林啓介
阪神時代(2013年6月5日、阪神鳴尾浜球場) | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 福井県鯖江市 |
生年月日 | 1987年9月7日(37歳) |
身長 体重 |
184 cm 78 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2005年 高校生ドラフト2巡目 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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林 啓介(はやし けいすけ、1987年9月7日 - )は、福井県鯖江市出身の元プロ野球選手(投手)。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]福井県鯖江市出身。福井県立福井商業高等学校時代はエースとして2005年の甲子園に春・夏連続出場。チームメイトだった齊藤悠葵と共に「右の林、左の齊藤」のツインタワーと称される一方で、春の大会では、ストレートが最速で145km/hを記録した[1]。
同年の高校生ドラフト会議で千葉ロッテマリーンズに2巡目で指名を受けて入団[1]。「入団後数年後に先発ローテーションの柱となる素材」として期待された[1]。なお、このドラフトでは齊藤も広島東洋カープからの3巡目指名を受けて入団している。
ロッテ時代
[編集]2006年には、イースタン・リーグで公式戦12試合に登板。0勝0敗、防御率6.75という成績を残した[2][3]。シーズン終了後には、この年から9年振りに再開された ハワイ・ウィンターリーグへ派遣された[4]。
2007年には、イースタン・リーグ公式戦7試合に登板。0勝2敗、防御率9.18に終わった[4][5]。
2008年には、イースタン・リーグ公式戦5試合の登板で、0勝0敗、防御率11.81[6][7]。素材の高さを評価される一方で、制球力の悪さを指摘されていた[6]。
2009年には、一・二軍を通じて、公式戦への登板機会がなかった[8][9]。しかし、2010年には、イースタン・リーグの公式戦で25試合に登板。シーズン通算の成績こそ1勝3敗7S、防御率8.00[10][11]であったが、フレッシュオールスターゲームにはイースタン選抜の一員として初めて登板した[10]。
2011年には、イースタン・リーグの公式戦で、入団以来自己最多の30試合に登板。0勝2敗0Sながら、防御率は自己最高の3.27を記録した[12][13]。
2012年には、イースタン・リーグの公式戦14試合に登板。0勝1敗0S、防御率4.50の成績を残した[14][15]が、一軍へ昇格する機会のないまま、10月7日に戦力外を通告された[16]。
阪神時代
[編集]ロッテからの戦力外通告後に12球団合同トライアウトを受験。2012年12月5日に、阪神タイガースが育成選手としての契約したことを発表した[17]。背番号は117。
2013年には、7月23日に支配下登録選手へ復帰するとともに、背番号を98に変更。しかし、復帰後も一軍公式戦への登板機会がないまま、10月1日に球団から自身2度目の戦力外通告を受けた[18]。阪神在籍中の成績は、ウエスタン・リーグ公式戦25試合の登板で、0勝0敗0S、防御率6.38[19]。
社会人野球時代
[編集]2014年からは西濃運輸に入社[20]、同社の硬式野球部に所属したが、翌2015年の第86回都市対抗野球大会終了後に退部した。[21]
現役引退後
[編集]西濃運輸を退社後は、東京都内に就労移行支援事業所を開設し代表を務めている[22]。
プレースタイル・人物
[編集]最速152km/h[17]の速球とキレ味鋭いスライダー[1]が武器。
ロッテ時代には、2006年まで同姓の林孝哉も在籍していたため、新聞やスコアボード上などでは「林啓」と表記されていた。阪神入団後の2013年には、かねてから林威助(リン・ウェイツゥ)が日本人選手扱いで在籍していたことから、名字の読みは異なるものの「林啓」と表記されていた。ちなみに林威助も、林と同時に戦力外通告を受けている。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]- 一軍公式戦出場なし
背番号
[編集]- 37 (2006年 - 2012年)
- 117 (2013年 - 同年7月22日)
- 98 (2013年7月23日 - 同年終了)
脚注
[編集]- ^ a b c d 12球団全選手カラー百科名鑑 2006 日本スポーツ出版社 P49
- ^ 12球団全選手カラー百科名鑑 2007 日本スポーツ出版社 P79
- ^ “NPB 2006年度 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 2013年10月6日閲覧。
- ^ a b 12球団全選手カラー百科名鑑 2008 日本スポーツ出版社 P150
- ^ “NPB 2007年度 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 2013年10月6日閲覧。
- ^ a b 12球団全選手カラー百科名鑑 2009 廣済堂出版 P79
- ^ “NPB 2008年度 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 2013年10月6日閲覧。
- ^ 12球団全選手カラー百科名鑑 2010 廣済堂出版 P197
- ^ “NPB 2009年度 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 2013年10月6日閲覧。
- ^ a b 12球団全選手カラー百科名鑑 2011 廣済堂出版 P65
- ^ “NPB 2010年度 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 2013年10月6日閲覧。
- ^ 12球団全選手カラー百科名鑑 2012 廣済堂出版 P113
- ^ “NPB 2011年度 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 2013年10月6日閲覧。
- ^ 12球団全選手カラー百科名鑑 2013 廣済堂出版 P107
- ^ “NPB 2012年度 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. 2013年10月6日閲覧。
- ^ “戦力外通告のお知らせ”. 千葉ロッテマリーンズ (2012年10月7日). 2013年10月3日閲覧。
- ^ a b “【阪神】ロッテ戦力外の林を育成で獲得”. 日刊スポーツ. (2012年12月5日) 2013年12月20日閲覧。
- ^ “来季の選手契約について”. 阪神タイガース公式サイト. 阪神タイガース (2013年10月1日). 2013年10月3日閲覧。
- ^ “NPB 2013年度 阪神タイガース 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 2013年10月6日閲覧。
- ^ “惜別球人2013【阪神】林 啓介投手”. Sponichi Annex 野球 (2013年12月18日). 2013年12月18日閲覧。
- ^ 野球部新部長に小森紳司取締役が就任。西濃運輸野球部HP 2015年8月3日付
- ^ 代表者挨拶(サンライトの経緯と想い) - 就労移行支援事業所サンライト 2020年10月25日閲覧。