神武寺
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神武寺 | |
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薬師堂(本堂) | |
所在地 | 神奈川県逗子市沼間2丁目1402 |
位置 | 北緯35度18分14.19秒 東経139度36分21.52秒 / 北緯35.3039417度 東経139.6059778度 |
山号 | 醫王山[1](いおうざん) |
院号 | 来迎院[1] |
宗派 | 天台宗[1] |
本尊 | 薬師三尊 |
創建年 | 伝・神亀元年(724年) |
開基 | 伝・行基[1]、聖武天皇(勅願) |
中興 | 慈覚[1] |
正式名 | 醫王山 来迎院 神武寺 |
札所等 | かながわの景勝50選 |
法人番号 | 8021005007888 |
神武寺(じんむじ)は神奈川県逗子市沼間にある天台宗の寺院である。山号は医王山。詳しくは医王山来迎院神武寺(いおうざん らいごういん じんむじ)という。
周囲は鷹取山と同様、第三紀の凝灰岩の岩場に囲まれ、森林の中にあるため気温が低く、従って相対湿度が高いため、シダ類や昆虫が多い。
逗子八景の1つ。『逗子市歌』の歌詞にも披露山、田越川などと共に登場する[2]。
歴史
[編集]縁起によれば神亀元年(724年)、聖武天皇の命で行基が創建し、平安時代、円仁が再興したというが、定かでない。
『吾妻鏡』承元3年(1209年)5月15日条には、源実朝がこの日「神嵩と岩殿観音堂」に参詣したことが見える[3]。このうち「神嵩」は神武寺、「岩殿観音堂」は岩殿寺を指す。
伽藍
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客殿
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楼門
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総門
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鐘楼
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表参道(神武寺・鷹取山ハイキングコース)
文化財
[編集]- 薬師堂(建造物、県指定文化財[4])
- 絹本着色大威徳明王像(絵画、県指定文化財[4])
- 絹本着色千手観音像(絵画、県指定文化財[4])
- 神武寺のなんじゃもんじゃ - かながわの名木100選に選ばれたホルトノキの大木。樹名が分からなかったため「なんじゃもんじゃ」と名付けられた[5]。
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なんじゃもんじゃ
交通
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 新編相模国風土記稿 1932, p. 229.
- ^ 逗子市歌
- ^ 新編相模国風土記稿 1932, p. 230.
- ^ a b c d 神奈川県文化財目録 市町村別
- ^ 渡辺一夫『アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか:樹木19種の個性と生き残り戦略』築地書館、2017年。ISBN 9784806715368。 pp.172-181.
参考文献
[編集]- 「衣笠庄 神武寺」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之109村里部三浦郡巻之3、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/121。