日本の末日聖徒イエス・キリスト教会

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日本の末日聖徒イエス・キリスト教会(にっぽん/にほんのまつじつせいとイエス・キリストきょうかい)とは、20世紀初頭にアメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティから日本に伝わり、全国へ広がった日本国内における末日聖徒イエス・キリスト教会(以下、通称:モルモン教)の事である。

日本にモルモン教が伝わったばかりの頃、宣教師のほとんどは英語圏から派遣されていたが、今日では、日本人をはじめとする、様々な国籍の宣教師も活動している。

公式ウェブサイト上の統計資料によれば、現在、日本には129,335人のモルモン教会員が存在している。また、64の家族歴史センター、261のワードおよび支部[1]、集会所は300近い数がある。

日本国内にある神殿[編集]

2016年時点で、日本国内では3つの神殿が稼働している。

教会員同士が結婚する場合、これらの神殿で儀式を行う。

  • 東京都の旗 末日聖徒イエス・キリスト教会日本東京神殿 - 1980年(昭和55年)設立
  • 福岡県の旗 末日聖徒イエス・キリスト教会日本福岡神殿 - 2000年(平成12年)設立
  • 北海道の旗 末日聖徒イエス・キリスト教会日本札幌神殿 - 2016年(平成28年)設立

日本国内における伝道部[編集]

伝道部とは、宣教師の活動を管理し、指導する部署である。 日本には現在、7カ所の伝道本部がある。 この他、2012年までは、中国四国地方を担当していた日本広島伝道部も存在したが、組織の改変に伴い閉鎖され、機能を神戸伝道部へと移管した。

日本国内におけるステーク[編集]

地元の会員の集まりはワード(小規模であれば支部)と呼ばれ、それらの集まりがステークである。なお、ステークという言葉は新約聖書には存在しない。

教会のウェブページでは、以下のように説明されている。

これは、「幕」すなわち教会がステーク(杭)によって支えられるという旧約聖書の幕のたとえからとられたものです。 — 『イザヤ』 54:2 参照

ステークの他に、より小規模の集まりである地方部がある。地方部に属するワードは支部と呼ばれている。

現在日本には29カ所のステークがある。

このうち日本東京南ステークのワードは東京都内に住む在日外国人及び本州における在日米軍の為の集会所で、聖餐会は全て英語で行われている。

  • 北海道の旗 日本札幌ステーク
  • 北海道の旗 日本札幌西ステーク
  • 北海道の旗 日本旭川ステーク
  • 宮城県の旗 日本仙台ステーク
  • 東京都の旗 日本東京ステーク
  • 東京都の旗 日本東京南ステーク
  • 東京都の旗 日本武蔵野ステーク
  • 東京都の旗 日本町田ステーク
  • 千葉県の旗 日本千葉ステーク
  • 千葉県の旗 日本松戸ステーク
  • 神奈川県の旗 日本横浜ステーク
  • 神奈川県の旗 日本藤沢ステーク
  • 埼玉県の旗 日本さいたまステーク
  • 群馬県の旗 日本桐生ステーク
  • 愛知県の旗 日本名古屋ステーク
  • 愛知県の旗 日本名古屋西ステーク
  • 静岡県の旗 日本静岡ステーク
  • 石川県の旗 日本金沢ステーク
  • 京都府の旗 日本京都ステーク
  • 大阪府の旗 日本大阪ステーク
  • 大阪府の旗 日本大阪北ステーク
  • 大阪府の旗 日本大阪堺ステーク
  • 兵庫県の旗 日本神戸ステーク
  • 岡山県の旗 日本岡山ステーク
  • 広島県の旗 日本広島ステーク
  • 福岡県の旗 日本福岡ステーク
  • 熊本県の旗 日本熊本ステーク
  • 沖縄県の旗 日本宜野湾ステーク
  • 沖縄県の旗 日本那覇ステーク
  • 北海道の旗 日本釧路地方部
  • 青森県の旗 日本青森地方部
  • 岩手県の旗 日本盛岡地方部
  • 福島県の旗 日本郡山地方部
  • 新潟県の旗 日本新潟地方部
  • 長野県の旗 日本長野地方部
  • 京都府の旗 日本福知山地方部
  • 山口県の旗 日本山口地方部
  • 香川県の旗 日本高松地方部 (香川県徳島県)
  • 愛媛県の旗 日本松山地方部 (愛媛県高知県)
  • 長崎県の旗 日本長崎地方部
  • 鹿児島県の旗 日本鹿児島地方部
  • 沖縄県の旗 日本沖縄軍事地方部

日本国内における宣教師の活動[編集]

The Plan of Salvation japanese.jpg
  • 宣教師は大きく、「専任宣教師」と「夫婦宣教師」、「奉仕宣教師」の3つに区分される。
  • 専任宣教師には、原則として男性は18歳から、女性は19歳から25歳までの健康な男女が任命される。
  • 彼らは日本全国の様々な地に赴き、男性は2年間、女性は1年間半、布教活動を行う。
  • 布教活動の他には、「GO-EIGOミッションスクール」と称し、同公式ウェブサイトによると、1回約1時間~1時間30分と、「英会話コース」「英検スピーキングコース」「TOEIC口語表現実践コース」の3つのコースを設けて、合わせておおよそ週1~2回の頻度で、教会員・非教会員に関わらず一般向けに無料の英会話教室を開くのに、日本全国各地に点在する末日聖徒イエス・キリスト教会の施設を利用して行われている。主に英語圏出身の宣教師が、ボランティア奉仕活動の一環として講師スタッフを務める。なお、教室の中で開始と終了の際に専任宣教師による簡単な「祈祷」が行われたり、教会関連の行事告知が出されるなどはあるが、それらの英会話教室への一般参加者に対して、専任宣教師をはじめモルモン教関係者から無理矢理に宗教勧誘を受けたり、改宗・入信を強制に迫られたりするようなことはない。

日本国内における教勢[編集]

文化庁『宗教年鑑』では末日聖徒イエス・キリスト教会は他のキリスト教系の新宗教と共に「新教」の項目に分類されており、平成29年度版においては信者数126500人。日本基督教団(117773人)を上回り、文化庁の分類上は日本最大のキリスト教新教教団となっている[2]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

教会公式ウェブサイト
宣教師が奉仕活動の一環として運営する一般向け無料英会話教室の公式ウェブサイト