コンテンツにスキップ

森本龍石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
森本 龍石
(もりもと りゅうせき)
生誕 (1940-08-03) 1940年8月3日
大東市
死没 (2017-12-13) 2017年12月13日(77歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 奈良教育大学
著名な実績 書道
代表作
配偶者 森本子星
活動期間 1956 - 2017

森本 龍石(もりもと りゅうせき、1940年8月3日 - 2017年12月13日)は、日本の書道家。

斬新でモダン書道スタイルを作り上げ、国際交流に力を注ぎ世界各国で書の普及につとめた。特にブラジルロシアウクライナキルギス韓国での活動が活発だった。2001年よりモスクワ現代美術館が森本龍石作品をピカソシャガール作品と同室に常設展示。

学歴

[編集]

役職

[編集]

略歴

[編集]
  • 1975年
  • 1983年
    • 書道親善使節団として北京・西安・上海などを訪れる
  • 1987年
  • 1988年
    • 日本現代書法海外展で北京・上海店に出品
  • 1990年
  • 1992年
    • 国語学者・金田一春と共に本居長世作曲の童謡をモチーフに北辰書道会代表作家展を東京で開催
  • 1994年
    • 毎日書道展運営委員・毎日書道展会員賞選考委員
  • 1997年
    • サンパウロにて個展。第五回国際高校生選抜書展の開催を手伝う。
  • 1998年
  • 2000年
    • キルギス国立美術館で現代日本の書・森本龍石展を開催、124点を同美術館に収蔵
    • ロシア国立東洋美術館で現代日本の書・森本龍石展を開催、74点を同美術館に収蔵
    • 現代日本の書・ロサンゼルス展に出品(主催・毎日新聞社
    • 現代日本の書・ベルリン展に出品(主催・毎日新聞社
  • 2001年
    • 守口京阪百貨店で森本龍石書の世界展を開催。モスクワ現代美術館が森本龍石作品をピカソシャガール作品と同室に常設展示。キルギス国立美術館が森本龍石作品を常設展示
  • 2002年
    • 毎日現代書 新春100人展出品 (主催・毎日新聞社)。・ロシアの著名な画家、マイ・ミトゥーリッチと共に芭蕉の句をテーマに書画2人展をロシア国立東洋美術館で開催
    • 「日中初夏100人展」出品(中国、日本各代表50人)東京で開催
    • 「日中初夏100人展」出品(中国、日本各代表50人)北京で開催。ウクライナ国立美術館主催「現代の書 森本龍石書の世界展」開催
    • 在大阪ロシア総領事館主催「書道二人展」開催(マイ・ミトゥーリッチ、森本龍石)。ロシア国立美術アカデミーより「名誉会員」の称号を授与される
    • 大阪リーガロイヤルギャラリーにて「書画二人展」開催(ロシアよりマイ・ミトゥーリッチ来日)
    • キルギス政府より「文化功労賞」を授与される
  • 2003年 
    • キルギス国立大学名誉教授」に就任。
    • ロシア国立芸術アカデミー美術館主催マイ・ミトゥーリッチと200点の書道展開催。
    • ロシア国立プーシキン美術館 森本龍石の書作品34点収蔵。
    • ロシア国立芸術アカデミー美術館 森本龍石の書作品66点収蔵。
    • ロシア国立芸術アカデミーに屏風3点収蔵。
  • 2004年
  • 2005年
  • 2006年
  • 2008年
  • 2009年
    • ロシア国立プーシキン美術館にて「書」の講習
    • 在キルギス日本大使館・キルギス政府・キルギス国立美術館・ドイツ大使館主催。「西と東の対話・シルクロード展」に出品(於・キルギス国立美術館)
    • ロシア国立プーシキン美術館に森本龍石の書17点収蔵。既収蔵作品34点
  • 2011年
    • ロシア、サンクトペテルブルクの国立科学アカデミーロシア文学研究所・プーシキンドームにて「森本龍石書展」開催(オネーギンをテーマに)作品80点収蔵
  • 2012年
  • 2013年
  • 2017年
    • 12月13日、腎不全のため死去。77歳没[1]

作品

[編集]

指導

[編集]

北辰書道会をベースに多くの弟子や生徒に指導を行っている。外国人の生徒もいて、1人がRAIRYUウクライナ語版ウクライナ出身)という書家名でプロになっている。

脚注

[編集]
  1. ^ 訃報 森本龍石さん77歳=毎日書道会参事”. 毎日新聞 (2017年12月13日). 2017年12月13日閲覧。

外部リンク

[編集]