江陵線KTX

江陵線KTX
概要
現地表記	강릉선 KTX
種別	高速鉄道
系統	KTX
起終点	幸信駅（京畿道 高陽市） 江陵駅（江原特別自治道 江陵市） 東海駅（江原特別自治道 東海市）
駅数	15
路線	京義線 京釜線 京元線 中央線 京江線 嶺東線
運営
開業	2017年12月22日
運営者	韓国鉄道公社
路線諸元
路線総延長	223.2km ソウル - 江陵 259.9km ソウル - 東海
路線数	2 (複線)
軌間	1,435mm
電化	架空電車線 交流25,000 V
運行速度	250 km/h (160 mph)

江陵線KTXは、ソウル特別市のソウル駅・清涼里駅と江原特別自治道江陵市の江陵駅・東海市の東海駅を結ぶ韓国高速鉄道の運行系統である。全区間左側通行である。

沿革

• 2017年12月22日：京江線開通とともに運行開始
• 2018年4月16日：名称を京江線から江陵線に変更
• 2020年3月2日：江陵三角線完工と同時に東海駅方面運行系統新設
• 2021年8月1日：全列車をKTX-イウムで運行
• 2022年3月31日：江陵線KTX-イウムを幸信駅へ延長運行
• 2022年7月31日：週末限定で一部列車徳沼駅追加停車開始

駅一覧

路線	駅名（ハングル）	駅名（漢字）	駅名（ローマ字）	駅間距離(km)	営業距離(km)	接続路線	所在地		備考
京義線	행신	幸信	Haengsin	-	-14.9	首都圏電鉄京義・中央線	京畿道	高陽市
京釜線	서울	-	Seoul	0.0	0.0	京釜高速線 京釜線 京義線 仁川国際空港鉄道 首都圏電鉄1号線 首都圏電鉄京義・中央線	ソウル特別市	龍山区
中央線	청량리	淸凉里	Cheongnyangni	15.9	15.9	京元線 中央線 首都圏電鉄京春線 首都圏電鉄水仁・盆唐線		東大門区
	상봉	上鳳	Sangbong	4.0	19.9	首都圏電鉄京義・中央線 首都圈電鉄京春線		中浪区	忘憂駅接続
	덕소	德沼	Deokso	13.2	33.1	首都圏電鉄京義・中央線	京畿道	南楊州市
	양평	楊平	Yangpyeong	30.7	63.8	首都圏電鉄京義・中央線		楊平郡
	서원주	西原州	Seowonju	38.5	102.3	中央線	江原特別自治道	原州市
京江線	만종	萬鍾	Manjong	5.4	107.7
	횡성	橫城	Hoengseong	18.3	126.0			横城郡
	둔내	屯內	Dunnae	20.6	146.6
	평창	平昌	Pyeongchang	20.0	166.6			平昌郡
	진부(대오산)	珍富(五臺山)	Jinbu(Odaesan)	16.3	182.9
	강릉	江陵	Gangneung	40.3	223.2			江陵市
嶺東線	정동진	正東津	Jeongdongjin	48.1	231.0
	묵호	墨湖	Mukho	22.9	253.9			東海市
	동해	東海	Donghae	6.0	259.9	嶺東線

特徴

• 中央線西原州駅と嶺東線江陵駅を結ぶ区間は準高速線でKTX運行のため、時速250km/hで運行している。
• 既存の太白線と嶺東線の運行系統は清涼里駅を終始着駅とするが、KTXの運行系統はソウル駅を終始着駅とする。一部のKTXは短縮運行で清涼里駅着発である。
• 2018年平昌冬季オリンピック期間中、KTXは片道51回運行され、当時仁川空港2ターミナル駅から珍富駅まで97分かかった。
• 全区間のうち62.5％の75.5kmがトンネル区間である。そのうち、大関嶺トンネルは長さが21.755kmと大韓民国で2番目に長いトンネルであり、2015年11月30日に開通した。
• 江陵駅を除く5つの歴史旅客案内表紙に森、葉をモチーフに茶色が適用された。
• 平昌冬季オリンピックの時期は仁川国際空港発KTXと連携してオリンピック観光客の輸送手段となった。
• KTXの受益地域を江原道地域に拡張した。2020年には東海市も受益地域に含まれた。