淡島 (沼津市)

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淡島
Awa Island from Mount Hottanjo.JPG
発端丈山から望む淡島
座標 北緯35度01分59.22秒
東経138度53分15.50秒
面積 0.165 km²
海岸線長 2.2 km
最高標高 137 m
所在海域 駿河湾
所属国・地域 日本静岡県沼津市
地図
淡島 (沼津市)の位置(静岡県内)
淡島 (沼津市)
淡島 (沼津市) (静岡県)
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淡島(あわしま)は、静岡県沼津市にある駿河湾の湾奥にある内浦湾と江浦湾の境となっている。淡島は海底火山の地下にあった火道が隆起し侵食されて現れたもので[1]、これは至近の静浦山地の山々と同じ成因である。

概要[編集]

かつては無人島であり、1940年第二海軍技術廠の「音響兵器部 淡島臨海実験場」という軍事施設が設置されたが終戦に伴い撤去され、その後少数の漁民などが定住するようになる。

1980年代に東京相和銀行のオーナー長田庄一が淡島全体をリゾート開発することになり、運営会社を立ち上げて1984年に水族館・プール・パターゴルフ場(現在廃止)を中心とした「淡島海洋公園(現あわしまマリンパーク)」が開業した[要出典]。日本では珍しい海上ロープウェー(全長330m、現在老朽化により休止中)や小型船舶を使って本土と往来する。80年代までのロープウェイには、和風の駕籠に似たゴンドラが使用され異彩を放っていた。

淡島ホテル
周辺環境。駿河湾の湾奥と淡島

1991年には長田のバブルの象徴とも言える超高級リゾートホテルである淡島ホテルが開業した。このためホテル従業員が島内に在住しているが、無人島扱いである。

1999年に東京相和銀行は経営破綻したが、マリンパークに関しては運営会社を移転している。

リゾート開発の過程で弥生時代の遺跡が発見され、土器が出土している。島の山頂には淡島神社が置かれている他、珍しい昆虫なども島内に生息し、散策だけでも楽しめるようになっている。

あわしまマリンパーク[編集]

あわしまマリンパーク
Awashima MARINE PARK
北側の静浦漁港から望む淡島、北端に淡島ホテル、北東岸にあるあわしまマリンパーク(2016年3月1日撮影)
淡島の北東岸にある「あわしまマリンパーク」
施設情報
正式名称 あわしまマリンパーク
愛称 あわしま
前身 淡島海洋交園[2]
専門分野 水族館
事業主体 民間
管理運営 株式会社淡島アイランドリゾート→株式会社淡島マリンパーク
開館 1963年
所在地 410-0022
日本の旗 日本静岡県沼津市内浦重寺186
位置 北緯35度2分2.5秒 東経138度53分26.8秒 / 北緯35.034028度 東経138.890778度 / 35.034028; 138.890778座標: 北緯35度2分2.5秒 東経138度53分26.8秒 / 北緯35.034028度 東経138.890778度 / 35.034028; 138.890778
公式サイト www.marinepark.jp
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内浦湾の南側から望む富士山、淡島と鷲頭山

1963年(昭和38年)7月淡島海洋として開業、1984年(昭和59年)4月あわしまマリンパークに改称した[2]

現在は「来て!見て!触って!!淡島体験」をキャッチコピーに、水族館・ドッグショー(2008年9月で中止)・プール・売店・レストランなどで構成されている。

島へは以前はロープウェイで渡っていましたが廃止されたため2016年10月末現在は連絡船で渡る。

そのため一般客は基本的にマリンパークの入場券や釣り会員権(2009年12月で休止)を購入しないと淡島へ渡れないようになっている。

(連絡船は2016年10月末現在、タイアップアニメ「ラブライブサンシャイン!」の塗装がされたものが運航中。)

北側の淡島ホテルは宿泊客以外立入りが出来ない。本土側駐車場付近に「ホテルマリンパーク」というウィークリーマンション風のビジネスホテルが設置されている。

2002年頃より公式サイトを通じての情報発信が活発で、トレーナー(飼育係)や現職館長・前職館長それぞれの公式ブログも開設されている。

2011年7月1日付けで日本動物園水族館協会に加盟。

入園料は、2016年10月末現在、大人(中学生以上)1800円、小人(小学生以下)900円。(料金はいずれも税込)

入園料には往復の乗船、水族館やカエル館の入館、イルカやアシカショーの観覧料金が含まれている。

駐車場は入園料とは別に一日500円。

沼津駅からバス利用者用に往復のバス乗車券と入園引換券がセットになった「あわしまマリンパック」を販売中で、

大人(中学生以上)2130円、小人(小学生以下)1070円。(料金はいずれも税込)

主な施設[編集]

  • 淡島水族館
    屋内型の水族館で、駿河湾の魚を中心に展示している。
  • アシカショープール
  • アザラシ水槽(ゴマフアザラシ
  • アシカプール(カリフォルニアアシカ
  • イルカプール(バンドウイルカ
    駿河湾上に仕切り棚を設置した構成となっている。そのため海のゴミなどが漂着し、プール内のイルカが誤って食べて死んでしまうケースが過去にあった。
  • ペンギンプール(2003年よりフンボルトペンギンを展示)
  • カエル館 - カエルの展示種数日本一を誇る。2005年春から「世界のカエル展」としてスタート今では、珍しいカエルの繁殖にも成功している。淡島ではなく、対岸の港側にあったが、2008年11月21日に淡島島内移設完了し、建物一つ全てが「カエル館」となり展示種数が45種以上120匹を誇り日本一となった。
  • ドッグショー - 2008年10月中止
  • レストラン - パーク内に海鮮丼「レストラン離宮『Mr.丼亭」』、軽食「うみねCafe」

        2016年10月末現在、海鮮丼やラーメンに付属される海苔をタイアップアニメ「ラブライブサンシャイン!」キャラクター9人の中から1人(1枚)を選ぶ事が可能。

  • 土産物店 - 公式マスコットキャラクター「しまたろう」「淡島うみね」やタイアップアニメ「ラブライブサンシャイン!」のキャラクターグッズを販売中。
  • 陶芸の里
  • プール(ウォータースライダー付) - 夏季のみ営業
  • 海水プール - 夏季のみ営業
  • 釣り堀

マスコットキャラクター[編集]

あわしまマリンパークのオリジナルキャラクターは、淡島をモチーフにしたしまたろう(男)とウミウシをモチーフにした淡島うみね雌雄同体[3]である。

このうち、淡島うみねについては「もえしょくプロジェクト」により、2015年1月5日 - 3月10日に公募され[4]、7月にグランプリ作品がデビューしたものである[5]

脚注[編集]

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  1. ^ 出典: 淡島 - 伊豆半島ジオパーク、2016年11月閲覧
  2. ^ a b 鈴木克美「静岡県における水族館の歴史と将来展望 (PDF) 」 、『東海大学博物館研究報告“海・人・自然”』第5号、2003年3月、 21-22頁、2014年6月11日閲覧。“10. 淡島海洋交園(あわしまマリンパーク)”
  3. ^ モチーフとなっているウミウシが雌雄同体である。
  4. ^ あわしまマリンパーク ウミウシ 擬人化”. 静岡もえしょくプロジェクト 富士山本部. 2016年5月4日閲覧。
  5. ^ 雌雄同体の萌えキャラ! あわしまマリンパークの淡島うみねちゃんが色々気になる”. ねとらぼ. ITmedia (2015年9月14日). 2015年10月13日閲覧。

関連項目[編集]

  • 淡島ホテル
  • ウルトラQ - 海上ロープウェイが第2話『ゴローと五郎』冒頭で巨大猿に襲撃されている。
  • ラブライブ! サンシャイン!! - あわしまマリンパーク内のカエル館が松浦果南の家として、淡島ホテルが小原鞠莉の家として登場。このほかPRの一環として、連絡船1隻をAqours仕様に改装。
  • 伊豆・三津シーパラダイス - 淡島から1.3kmほどの距離にある水族館。
  • 大瀬崎- 淡島と同じく戦時中に「大瀬崎臨海実験場」が設置されていた。

外部リンク[編集]