コンテンツにスキップ

有田町立有田小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有田町立有田小学校
佐賀県有田町立有田小学校
地図北緯33度11分30秒 東経129度53分37秒 / 北緯33.19168度 東経129.89372度 / 33.19168; 129.89372座標: 北緯33度11分30秒 東経129度53分37秒 / 北緯33.19168度 東経129.89372度 / 33.19168; 129.89372
過去の名称 白川小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 有田町
設立年月日 1871年
共学・別学 男女共学
学校コード B141240100016 ウィキデータを編集
所在地 844-0007
佐賀県西松浦郡有田町白川二丁目3番17号
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

有田町立有田小学校(ありたちょうりつありたしょうがっこう)は、佐賀県西松浦郡有田町白川二丁目にある公立小学校。

概要

[編集]

有田焼の産地として知られる有田町にある。2021年、創立150周年を迎えた[1]。2021年度の児童数は90名[2]

沿革

[編集]

1871年、私塾として開設された白川学校をもとにして、1872年佐賀県初めての小学校(白川小学校)として開校した。白川尋常小学校1885年)、白川尋常高等小学校1892年)、有田尋常高等小学校(1901年)、有田尋常小学校(1931年)、有田町国民学校(1941年)を経て、1947年、有田町立有田小学校と改称された。校歌は1952年に制定された[1]

  • 1871年(明治4年)- 廃藩置県により不用となった有田郡庁舎に「白川学校」が発足。
  • 1872年(明治5年)
    • 1月 - 校舎の改築工事に着手。
    • 4月 - 改築校舎が完成し、「白川小学校」として開校。
  • 1877年(明治10年)- 大鉢合作書画、文房具、白墨が内国勧業博覧会に出品され、内務卿従三位大久保利通により鳳紋賞牌が付与・表彰される。
  • 1881年(明治14年)- 新校舎が完成し、移転を完了。
  • 1886年(明治19年)- 小学校令の施行により、尋常科(修業年限4年)を設置の上、「尋常白川小学校」と改称。
    • 高等有田小学校(修業年限4年)が併設される。
  • 1893年(明治25年)- 高等有田小学校の廃止に伴い、高等科(修業年限4年)を併置の上、「白川尋常高等小学校」と改称。
  • 1901年(明治34年)-「有田尋常高等小学校」に改称。
  • 1907年(明治40年)- 改正小学校令により、修業年限が尋常科4年・高等科4年が、「尋常科6年・高等科2年」に改められる。
    • 義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長される。
  • 1913年大正2年) - 創立50周年を記念し、新校舎が完成。大隈重信が来校し講演を行う。
  • 1923年(大正12年)- 男子実業補習学校が設置される。
  • 1929年昭和4年)- 竹重周治と久富二六の寄付により、実業教室が完成。
  • 1931年(昭和6年)- 高等科が分離の上、公民学校として独立。そのため「有田尋常小学校」と改称。
  • 1937年(昭和12年)- 学校給食を開始。
  • 1941年(昭和16年)4月 - 国民学校令の施行により、「有田町国民学校」と改称。尋常科を初等科に改める。
  • 1947年(昭和22年)4月 - 学制改革(六・三制の実施)により、国民学校初等科が改組され、「有田町立有田小学校」(現校名)と改称。保護者会をPTAに改組。
  • 1952年(昭和27年)- 校歌を制定。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 有田町と東有田町が合併し、有田町となる。
  • 1957年(昭和32年)- 完全給食を実施。
  • 1959年(昭和34年)- 第1期校舎改築工事を実施し、本館(普通教室16・保護室1・給食調理室1)が完成。
  • 1960年(昭和35年)- 第2期校舎改築工事を実施、低学年棟・特別教室棟・管理棟が完成。
  • 1961年(昭和36年)- 第3期校舎改築工事を実施、講堂屋内運動場が完成。
  • 1962年(昭和37年)4月 - 特殊学級(1学級)を設置。
  • 1965年(昭和40年)- 浄化式プールが完成。
  • 1971年(昭和46年)- 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1979年(昭和54年)- 窯業実習室(第2図工室)が完成。育英橋の架け替えを実施。
  • 1982年(昭和57年)- 第1期校舎全面改築工事(本館)が完了。
  • 1984年(昭和59年)- 愛鳥モデル校に指定される。
  • 1985年(昭和60年)- 給食室を改造。給食食器に焼物食器を導入。
  • 1986年(昭和61年)- ランチルームを開設。
  • 1991年平成3年)
    • 初の海外研修旅行を実施し、6年生が韓国を訪問(有田町主催・ふるさと創生事業)
    • 創立120周年記念式典ならびに初代校長江越禮太没後100年祭を挙行。
    • 校門および周辺を整備し、旧校門門柱をモニュメントとして設置。
  • 1993年(平成5年)- 講堂・特別棟・図書館・120周年記念館を改修。
  • 1994年(平成6年)- 低学年棟、本館、管理棟を改修。
  • 1995年(平成7年)- 南校門ゲートを設置。
  • 2005年(平成17年)- 第1回有田小学校やきもの展を開催。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月1日 - 有田町と西有田町が合併し、有田町となる。
    • この年 - 焼成窯を新設。
  • 2007年(平成19年)- 本館に多目的トイレと階段昇降機が設置される。
  • 2011年(平成23年)- 創立140周年を記念し、校門掲示板を設置。
  • 2014年(平成26年)- 校舎の移築が決定。
  • 2015年(平成27年)- 全教室に電子黒板を設置。
  • 2016年(平成28年)- 新校舎建設に着手。
  • 2017年(平成29年)- 学校運営協議会が設置される。
  • 2018年(平成30年)- 新校舎が完成し、移転を完了。
  • 2020年令和2年)- 児童1名1台のChromebookが配付され、全教室の電子黒板の入替が行われる。
  • 2021年(令和3年)- 創立150周年記念式典を挙行。

教育方針

[編集]

ふるさとを愛し、自ら学び、たくましく生きる児童の育成[1]

学校行事

[編集]
  • 4月 入学式
  • 5月 校外学習(陶器市)、歓迎遠足
  • 6月 すもう教室
  • 7月
  • 8月
  • 9月 運動会
  • 10月 秋の遠足
  • 11月
  • 12月 大掃除
  • 1月
  • 2月
  • 3月 卒業式

通学区域

[編集]

泉山(いずみやま)、中樽(なかだる)、上幸平(かみこうひら)、大樽(おおだる)、幸平(こうびら)、赤絵町(あかえまち)、白川(しらかわ)、稗古場(ひえこば)、中の原(なかのはら)、岩谷川内(いわたにがわち)[3]

進学先中学校

[編集]

校区内の主な施設

[編集]

交通

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c 有田町立有田小学校”. 有田町. 2022年10月1日閲覧。
  2. ^ 有田町立有田小学校”. Gaccom. 2022年10月1日閲覧。
  3. ^ 町立小中学校の通学区域”. 有田町. 2022年10月1日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]