横山展望台

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横山
登茂山展望台から望む英虞湾に浮かぶ天童島、土井ヶ原島、賢島などの島々と横山(2014年12月15日)
登茂山展望台から望む英虞湾に浮かぶ島々と横山
標高 203.23[1] m
所在地 日本の旗 日本
三重県志摩市阿児町鵜方浜島町迫子
位置 北緯34度19分27.9秒 東経136度47分16.9秒 / 北緯34.324417度 東経136.788028度 / 34.324417; 136.788028座標: 北緯34度19分27.9秒 東経136度47分16.9秒 / 北緯34.324417度 東経136.788028度 / 34.324417; 136.788028
山系 志摩丘陵
Project.svg プロジェクト 山
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横山展望台(よこやまてんぼうだい)は志摩半島南部にある展望台標高203 mの横山に設置されている。横山の名は、沖合からこの山を眺めると横長に見えるからとされる[2]

本記事では横山および横山に設置されている他の展望台についても記述する。

概要[編集]

所在は三重県志摩市阿児町鵜方875-20番地。駐車場からスロープが整備されており、車いすで行くことができる[3]。以前は売店があった[4]。標高は140m[5]。南側(英虞湾側)に眺望が開ける[6]。英虞湾に浮かぶ無数の真珠養殖筏や大小さまざまな島々を見ることができる[7]

展望台の周辺や遊歩道では、ウバメガシアセビトベラの群生が見られる[4][7]。展望台からの夕日の眺めが良いといわれている[8]。『ミシュラン・グリーンガイド』では一つ星を獲得している[9]高浜虚子はここからの風景を「松島以上」と評した[10]

周辺にはパノラマ展望台(168m)・見晴展望台(180m)・英虞湾展望台(177m)も設置されている[9]。見晴展望台は横山展望台より広い270度の視界が開け、伊勢神宮の宮域林(神宮林)から先志摩半島の先端の志摩町御座まで望むことができ、天候が良ければ富士山御前崎赤石山脈(南アルプス)が見えることがある[9]

横山[編集]

横山展望台からの風景

横山は三重県志摩市阿児町鵜方と同市浜島町迫子の境にある山[7]。旧志摩郡阿児町の最高峰であった[5]。標高203mで南側に英虞湾、東側に太平洋、西側に紀伊山地熊野灘を望む[11]地質的には四万十層群に含まれる[7]。中腹部に横山石神神社が鎮座する[7]。山は志摩市の市有地であるが、1957年(昭和32年)に当時の阿児町が当時の環境庁に貸与し、同庁によって登山道や遊歩道が整備された[12]1967年(昭和42年)には「鵜方笑おう会」によって500本のサクラが植樹された[12]。山頂には三等三角点(基準点名「浅間山」、標高203.23 m)が設置されている[1]

山の北側に「創造の森」がある。これは1993年(平成5年)度から三重県が生活環境保全林整備事業として整備し始めたもので、1996年(平成8年)5月4日に開園した[12]。園内面積は25.5ha[12]芝生広場・ハナショウブ園・シバザクラの丘などがある[8]

1999年(平成11年)には環境庁により「横山ビジターセンター」が登山口に設置された[5]木造平屋・床面積477m2建築物で総工費は3億7500万円、横山のみならず、伊勢志摩国立公園全体の情報提供を行うほか「自然に触れ合う運動」の拠点となっている[5]

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2014年12月28日閲覧。
  2. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編(1983):1104ページ
  3. ^ ばりふり調査 横山展望台(志摩市阿児町鵜方)-ばりふりっと鳥羽〜ぬくとまるバリアフリー観光地〜”. 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター (2008年4月14日). 2016年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月3日閲覧。
  4. ^ a b 阿児町史編纂委員会 編(2000):308ページ
  5. ^ a b c d 阿児町史編纂委員会 編(2000):8ページ
  6. ^ 志摩市市長公室 編(2012):裏表紙
  7. ^ a b c d e 寺尾(1985):137ページ
  8. ^ a b 近畿日本ツーリスト出版センター(2005):123ページ
  9. ^ a b c 環境省"横山園地の整備"<ウェブ魚拓>(2012年12月28日閲覧。)
  10. ^ 遠藤健司「のんびり行こう みえ鉄道の旅2008 (7) 近鉄志摩線 後世に残したい青い海」中日新聞2008年5月6日付朝刊、三重版10ページ
  11. ^ 阿児町史編纂委員会 編(2000):8、308ページ
  12. ^ a b c d 阿児町史編纂委員会 編(2000):303ページ
  13. ^ 遠藤健司「のんびり行こう みえ鉄道の旅2008 (7) 近鉄志摩線 後世に残したい青い海」中日新聞2008年5月6日付朝刊、三重版10ページ

参考文献[編集]

  • 阿児町史編纂委員会 編『新版 阿児町史』阿児町、平成12年3月15日、931pp.
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 24三重県』角川書店、昭和58年6月8日、1643pp.
  • 志摩市市長公室 編『広報しま 2012年9月号』志摩市市長公室、2012年9月、27p.
  • 寺尾幸晃(1985)"先志摩台地と英虞湾をめぐる"三重地理学会 編『三重県の地理散歩』(荘人社、昭和60年1月20日、193p. ISBN 4-915597-02-4 ):135-139.
  • 『'05-'06 伊勢 鳥羽 志摩 松阪』ツーリスト情報版255、近畿日本ツーリスト出版センター、2005年3月31日、167pp. ISBN 4-87638-755-9

関連項目[編集]

外部リンク[編集]