歌詞にも披露山田越川などと共に登場する[2]

歴史

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縁起によれば神亀元年(724年)、聖武天皇の命で行基が創建し、平安時代円仁が再興したというが、定かでない。

吾妻鏡』承元3年(1209年)5月15日条には、源実朝がこの日「神嵩と岩殿観音堂」に参詣したことが見える[3]。このうち「神嵩」は神武寺、「岩殿観音堂」は岩殿寺を指す。

伽藍

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  • 薬師堂(本堂) - 慶長3年造立[4]。本尊の薬師三尊像は秘仏で、正式の開帳は33年に一度とされているが、毎年12月13日の煤払いの日の午前中にも開扉が行われる。
  • 客殿
  • 楼門
  • 総門
  • 鐘楼

文化財

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交通

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脚注

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  1. ^ a b c d e 新編相模国風土記稿 1932, p. 229.
  2. ^ 逗子市歌
  3. ^ 新編相模国風土記稿 1932, p. 230.
  4. ^ a b c d 神奈川県文化財目録 市町村別
  5. ^ 渡辺一夫『アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか:樹木19種の個性と生き残り戦略』築地書館、2017年。ISBN 9784806715368  pp.172-181.

参考文献

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外部リンク

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