男なら (軍歌)

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男なら宣伝用ポスター

男なら(おとこなら)は1937年(昭和12年)4月にキングレコードから発売された軍歌戦時歌謡。吹き込み歌手は、林伊佐緒樋口静雄近衛八郎である。作詞は西岡水朗、作曲は草笛圭三

民謡「男なら」との関係[編集]

山口県萩市とその周辺で謡われている民謡男なら」が当時音丸のレコードで全国的に有名になっていたが、それに目をつけて新しく作られた歌である。詞曲ともに民謡「男なら」とは全く別のものであり、民謡「男なら」が元歌というわけではない。また「男なら」の意味も全く異なり、民謡の場合は「私は女だがもしも男であったなら」であり、この歌の場合は「男であるからには」の意味である。

リバイバル[編集]

後年、戦時色のある歌詞を改変して和田弘とマヒナスターズが歌い、こちらもヒットした。昭和30年代から40年代初頭までのリバイバルブームで、例えば島倉千代子が「新妻鏡」(オリジナルは霧島昇二葉あき子)をカバーしたり、フランク永井が「君恋し」をカバーしたりしたが、この歌も同じである。高倉健も歌詞を一部変更して歌っている。

2009年、鮫島琉星による新たな歌詞をつけた「男なら〜平成節」を英二郎&クロス合唱団が歌い、シングル「三つで五百円〜望郷編」のカップリングに収録した。2010年6月29日付のレコチョク演歌・歌謡曲チャート、2010年6月30日付のUSEN調べによる有線リクエストチャートの演歌・歌謡曲部門で1位を獲得した[1]2011年には、西方裕之がカバーし、レコチョクの着うたランキング・演歌部門で1位を獲得した[2]。同年には、栗田けんじも「男なら〜平成節」をカバーしている。

佐野史郎の主演ドラマ「誰にも言えない」の台詞にも歌の一節が使われている。

脚注[編集]