怨み屋本舗

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怨み屋本舗 
ジャンル 青年漫画犯罪漫画
漫画:怨み屋本舗(第1部)
怨み屋本舗 巣来間風介(第2部)
怨み屋本舗REBOOT(第3部)
怨み屋本舗REVENGE(第4部)
怨み屋本舗EVIL HEART(第5部)
作者 栗原正尚
出版社 日本の旗 集英社
掲載誌 ビジネスジャンプ増刊エクストラ
ビジネスジャンプ
グランドジャンプ(第4部より)
発表期間 2000年3月27日発売号 - 2007年8月15日発売号(第1部)

2007年9月15日発売号 - 2009年3月19日発売号(第2部)
2009年4月1日発売号 - 2011年10月5日発売号(第3部)
2011年11月16日発売号 - 2014年8月6日発売号(第4部)
2014年11月5日発売号 - 連載中(第5部)

巻数 全20巻(第1部)
全6巻(第2部)
全13巻(第3部)
全11巻(第4部)
テンプレート - ノート

怨み屋本舗』(うらみやほんぽ)は、栗原正尚による日本漫画。何らかの恨みを持つ人間から、「怨み屋」と呼ばれる者が依頼を受けて復讐の代行をするという物語である。テレビドラマ化もされた。

本項目では『怨み屋本舗』『怨み屋本舗 巣来間風介』『怨み屋本舗REBOOT』『怨み屋本舗REVENGE』をまとめて記述する。特に注意がない限り、『怨み屋本舗』を第1部、『怨み屋本舗 巣来間風介』を第2部、『怨み屋本舗REBOOT』を第3部、『怨み屋本舗REVENGE』を第4部、『怨み屋本舗EVIL HEART』を第5部と表記する。

概要[編集]

2000年3月27日発売の隔月刊誌『ビジネスジャンプ増刊エクストラ』(集英社)で『怨み屋本舗』の連載が開始され、2001年に連載誌を『ビジネスジャンプ』(以下、『BJ』と表記)に移し、2003年よりレギュラー連載となる。2007年8月15日発売分で連載終了。単行本は全20巻。

『ビジネスジャンプ増刊BJ魂』(隔月刊)では2004年より2005年まで、沖縄支店を舞台とした番外編『怨み屋支店』が連載された。単行本収録時には、それぞれ本編のひとつ(第13巻91話以降)としてカウントされている。『BJ魂』では十二月田や里奈を主人公とした番外編も掲載された。

2007年9月15日発売の『BJ』より横浜支店を舞台とした本作の続編『怨み屋本舗 巣来間風介』の連載が開始された。2009年春に連載終了し単行本は全6巻。「旧シリーズを読んでくれたファンの期待を大切にしたい」という作者の思いから、全20巻だった前作に引き続いていることを表すために単行本には『怨み屋シリーズ21』と続き番号で表記されている。

2009年4月1日発売の『BJ』より、再び怨み屋本店を舞台としたシリーズ第3弾『怨み屋本舗REBOOT(リブート)』の連載が開始された。単行本は全13巻。

2011年11月16日発売の『グランドジャンプ』(以下、『GJ』と表記)創刊号より、シリーズ第4弾『怨み屋本舗REVENGE(リベンジ)』の連載が開始された。単行本は全11巻。

2014年11月5日発売の『GJ』2014年23号より、シリーズ第5弾『怨み屋本舗EVIL HEART(エヴィルハート)』の連載が開始された。

なお、この作品は、連載誌版と単行本版(リミックス版も含む)とでは、話によっては進め方は同じでも掲載されている内容が少し異なっていて、単行本版は、連載誌版よりもページやコマの内容が大小の追記シーンがなされている。そのため、連載誌版ではなかった事やわからなかった事が、単行本版で判明するケースもある。

怨み屋[編集]

怨みをもつ人間に代わり、依頼を受けて金銭と引き換えに復讐を代行する者のこと。怨み屋はまず恨みを持つ者の身辺調査を行い、その人物に「あなたの怨み晴らします。社会的抹殺・人探し・実質的殺害(価格応談)」と書かれた黒い名刺を渡す。連絡を受けると、直接依頼者と会い、復讐の動機、何をして欲しいか、そしてそれに応じた金銭の要求を行う。依頼人が依頼料が払えない場合は、怨み屋が指示する「別の方法」[1]で金を作らせ、その金で報酬として支払わせる。なお依頼人の好意による追加報酬も受け取っている。

仕事の内容は大きく分けて「実質的殺害」と「社会的抹殺」であり、何らかの理由で怨みの対象が分からない場合は別料金で「人探し」も行う。標的の生活スタイルや心理を巧みに突きながら、毎回様々な手段を用いて仕事を行って標的を破滅させ、依頼者以外には怨み屋が関与したという認識すら残さない。

あくまで「怨み屋」であって「殺し屋」ではないため、怨みのない仕事は受けず、自分を騙して仕事をさせようとする者や、依頼料を踏み倒そうとする者へは契約違反として報復を行うこともある。幼稚な妬みや逆恨みといった依頼者に問題があり、ターゲットに非がない場合も受け付けない。また、直接的暴力はなるべく使わず、頭脳によって抹殺を行うことをモットーとする。

登場人物[編集]

怨み屋本舗[編集]

本店[編集]

怨み屋
本名:宝条 栞(ほうじょう しおり)。年齢は不詳だが、先代の怨み屋にスカウトされてから『REBOOT』の時点で11年が経過している。秀島の推測では30歳前後。「オバサン」と言われてカチンときたこともある。出身地不明。身長165㎝前後、Bカップと推定されるが、作中の描写によれば情報屋以外の大抵の男性に比べて高身長に描かれる。普段の髪型は黒のロングだがそれはかつらで、実際には淡い色のショート。いつも同じネックレス(赤紫色の勾玉)をしている。「いつの時代も上司と部下は敵対する」という台詞から察せるように、彼女は部下に対する飴と鞭を効率よく使い分けて良好な人間関係を築いている。
多額の報酬を受け、対象者の「社会的抹殺」や「実質的殺害」を請け負う復讐代行業の女。自らを「正義」ではなく「必要悪」と認識しており、非常にドライかつ冷徹で計算高い性格である。自分が正義ではないと認識するために、依頼人の資産に応じて搾り取れる限度額を報酬として要求することが多い。また、いつか聖福教を潰すための資金稼ぎも兼ねていた。またその一方で依頼人の要求を反故にしてターゲットの共犯者を抹殺したり社会的抹殺を依頼されているがそれでは軽いと読者[2]に取られようなターゲットは別に怨んでいる依頼人を見つけ実質的殺害で依頼させて二重搾取する場合もある。
知識だけでなく、時々体を張った仕事もこなしており、子供の頃から空手、英語、ピアノを習っていた。情報屋と共に本名を捨て、いくつもの偽造戸籍を持っている[3]
決め台詞は「(依頼を受けてくれないかという問いかけに対し)しかるべく」「(仕事が終わった後で依頼人に)怨みを晴らしたい時はまたご用命を!!」である。また、相手の返事「はいはい」や「へいへい」に対して、「はい(へい)は一回!」と言ったりする。これは「『はいは一回』攻撃」と呼ばれている。ただし怨み屋本人も「はいはい」[4]と言った事がある。
連載初期は善人であろうと利用できる相手は利用し、標的は子供であっても容赦なく殺し、自らの手を汚さずに標的を抹殺する冷酷な女性として描かれ、美人だが近寄りたくない雰囲気を纏ったキャラクターであった。しかし、次第に顔付きや行動も変わっていき、妖艶で微笑の似合う女性となり、標的の抹殺に利用するのはあくまで悪党のみとなった(それでも、たまに無関係な人を巻き込むことはある、またターゲットを破滅させる為にその子供を利用したりターゲットを始末する経緯でその子供も被害を受けることはある[5])。十二月田を初めとしたオタクの言動には理解に苦しむことがあり、軽い頭痛を覚えたり唖然としたこともある。
名刺には黒地に白抜きで「あなたの怨み晴らします 怨み屋本舗 ○人探し○社会的抹殺○実質的殺害(価格相談) 〇九〇 - 〇二五九 - ××××[6]」(下4桁××××の部分は回によって三四五六など変化している)と書かれている。また、この名刺は感熱紙印刷であり、時間が経つと熱で文字が消えるようになっている。
主な抹殺方法は、人間の心理を巧みについて破滅へと向かわせるというもの。相手に警戒心を抱かせず、甘い餌と痛い鞭を上手に使い分ける。そうして相応の報いを標的に与える。また、琉球空手の達人であるため依頼人と接触するのは彼女の役目となっている(依頼人がナメた態度を取っても力でねじ伏せられるため)。自らの暴力による直接的な抹殺は基本的に行わないことを信条としている(ただし、抹殺の過程で暴力が必要な場合は使用する。あくまでとどめに暴力は使わないだけ)。
愛車は大幅に改造&チューンした1967年式フォルクスワーゲン・ビートル。事務所は所在不明のマンションの404号室であり、看板は(表向き)「浦宮リサーチカンパニー(8巻第45話)」になっている。少女の頃から先代の怨み屋に後継者として育てられた(11巻第69話)。作者によると、自身が『こち亀』の大ファンであり、彼女は秋本麗子をモデルに描かれた[7]
情報屋
本名:獅堂 詠示(しどう えいじ)。30代前半。正確には怨み屋の協力者で、正規の社員(工作員)ではない。
電子・情報技術に長けた男。名の通り情報屋で、その腕前は裏社会でも一目置かれ、怨み屋曰く「優秀な情報屋」である。曰く「金さえくれりゃあ総理大臣の口座番号だって調べてやる」。またピッキング技術にも長けており、怨み屋の依頼を受けてターゲットが自宅などを不在時に外から鍵を開けて忍び込み、盗聴器を仕掛けることもある。
所在不明のマンションの606号室に居を構え、表向きは「ホキマ情報研究所」としている。初期はあくまで情報屋として怨み屋に関わっていたが、次第に怨み屋の仕事に直接的にも関わるようになる。第1部の中盤以降は、怨み屋の仕事に工作員として関わっていることが多い。
情報屋としてハッキング技術など電子・情報技術に長けているのと同時に、諸田やJなど多くの「耳」(下請けとなる情報源)を抱えている。裏世界の人間として冷徹な側面もあるが、好きな言葉は「仁義」で情に厚い面もあり、しばしば個人感情の発露で怨み屋に仕事を頼むことがある。その辺りを怨み屋からよく注意されるが、あまり気にしていない。
初期は、入浴と掃除が嫌いな不潔・不摂生な人物として描かれており、特にフケだらけの頭を掻き、その掻いた指の臭いを嗅ぐのが癖であった。また出不精で長く床屋にも行かず長髪を後ろで縛っていた。あるエピソードで自ら標的を抹殺することを望み、髪を切る。以後は外出シーンも多くなり、怨み屋と行動を共にすることも多い。1部第14話からはミドリガメのトメ吉を飼い始める。嘘をつく時の癖は「髭に触る」。
具体的な過去は不明。かつて家族を失った際に当時の法律で煮え湯を飲まされたと語っており、そのため、社会的に理不尽な事柄には怒りを露わにする。親しい怨み屋も彼のことはあまり知らず、本名の「獅堂詠示」も諸田の件によって初めて知った。
復讐手段は、標的の身辺を調べ尽くし行動パターンを利用するというもの。別人に成りすまし、標的と問題なく話を合わせることも可能。また得意の電子・情報技術でサポートすることも多い。
リセットマン』にも情報屋として1コマだけ登場している。
シュウ
本名:宝条 脩(ほうじょう しゅう)。怨み屋の実弟。正確には怨み屋の協力者で、正規の社員(工作員)ではない。
本業はホストで、初期はナルシストな面も描かれた。その話術と容姿を活かして女性を手玉に取ることに長けている。金を持った熟女専門で、ミツヨやヨシエといった太客がいる。また職業柄、鑑定眼を持ち目利きに自信がある。
怨み屋の実弟で、同じく両親が殺された一件でドクターとも面識を持つが、怨み屋にはならなかった。姉弟関係は微妙なところがあり、最初に登場した回では「必要とあらば実の弟である俺も容赦せずに殺すはず」と吐き捨てている。怨み屋の方も、弟を平然と切り捨てるような言動をすることがあり、情報屋に強く非難されたこともあった。
正規の工作員ではなく、半ば姉に手伝わさせられている。高額の報酬はきっちり出るが、仕事内容は本業とあまり変わらない上に本業の方が高収入のため、当初は文句を付けることが多かった。次第に正規工作員と見ても差し支えないくらい、怨み屋の仕事に参加するが十二月田を見下している部分があり縁を切りたがっている様子もある。
復讐手段は、主に容姿や話術を生かしてターゲットの女性を篭絡したり、詐欺師のように相手を騙したりする。だが、尾行や情報収集など、比較的地味な仕事を担うことも多い。また、通信教育でボクシングを習得しており、並の相手なら難無く倒せる。
第4部ではホストを辞め、クラブ経営者となった。
十二月田 猛臣(しわすだ たけおみ)
容姿も思考も典型的なオタク[8]。25歳(2部以降は26歳)、独身、定職なし。ただし、組み立てたガレージキットやプラモのネット販売したり、中古店で買ったレア物CDやDVDや漫画をオークションで転売したり、同人誌販売をすることによって収入はある。いわゆるネオニートである。
見かけによらず身体能力が高い。普段持ち歩いているバッグの中には重い鉄板を仕込んであり、これを普段背中に背負っている。運動(特に持久走[9])は得意(ただし、他人と合わせなければいけない球技を除く)だが、その性格から喧嘩は弱い(ただし、身体能力は高いので回避のみに徹すれば、訓練を受けた相手でも挟み撃ちの危険がない一人なら対応できる)。トレースによる文書の偽造も得意(8巻第49話)。怨み屋からは、そのオタク離れした身体能力とオタクの常識離れした発想を買われている。7巻第40話より正式に怨み屋本舗の工作員になった。
怨み屋のことは「上司」と呼び(自分に指令をくれる「宇宙人」の「上司」だと思い込んでいることから)、シュウのことを「ジョシブラ」と(「上司」の弟(ブラザー)という意味で、女のブラジャーみたいだという嫌味も込めて)呼んでいる。里奈のことを「リカ」「リサ」など間違った名前で呼ぶが第4部では里奈と呼んでいる。情報屋のことは「ヒゲオ」、由香のことを「パイパイ星人」と呼び、荒羽のことは「黒メガネ」と呼び、泡森のことは「ニヤオ」と呼ぶ。唯一巣来間のことは彼の処世術で意気投合し、「スクルマ」と名前で呼ぶ。その奇怪な行動には、普段は冷徹な怨み屋でさえクラクラと調子を崩すこともある。幼少時は、そこそこ知名度のあるマラソン選手だった両親に(半ば無理矢理)鍛えられた[10]。相当な妄想癖を持ち、今まで4人にストーカー行為をしている[11]
拳を握り、両腕を突き出した状態から、両拳の指を何本か立てることにより、必殺技が使える。必殺技はそれぞれ、人差し指1本の時「ラブラブ光線(対象に好意の「念」を込めた光線を発射する。効果不明。扉絵などでこのポーズを多用している)」、人差し指と中指の2本の時「改心光線(対象を正気に戻すという「念」を込めた光線を発射する。効果不明だが、相手をイラつかせたり、怒らせたりする効果はある。7巻第39話で登場。ストーリー中最も多く使われた光線である)」、親指以外の4本の時「死ね死ね光線(プラモデル用接着剤をシンナーで薄めた溶液を発射する。目潰しの効果があり唯一使える技。11巻第74話で登場)」、0本指の時「コナゴナ光線(メリケンサックを装備し殴りつける。が、あまり痛くはないらしい。11巻第74話で登場。一度だけしか使われていない)」である。そして5本の時は「ミサイル光線(両手から金属製の義手を発射する。一部20巻の木経透子戦で使用)」。さらに片腕の親指と人差し指は「ネムネム光線(即効性の睡眠ガスを噴射する。4部8巻の45話で登場」。また、彼独自の発想で発明される様々なアイテムがある。兵器などの知識にも明るく一度その知識で怨み屋メンバーを救ったこともある。
シュウ同様、主な役割はかく乱や囮役であり、自らの手で制裁というのは少ない。もっとも得意としているのは度重なるストーカー行為で養った尾行技術であり、それについては怨み屋も高く評価している。また最近では彼の人間力にも期待を寄せている。
口癖は「(光線使用時に)チュチュ~ン」(本人曰く、発射音)。2006年8月7日の作者のブログによれば、この作品で最も人気のあるキャラクターである。
第3部では精神的に成長していることが垣間見られ、懇意にしているアイドルにプレゼントしたフィギュアを「キモい」という理由で捨てられ、怨み屋に報復を勧められたが、怨み屋本舗の仕事を私的なことに利用してはならないと涙を流して自分を戒めている。元恨み屋商会工作員の成下が釈放された時、成下をパートナーとして使い、恨み屋商会との抗争の際、柳海を追い詰めた。
第4部では工作員として成長していると認められており怨み屋の指示を自分で考え実行している、また「つぶやく者達」事件で知り合ったオタクたちと意気投合し十二月田会なる食事会も結成してするなどアクティブになっている。また第3部から第4部では後述の曽武川との絡みも多くなり情報屋からは夫婦漫才といわれている。
番外編として『十二月田本舗』の主人公を務めている。
杉河 里奈(すぎかわ りな)
都立舎人川西高校3年の女子高生(初登場時)。後に怨み屋の工作員となる(1部第44話)。
印象に残らないような大人しい少女。登場時は依頼人であったが、その経緯から怨み屋の工作員となる。怨み屋から直に怨み屋としての仕事の手法などを教わり、工作員としての腕を上げていく。
登場時、学校で陰湿ないじめを受けている孤独な少女で、家庭では母親の再婚相手である北金目健治に性行為を強要されていた。そして自殺を決意したことをきっかけに怨み屋と知り合う。その後、怨み屋の工作によって健治は自分と母親の前から去り、依頼料500万円を返すために工作員となる(1部第35話)。その後、第44話にて正式に工作員となる。
北金目に暴行されていた過去から極度の男性恐怖症。そのため、シュウが苦手だが、逆に生身の女性に興味が無さそうな情報屋や十二月田には普通に対応できる。その後、様々な依頼を通し、怨み屋のアドバイスもあって徐々に男性恐怖を克服する。また、そのような過去から依頼の要因に理不尽な性犯罪が関わっていると感情的になり、時には怨み屋の命令に背いたこともある。怨み屋を通さずにタダで怨みを晴らしてしまったことがある。第1部では十二月田との絡みが多かったが第3部からは怨み屋や情報屋との絡みが増えた。
正式な工作員となった以後は、特に怨み屋に怨み屋としての手解きを受けている。第128話で母親が北金目に殺された件では、復讐心に奔ろうとするなどして、彼女から注意を受けている。第2部では彼女から嘘破術を学んで応用したり、男を手玉に取る方法も身につけている。
第2部では横浜の大学への進学に伴い横浜支店に出向し、巣来間たちと行動を共にする。サーベル・エース事件が解決した第3部は再び本店に復帰している。
第3部ではプロ意識の欠如が原因で、度々トラブルに巻き込まれる事が多く、恨み屋商会と怨み屋が抗争した際、柳海に丸坊主にされた。抗争が終わった後、戦闘能力を身につける為、怨み屋から早乙女や泡森に手ほどきを受ける様言われた。ただしプロストーカーの事件では屈辱的な仕打ちをした変態を直接的に葬っている。
第4部では泡森からの格闘術の訓練を受けかなりの戦闘能力を身に着けている。そのことにより暴力的かつ好戦的な片鱗を見せるようになり暴力を振るうことに対して快楽を感じる性格となった。このことに対しては十二月田やシュウも彼女の変貌に驚愕していた。また泡森に対して恋愛感情を抱くようになり逆に怨み屋に対しては反抗的な態度をとるようになる。
怨み屋の後継者と目されていたが、恨み屋商会による早乙女私設刑務所襲撃の際、暴力に溺れ慢心から暴走した結果、鎧塚によって刺殺される。享年19歳。

沖縄支店[編集]

第1部の番外編『怨み屋支店』で登場する支店。第3部では本編に相果川も登場する。

相果川 剛志(あいかがわ たけし)
『怨み屋支店』の主人公で、沖縄支店長。オカマ。通称「アイちゃん」。
表向きはダイビングのインストラクターをしている人物で、オカマらしい言動をとる。そのナヨナヨした外見の一方で、琉球空手の使い手でもあり、元々沖縄に来たのもその修得のためであった(よってウチナーンチュ、沖縄出身者ではない)。沖縄の明るさは好きだが、本土人として沖縄人の軽さを冷ややかに見ることもある。女性が非常に苦手で、初期は裸を見るだけで吐き気を催すほどであったが、知念の存在によってかなり改善する。
復讐手段は、ハブや防空壕の利用など、沖縄ならではものを用いることが多いのが特徴。ただし、「ゴミを海に捨てたくない」という理由から、海での殺害あるいは海に死体を遺棄しない(が、浅瀬で事故に見せかけてターゲット祖殺害した事はある)。また、過程より結果が大事と考えており、間接的に標的を葬ることが多い怨み屋メンバーの中で、標的の米兵を自らの手で殺害したこともある。
第3部にも登場し、怨み屋と行動を共にする。第4部では名前しか登場していなく出番がなかったものの、第5部で再び登場し中国・上海にて怨み屋・十二月田と共に行動。世界中に友達ネットワークを持っており、その1人である張(チャン)が上海で強力な助っ人となっている。
知念 夕子(ちねん ゆうこ)
相果川の助手。
貞操観念の低い若い女性。相果川の標的の米兵に暴力を振るわれたことがきっかけで、相果川の復讐代行に協力し、家庭事情もあってそのまま助手として居座る。当初、女嫌いの相果川は彼女を嫌がっていたが、次第にパートナーとして扱うようになる。
とかく大雑把な性格で、異性の前でも下着姿になったり、部屋をゴミで散らかすなど、相果川から「汚ギャル」と呼ばれる。最初の米兵とのトラブルもそもそも、彼女の男漁りが原因の一端だった。本舗においての里奈的ポジションである。第5部で久々に登場、上海に滞在する標的の情報取りをソツなく行う等成長しており、相果川にも信頼されてきている。

横浜支店[編集]

第2部の主人公・巣来間が所属する、同シリーズの舞台。また、以下に挙げるメンバー以外にも情報屋や里奈が出向している。

巣来間 風介(すくるま ふうすけ)
『怨み屋本舗 巣来間風介』の主人公。横浜支店の工作員で、同支店のナンバー2。表向きは区役所戸籍係の公務員。元マジシャン。
表向きは冴えない公務員として振舞うが、裏では元マジシャンという経歴で復讐代行を行なう青年。年齢は第2部の段階では25歳。工作員としての活動時はグレー地に赤いストライプの入ったスーツを着用したホストのような風貌である為、シュウからは「若干キャラが被る」と言われている。相応の腕を持つが、怨み屋と違い情に厚く甘い面がある。初期は依頼人の話を聴きその内容に同情するあまり涙を流し、依頼人を困惑させる事もあった。そのため、怨み屋からは腕は自分以上と評されつつも、その性格面をやや不安視されている。他の工作員と違い怨み屋を本名の「栞さん」と呼び、その度に怨み屋の逆鱗に触れる事がしばしばある。「同情しないぜ」が口癖。嘘をつく時の癖は「耳を触る」。マジシャンとしての経験から人の心理状況を読み取りすぐに懐に入る事ができる能力があり、誰もが距離を取りたがる十二月田とも初対面から仲良く接している。
クロースアップマジックに定評のあったマジシャン『ドクター・マルクス』こと巣来間良助を父に持ち、その父からマジックの手解きを受ける。父がマジシャンという自由業に就いていたため生活は貧しかったが両親ともに明るく前向きな性格であり、非常に温かい家庭で育った。しかし高校3年生のとき、父が風介の大学進学の為にマジックの仕掛けを売った事がきっかけで詐欺グループの一味として疑われ職を失い、さらに両親は自殺。そのため、父の仇である詐欺集団「サーベル・エース」を追っており、その唯一の手掛かりである「スペードのA」のマークが入ったストラップを大切にしている。また、依頼に詐欺などが絡んでいると私情を挟みがちになる。
復讐手段は、マジックの道具や手法を用いるのが特徴。一方で格闘能力は他の工作員と比べて低い、そのため腕力のある敵の場合は幾重にもトラップを仕掛けておくことが多い。正義感が強い故に、標的が凶悪なほど、残虐な手段で報復する。さらにターゲットが子供である場合も容赦はせず大ケガを負わせたり間接的ではあるが人身売買組織に売らせたりと残虐な手段を取ることもある。また、公務員であることを生かして依頼を受ける、情報の収集、時に報復する(標的の個人情報を流出するや戸籍を改竄するなど)こともあるが、逆に平日の午後5時以降、土日・祝日・有給休暇時しか裏の仕事をしない(というよりできない)という制限もある。ナレーションの説明では残虐性は怨み屋と同等もしくはそれ以上と言われている。
荒羽 天馬(あらわ てんま)
横浜支店長。
常にサングラスをかけ、ギターを持ち、「シェケナ!」が口癖の男で、依頼を受理する際は「シェケナべく!」という。ロックバンドのラモーンズに傾倒している。あまりにも「シェケナ!」と言うので、里奈からは「シェケナさん」とあだ名される。一目には明るそうな性格だがかなりのケチであり、好物もハンバーガーや肉まん等のファーストフードが多い。支店長でそれなりの腕も持つが、後述の理由もあって、支援にとどまり、仕事は巣来間が実行することが多い。
幼少時は音楽に天才的な才能を発揮し、強気な性格であったが、両親を航空事故で亡くし、叔父夫妻に引き取られてからは、彼らから家庭内暴力を受けて弱気な性格に変わり、さらに学校でも執拗ないじめを受けるようになる。ある時、いじめの際にサングラスをかけさせられた時、相手の眼を見ないことで強気になれることに気付き、以後サングラスを常用するようになる。後に、先代の怨み屋に拾われ、現在の怨み屋と共に最有力の後継者として育てられるが、サングラスを外すと一転して弱気な性格に戻ってしまうため、支店長止まりとなった。嘘をつく時の癖は「サングラスに触る」で、これは無意識に(上述の通り)弱点であるサングラスをかばってしまうためのもの。
当初は里奈から「部下に任せて働かない」ことで軽蔑されていたが、彼が支店長に相応しい実力の持ち主であることや、部下を育てるためにあえて仕事を任せていることを理解してそれもナリを潜める。ただし、普段が普段なのであまり頼られていない。
里奈との絡みが多く勝手にあだ名をつけて呼んだり、逆に自分のことは「ジョニーと呼べ」と言っているがまったく呼ばれていない。里奈が柳海に襲われ丸刈りにされた時は、真っ先にキレて殴りかかっていた。
復讐手段は音を用いるのが特徴。天才的な感性によって、人の感情をコントロールしたり、身体機能を狂わせる曲(音)を作ることができる。また、声帯模写の達人でもあり、老若男女様々な声を出すことができ、それを利用することも多い。また、怨み屋や相果川と同様に琉球空手も使えるなど能力は非常に高い。
曽武川 由香(そむかわ ゆか)
横浜支店の工作員。22歳。女性。
表向き6000種もの香りを嗅ぎ分けることが出来る調香師(パフューマー)の美女。常に露出度の高い派手な格好をしている。荒羽や巣来間から性格が悪いと評されるように、表向きの態度とは似つかないほど腹の中ではかなり策謀を張り巡らせている。用いる復讐手段で怪我をすることが多いため、入院していることが多い。下記の理由から保険金殺人を激しく嫌悪しており私情を挟んでしまうこともある。
怨み屋のことを「怨み屋姐さん」と呼ぶが、「女」であることを武器にしない彼女に反目することが多い。また、怨み屋の方も、怪我をして入院することが多い彼女には呆れている。しかし、互いの実力は認め合っている。嘘をつく時の癖は「人差し指を立てる」。
その出自は捨て子で、幼少時は施設で育った。施設では生まれつき優れていた嗅覚で気味悪がられるが、11歳の時に裕福な家庭に引き取られる。その後、16歳の時に養父の事業が破綻し、両親に保険金目当てで殺されかけたところを先代の怨み屋に助けられる。この時、正当防衛とはいえ義母を殺害しており、そのことから怨み屋の工作員となる。この経緯から、先代の怨み屋に深い恩義を感じており、「怨み屋本舗再起動(リブート)計画」にも加担していた。
復讐手段は、自ら調合した香料によって相手の感情をコントロールするのが特徴。また、その際には自己暗示をかけてメイドやレディースなど様々な人格になりきる。その上で、対象者にわざと自分を襲わせ、殺人(傷害)未遂犯として社会的抹殺する方法を好む。ただし、その代償として上述のように入院することが多い。

大阪支店[編集]

宮松(みやまつ)
怨み屋のアリバイを成立させるため、大西美紀子(後述)の監視役を務めている。大西が怨み屋の指示通り、指定の時間に指定の場所に居るかどうかを常に監視している。

先代怨み屋[編集]

先代怨み屋
回想シーンのみの登場。
見た目は優しそうな老婆。現・怨み屋の宝条栞、荒羽天馬、相果川剛志を怨み屋として直に育てた人物。常に微笑を浮かべているが作り笑いだという。指示を出す際には「いいですよね?」と相手に有無を言わさない言い方をし、「いいですよね攻撃」と言われていた。まだ駆け出しの情報屋に対してアドバイスをしていたこともあり情報屋も彼女に恩義を感じている。
第3部では、彼女の住居は燃やされ、女性の遺体が発見されている事をJが情報屋に告げた。しかし、怨み屋本舗や恨み屋商会が抗争した時、情報屋の調査やドクターの告白で、ドクターが鎧塚に利用され、住居を放火した後、彼女を絞め殺して住居に放り込んだ事が明らかになる(その際に「裏切り者は医師だ」というメモを残していた)。彼女はアザミの絵柄がついた懐中時計を持っており、これを鎧塚が狙っていた。その時計は10億円が入っていたスイス銀行の口座番号と暗証番号が記したもの。彼女は「この時計を得る者は「怨み」を理解した者」である怨み屋(宝条栞)に「巨大な怨みを晴らす時にこの10億使うがよい」と告げ、譲り受けた[12]。彼女はまた、曽武川にイヤリングを渡していた。
怨み屋・荒羽天馬・相果川剛志を仇名で呼んでいた(宝条栞はシーちゃん、荒羽天馬はテンちゃん、相果川剛志はアイちゃん)。
笠置シヅ子が好きな描写がある。

協力者[編集]

ドクター
医師免許はあるが開業届を出していないモグリの医者。怨み屋を「お嬢様」と呼ぶ。怨み屋の社員ではないが、外科手術や薬物関係のサポートをし、時に直接手を下すこともある。若い時は先代怨み屋のパートナーとして行動を共にしていた。医者としてプライドを持っており薬品や医療に関する詐欺を働いたターゲットには容赦しない。またシュウや情報屋もエグイと感じるような手段を用いることも多いが本人は相応の報いと考えている。
初老の男だが、常に顔の上半分を変わった仮面をつけることで隠しており、外出時も帽子を目深に被りサングラスとマスクをするために素顔は判然としない、ただし医療的処置をするときは素顔を晒している。また、マゾヒストで怨み屋に虐待されることを悦びとしているが、逆に怨み屋を解剖して犯したいというサディスティックな性癖も持ち合わせる。人体を弄り回すのを至上の喜びとしている。
かつて聖福教の総務部長を宝条栞の顔そっくりに整形したことから、口止めを狙う総務部長に命を狙われる。そこで聖福教と手を切り、宝条栞を当時の先代怨み屋に引き合わせる。そのため、怨み屋とシュウとは昔からの知り合いである。第3部では孫娘がおり、彼女は開業医を営んでいる。怨み屋やシュウが足を負傷した際手当ても行った。孫娘をネタに鎧塚に脅迫され、先代怨み屋の自宅に放火し、彼女を殺した。怨み屋本舗と恨み屋商会が対決し、情報屋がドクターを裏切り者と告げた時、孫娘を怨み屋に託し、鎧塚をナイフで刺そうとしたが、逆にスナイパーに射殺された。怨み屋やシュウの手当は、情報屋の連絡によってドクターの孫娘である姫岸によって引き継がれた。
早乙女 元次(さおとめ もとじ)
元怨み屋本舗工作員で、元傭兵。現在、日本国内の山中にて私設刑務所を運営している。金次第で誰でも服役させる[13]。由香の過去の回想には先代怨み屋・現怨み屋・荒羽・相果川・鎧塚とともに登場。由香が義父に殺されかけた際、義父を一撃で蹴り殺している(元々、社会的抹殺の依頼内容だったが、傭兵時代の癖で殺害してしまったため)。怨み屋に傭兵の格闘術を教えた。怨み屋本舗と恨み屋商会の抗争が終わった時、怨み屋から泡森と共に里奈に傭兵の格闘術を教える様に頼まれた。里奈に対しては昔の怨み屋と同様に根性があると評価している。
ところが、鎧塚たちによる襲撃で単身戦いに挑んで善戦するも、暴走した里奈に気を取られてしまい致命傷を負ってしまった末、商会の1人であるスナイパーの刑部と相討ちとなり死亡した。
泡森 拓実(あわもり たくみ)
元怨み屋本舗工作員で、現在は早乙女が運営する私設刑務所の看守。左眼に眼帯をしている(過去に鎧塚にえぐられた為)。普段は笑顔を見せていて大人しそうな青年だが、実は物凄い短気ですぐに囚人に暴力を振るう。名前をからかわれる事を何よりも嫌っている。
かつては先代怨み屋に育てられた一人である。荒羽や由香に再起動計画を持ち掛け、怨み屋の覚悟を試す為に芝居を打ち、鎧塚が恨み屋商会のボスで裏切り者だと怨み屋に告げた。バイセクシャルであり鎧塚とは肉体関係があった。そのためか鎧塚に対する憎悪はメンバーの中では一番であり怨み屋にも鎧塚を殺すのは自分だと警告している。なおそのために里奈を殺人マシーンとして鎧塚にぶつける算段まで計画していた。
鎧塚を恨んでいる理由は、鎧塚と彼が肉体関係を持つ「別の意味の元恋人同士」だったのに、鎧塚が自分をフッたから。しかもその2人の情事を、早乙女の元で修行をしていた栞が目撃し、鎧塚と泡森の関係を知って身の毛がよだつ思いをさせた。だが、恨み屋商会の襲撃で、戦いに向かった里奈を放置して逃げようとしたりするなど、卑怯かつ卑劣な性格を見せて難を逃れようとするが、鎧塚に徹底的にコケにされた挙句に手榴弾で胸元から下全部を吹っ飛ばされて爆殺された。
姫岸 杏(ひめきし あん)
ドクターと先代怨み屋の孫娘。36歳独身。非常に冷めたものの見方をする性格で、自分の感情などを必要以上に喋り過ぎるきらいがある。
祖父であるドクターとは10回も会っていないとのこと。そのため何度も「ドクターが殺されたことは怨んでいない」と述べている。
「お局」と呼ばれることを嫌っている。千葉の山奥で開業医を営んでいるが、収入は厳しく総合病院の非常勤医師もやっている。
密かに怨み屋商会と接触し、スパイとなって怨み屋が持つ懐中時計の行方を探っていた。しかし実際には、自分の祖父母と父親[14]を殺した(後述)鎧塚を怨んでおり、復讐のために近づいたに過ぎなかった。しかし鎧塚に感づかれたため暗殺に失敗し、殺されそうになったが、十二月田や荒羽によって助けられた。以後は素直に怨み屋に協力する。
容姿は全く似ていないが、メガネが似ていたり、やはりドクターを思わせる奇人的要素を持っている。手口は医者らしく薬品を用いるほか、瞬時に相手の肉体的弱点を見抜き正確に攻撃できるため、喧嘩慣れしている男性でも敵わない。
大西美紀子(おおにし みきこ)
第1部「顔を失くした女」にて標的となった女によって硫酸をかけられ、人前には仮面被らなければならない程の火傷を負った。その5年後、怨み屋への標的抹殺の依頼の際、怨み屋の影武者やアリバイ工作に協力するという取引に応じ、ドクターにより整形手術をして怨み屋と同じ顔を変え、死亡しているが、死亡届の出てない内村緑という女性の戸籍を買い、本物の運転免許証パスポートを取得し、内村緑として、生まれ変わり、怨み屋の指示を受けアリバイを作った。大阪に在住している。

警察関係者[編集]

寄木 聡(やどろぎ さとし)
警視庁松島署の刑事課課長代理。警部。42歳(10巻第72話)。口の左下に傷がある。
経験豊富な刑事で、優秀な捜査官。公正明大を信条とする。リアリストで証拠を固めてから動く。これは汚職を働いた先輩である竜ヶ崎から教わったことで、彼を嫌っているが教えだけは忘れておらず、後に竜ヶ崎の犯罪を(怨み屋から間接的に教えられたことで)暴き、追い詰めた。
怨み屋が起こしたり関わった刑事事件を担当することがあり、次第に怨み屋の存在を感じ取るようになる。かつて先輩であった竜ヶ崎と後述の諸田が怨み屋によって抹殺されたそれぞれの事件から、怨み屋の存在を確信し、その実態に迫ろうとする。上記の通り優秀な捜査官だが正義感が強く自分の主張を曲げないため上司からは「組織に向かない」と言われているが、そもそも、その上司は実は汚職に手を染めてる人間なので説得力はなく、実際に部下からの人望は厚い。
仕事に私情を持ち込まなかったり部下に対してアメとムチを使い分けていたりと怨み屋と同じことをポリシーとしている部分がある。
秦野 誠一(はたの せいいち)
警視庁松島署の刑事課所属。巡査長。寄木聡の部下。
刑事としては未熟で寄木によく不備を指摘される。最初は上司の寄木を内心馬鹿にしていたが、やがて彼の生真面目さと実力を知り、尊敬するようになる。また母親が殺害された里奈に対して同情しており、何度も不幸な事件に巻き込まれた彼女のことを亡き妹と重ねている。
実は既に怨み屋によって協力者に無理やり仕立てられており、「10回言うことを聞いたら解放する」という約束のため警察側のスパイとして行動していた。密かに寄木の注意を怨み屋から逸らしたり、情報を流したりしている。
里奈が殺されたことを知り、鎧塚と決着間際に恨み屋商会の足取りを調査していたが逆に罠にかかり、ナイフで刺され重傷を負ってしまう。済んでのところで寄木に助けられ、何とか一命を取り留めた。意識を失う際に怨み屋を庇いつつ、商会の存在を寄木に伝えるなど、内心では妹の仇を討ってくれた怨み屋に感謝していることを独白している。また怨み屋からは「こっち側の人間だった」とも言われた。
事実、妹を轢き殺した男に刑事として立場を利用して嫌がらせを続けており、それを怨み屋に知られたことで利用され、知らないうちに敵討ちを果たさせられていた。
嘘をつく時の癖は「相手の目をじっと見つめる」。
諸田 和友(もろた かずとも)
警視庁鉄道警察隊所属の警察官。後に本庁の刑事部刑事総務課に異動(第45話)。巡査部長。
情報屋の「耳(情報提供者)」で、警察の捜査情報を流している。パチンコ・競馬にのめり込んで多額の借金を背負っており、情報屋にリークするようになったきっかけでもある。
私生活や外見とは裏腹に優秀で、柔道にも長けている実力者。強請るために情報屋の正体を突き止め、本名を暴露する(第55話)。怨み屋からの協力要請に対して、これを利用して怨み屋も強請ろうと考えを許諾。しかし、実は罠で「実質的殺害」にされ死亡した(第57話)。
寄木 和哉(やどろぎ かずや)
神奈川県警刑事部捜査二課所属の刑事。警部補。寄木聡の6歳下の従弟。右眉の上に傷がある。
詐欺事件のエキスパートで、巣来間と同じくサーベル・エースを追う。巣来間と同じスペードのエースのストラップを持っており、また警察官だった父親の事故死に同組織が関わっているという密告も受けている。警察内部にもサーベル・エース関係者がいることに勘付いており、密かに捜査を進める。
謹慎中に美崎の計略にかかり巣来間を誤認逮捕してしまう。さらに単独行動を取るようになり、事件の核心に迫ろうとする。事件解決後は、部下の責任をとって停職処分を受け、左遷される。その後警察を辞めたことが巣来間から明らかになった。寄木聡はこうなることを危惧しており、わざわざ会いに来てまで忠告したが和哉は聞き入れなかった。
美崎 優(みさき ゆう)
神奈川県警捜査二課の女性刑事。寄木和哉の部下。33歳。サーベルエース(後述)の正体。
プロファイリングと犯罪心理学を専攻しており、人心のコントロールに長けている。普段は、寄木の部下としてドジを装いつつ振舞うが、本性はプライドが異常に高く、自分以外の人間を「愚民」「イカ臭い」として見下している。絆創膏の女として「サーベルエース」を主催し、荒稼ぎすると同時に、自身のプライドに抵触した人間を陥れたり、遊び感覚で犯罪者を操ったりしていた。
心理学者であった実父とは性的関係を持っており、最後の一線は20歳と決めていたが18の時に最愛の父が事故死してしまう。そこで父と面影が似ていた巣来間の父・良助に惚れ、求愛するが拒否され、屈辱を受ける。警官になった7年後、良助夫妻が仲睦まじくしているのを見て憎悪を抱き、詐欺の汚名を着せた上で練炭自殺に見せかけ殺害。殺人だと気付いた寄木の父も事故に見せかけ殺害していた。
その後、絆創膏の女として「サーベルエース」を作り様々な詐欺を働いて荒稼ぎした上で(最終的には約15億円)、自身が考案した巧妙な犯罪の手口をマニュアル化し、有料で悪人達に提供する(彼女曰く「悪意の拡散」)。さらにネットで知り合った正田を「闇の警察官」として操作し、11人以上を間接的に殺害させる指示を出したりした。
終盤、正田に撃たれて死亡したかのように偽装し、偽造パスポートで海外逃亡を画策する。しかし、巣来間に見破られ、追い詰められる。本性を表し、全てを明かした上で巣来間を殺そうとするが失敗し、彼に何度も殴打される。しかし殴ったのは罠であり、密かに小型カメラを取り付けていた。そこで更に「お前の預金は全部奪った」と嘘をつき、美崎が慌てて確かめるためにパスワードを打ったところを情報屋にハッキングさせ、詐欺で得た金を全て警察に送りつけられてしまった。文字通り巣来間の手によって全て失い、駆けつけた寄木和哉によって逮捕された。これもミスディレクションの一種であり、得意の手口で引っ掛けられ敗北した。
逮捕後の実況見分中、恨み屋商会の人物(鎧塚と思われる)から「正田育成に失敗したマヌケに用はない」といわれ、商会のスナイパーによる遠距離から狙撃され死亡する。

敵組織[編集]

聖福教[編集]

信者約4万人を抱える中堅クラスの新興宗教団体。政界と深い繋がりを持ち、ある程度の事件なら揉み消してしまうほどの力を持つ。また、強引な勧誘法などでしばしば問題視されている。第1部における最終的な敵であり、第1部のラストで怨み屋の仕向けた策略により麻薬取引の罪を着せられ壊滅する。

総務部長
本名は桐野 美鈴(きりの みすず)。病床の三像院輝子に代わって事実上、聖福教を取り仕切る人物。普段は帽子によって素顔がわかりにくくなっており、信者ですら側近で無い限りは男女の区別すらつかないが女性である。怨み屋と同じ顔を持つ。鼻をほじるのが癖。
自分本位な性格で神といったものもまったく信じていない。当然、聖福教の教えも例外ではなく、道具程度の認識である。後述の宝条家への一連の行為や、時々褒美を授けることで上納金を効果的に集めるやり口など、とかく他者を操るのが上手い。彼女が取り仕切るようになってから、教団は不法な勧誘やマルチ商法紛いの体制へと変貌する。
聖福教の家に生まれ、聖福教を信じる両親を内心では馬鹿にしていた。高校時代、本人は容姿が醜かったためにいじめに遭っており、そこを正義感が強かった当時の宝条栞(同じく高校生)に助けられたことから、彼女に憧れを持つ。以後、変質的なストーカー行為を起こすようになるが、拒絶されたことから最終的に怨みを持つ。宝条家が聖福教被害者団体の弁護士だったことを知ると、「夢のお告げ」と称して親や聖福教の支部長の協力を得て宝条栞そっくりに整形し(これを行ったのはドクター)、宝条栞として悪事を行って彼女を貶める。最終的に、狂信者を煽って宝条家を襲わせ、宝条栞が恨みを持つと同時に、宝条栞が怨み屋になるきっかけを作る。その後、この時の功績をきっかけに聖福教で地位を持ち、両親も謀殺して、現在の地位まで進む。
物語終盤、怨み屋を追い詰め、彼女を射殺する。しかし、これは替え玉[15]であり、直後に怨み屋に密かに誘導された木経透子から怨み屋と間違えられ、滅多刺しにされて死亡する。なお、その死体は、怨み屋の存在に気付いていた寄木に対して、彼女が死んだと思わせる狙いもあった。
三像院 輝子(さんぞういん てるこ)
聖福教の教祖。72歳。作中直接は登場しない。
輝子自身は病気のために、既に数年公の場に姿を出しておらず、教祖代理のわずか10歳であるひ孫・三像院輝臣(てるおみ)を擁立した総務部長が事実上教団を取り仕切っている。勧誘手法など何かと問題が取り沙汰される教団であるが、輝子の現役時は比較的まともな教団と認識されており(問題が無かったわけではない)、おかしくなるのは、彼女が病に伏した後、特に総務部長が取り仕切るようになってからである。
岩近(いわちか)
聖福教の総務部長の側近。左目下の大きなホクロが特徴。かつてフランス軍の傭兵部隊に所属していた経験を持ち銃の扱いに長けている。
総務部長の死亡後は詳細不明であったが、第3部において再登場し、相変わらずマルチ商法紛いのことを行なっており聖福教の手口と同じく、部下を洗脳して詐欺同然の行為を善行と思い込ませていた。最終的には怨み屋の策略により逮捕されて破滅した。

サーベル・エース[編集]

謎の多い詐欺組織。絆創膏の女が様々な犯罪のマニュアルなるものをばら撒いている。主人公の巣来間や寄木和哉が捜している犯罪組織であり、第2部における最終的な敵。

サーベル・エース(絆創膏の女)
左眼の下に絆創膏を貼った謎の女。正体は美崎優。
実は架空の犯罪組織で、彼女が犯罪のマニュアルを悪人達に渡すことでサーベル・エースが成り立っている。美崎優の項も参照。
正田 善人(しょうだ よしと)
歪んだ正義感を持つ男。サーベル・エースに唆され、「闇の警察官」として動く。
両親の影響を受けて身勝手な正義の価値観を持つようになり、中学生時は正義の名の下にいじめやカツアゲを行なっていた。高校卒業後、ネット上で犯行予告を行い逮捕されるが、そのことでさらに屈折した正義感を持つようになる。そしてネットで知り合ったサーベル・エースから「闇の警察官」として働くことを持ちかけられ、正義の名の下に10人以上の人間を殺害する。中には巻き添えで被害を受けた人間も含まれていた。また、直情的で粗暴な性格の反面、用心深い性格も持ち合わせ、自分に繋がる証拠を全く残さず、正体を掴むことすら難しい。美崎が恨み屋商会に殺された理由が彼の育成に失敗したことである為少なからず恨み屋商会に注目されていた模様。(事実歪んだ正義感を持っている点は同じ)
美崎に扇動されて河原を殺すが、これが原因で正体が巣来間にばれてしまう。最期は、その用心深さによって巣来間の罠にかかり焼死する。

恨み屋商会[編集]

怨み屋本舗と同業の謎の復讐代行業者。ただし、仕事内容は怨み屋本舗より荒い。第2部のラストに美崎を暗殺した組織であり、第3部への引き金となる。怨み屋本舗と同様、黒い名刺を使い、「正義の制裁」との語句を盛り込んでいる。第4部における最終的な敵。

鎧塚 凱夢(よろいづか がいむ)
恨み屋商会のボス。「怨みを晴らす天才」と呼ばれていたほどの男で、元怨み屋厚木支店長であり、怨み屋の恋人でもあった。性格は非常に自分勝手で上手くいかないことがあるとすぐに人のせいにし、自分は悪くないと考える。典型的ないじめっ子タイプで、許しを請う相手ほどムチャな要求を突きつけて苦しめる。
元は先代怨み屋の下で働いていた怨み屋の同僚と同時に恋人。怨み屋に対する考え方の違い(怨み屋が「必要悪」を標榜するのに対して、彼は「正義」を挙げる)ことから袂を別つ。その後、厚木支店長となるが、無闇に標的を抹殺したことで本店と軋轢を起こし、後に本店と厚木支店の抗争を招く。最後は怨み屋との一騎撃ちの末、崖から蹴落とされて死亡したものと思われていたが実際には生き延びており、恨み屋商会を作る。依頼で仕事はするがその依頼人が怨み屋によりひどい目にあった際は自業自得と切り捨てているなど善悪や逆恨みに関しては怨み屋と同じ感性を持っている。依頼人への「ひとつ訊く。その復讐に正義はあるか?」の問いが決め台詞。
自分の仕事を正義だと考えており、悪人から金を奪うことも正しいと考えている。人心を操るのが上手く、後述のようにドクターを操って先代怨み屋を殺させている。
先代怨み屋の時計の秘密を突き止めるために、孫娘を人質にとってドクターを操り、先代を殺害させる。その後も、腹心の柳海の嫉妬心を利用して怨み屋のアジトで暴れさせ、怨み屋を苦しめる。柳海が危機に陥っても、スナイパーを利用して事を有利に進めようとするも、彼の性格を熟知している怨み屋には刃が立たず、最後は自分が殴られたことと、柳海の乳首切断を持って手打ちとし、引き下がる。
怨み屋が彼と別れることとなった理由には彼がバイセクシャルであり泡森と肉体的関係を持っていることを知ったためである。しかしこれも泡森を懐柔するための手段でしかなく、裏切りを画策する以前は彼をパシリにして苛め抜いていた。
また裏切りのきっかけになった理由は、先代が自分ではなく怨み屋(宝条栞) を後継者にしたため。
柳海 律子(やなみ りつこ)
恨み屋商会のNo.2的な存在。
依頼を素早く仕上げるため、「瞬殺サイボーグ」とも呼ばれる空手の達人。鎧塚を好いているが故に彼に忠実だが、逆にこの好意を利用されている面もある。
嫉妬心も手伝って商売敵である怨み屋のアジトを1人で襲撃する。アジトを手榴弾で爆破したり、里奈を丸坊主にするなど暴れるが、最後は傭兵格闘術も併用する怨み屋や彼女に操られている鞘華に追い込まれる。最終的に鎧塚が登場し、柳海の乳首を切断することで手打ちとする(本来は両の乳首であったが、鎧塚が自身が殴られたことを以って1つとした)。
少年院に入院していた過去があり鎧塚のメンバーの中では最初に身元が割れた。
木経 透子(きつね とうこ)
キツネ顔で極度の妄想・虚言癖のある、自称天才。性質の悪い女で人を陥れる事に関しては頭の回転が早く、行動力がある。
幼少時より裕福な環境で自己中心的な母親に過剰に保護されて育った為、極めて自己中心的で我侭な性格が形成された。ある妻持ちの男性に一目惚れして卑劣なストーカー行為をしていたが、怨み屋によって報復される(ただし、「社会的抹殺」よりやや軽い)。以後、怨み屋の存在を感じ取り、弟・薫共に様々な手段を持って復讐を試みる。
その執念深い性格から、怨み屋の桐野美鈴(総務部長)に対する復讐の最後の詰めにされる。怨み屋に聖福教内部にいると嘘の情報を掴まされて入団し、最終話で怨み屋と顔がそっくりな桐野を滅多刺しにし殺害する。そして行方をくらます。
その後、恨み屋商会のボスである鎧塚に匿われ、第3部において商会の工作員として登場する。怨み屋が未だ生きていることは、本能的に察知しており、復讐を企てる。鎧塚いわく鞘華の後任であり桐野美鈴を殺した実績も買われていたようである。
栓谷 元弥(せんたに もとや)
オンラインゲームのいわゆる廃人プレーヤー。恨み屋商会の協力者(ただし一度きり)。「策士」を自称している。
大学の工学部出身で爆発物の製造も得意。会社が倒産してネットカフェで暮らしていたところ、突如現れた恨み屋商会により犯罪の指南を受ける。「ズィンクアロイ」というオンラインゲームの廃人プレーヤーで、現実とゲームの世界を混同しているニートのタックンを巧みに操り、爆弾で標的の指を破壊すると言う方法を用いて、ゲームの金品を現実のお金と取り替えるRMT(リアルマネートレーディング)の商売敵の指を破壊し、荒稼ぎしていた。
怨み屋の標的となるが、持ち前の警戒心とタックンを身代わりにした策で一度は怨み屋の裏をかいて爆弾で里奈に重傷を負わせる。しかし、最後は彼女を殺すために製作中の爆弾を逆に爆発させられて、両腕を失い、さらに両目を失明する。また、無申告であったRMTの売上げを税務署に密告され、さらにタックンとの通話記録から一連の爆弾事件の犯人として逮捕される。
成下 鞘華(なりした さやか)
通称「サヤカ」(十二月田からは「マルカ」・丸々太ったサヤカの略)。肥満体で妄想癖のある女性。36歳。
自己中心的な性格で妄想・虚言癖もある。木経透子と悪い意味で様々な部分が共通している(ただし生い立ちは全く違い母親に甘やかされ育った透子と違い鞘華は母親に虐待され育った)。母から(父に似ているという理由から)虐待され、太った容姿から豚、ブタ子と呼ばれており、母からの命令で万引きなどを日常茶飯事的にやらされていた(バレたら自分の所為にしなければならない)。母から笑顔を貰い褒めてもらう為にやり続けた生い立ちから、ブタ、ブタ子と呼ばれることが好きであり、命令が無いと生きて行けない状態になった。口癖はキーン、キーンサヤカの耳は故障中や地底人、サヤカは狩猟民族など。肥満体だが幼少時に空手を習っていたことから(万引きなどで警備員などを倒す為に母が習わせた)動きは俊敏。その性格・生い立ちから利用できると判断した恨み屋商会により、「地底人からの命令」として商会の仕事を行なう。そのため当のサヤカ本人は恨み屋商会のことを知らない。その被害者の1人が怨み屋の依頼人となり、標的となる。
強い妄想癖であるが故に変に疑い深く、尾行していたシュウに気付いて捕まえ、拷問をかけるなど、怨み屋に苦戦を強いる。しかし、怨み屋が地底人に成り代わり、それを利用して社会的抹殺を敢行される。最後はトラックにはねられて重傷を負い、さらに今まで自分が起こしてきた通り魔事件の犯人として逮捕される。被害者が被害届を出さなかった為、釈放され、十二月田のパートナー(十二月田曰く「カプセル怪獣」)として行動する。尚常に携帯電話で連絡を取り合っている(柳海や周りが驚くほど至近距離でも)。また自分が負傷したのは柳海のせいだと怨み屋に思い込まされており抗争では逃走しようとした柳海に暴行を加えている。その際に、シュウと再会するが、彼のことは忘れているようである。また十二月田のラブラブ光線で十二月田を愛してしまった(なおこの際十二月田を含み全員が仰天していた)。柳海曰く妄想枠らしく怨み屋本舗で言うところの十二月田ポジションであったことが示唆されている。第4部にも登場しており十二月田の舎弟兼ボディガードとして登場した。
刑部 英郎(おさかべ ひでろう)
恨み屋商会のNo.4的な存在でスナイパー。鎧塚が証拠となる人物を消す際に利用している。長距離からの狙撃が得意。第2部では美崎、第3部ではドクターを射殺した。
麻生 寧音(あそう ねおん)
恨み屋商会のNo.3的な存在。金髪のショートヘアで濃いめのアイシャドウをしている女性。第3部でオトナヤンキーの犯罪行為数件の助言や加担を行った悪徳医師を自殺に見せかけて殺害した鎧塚の命令で、拉致・監禁済みの悪徳医師の娘を無慈悲にナイフで殺害して山に埋めた。

その他の人物[編集]

第1部から登場[編集]

J(ジェイ)
情報屋の「耳」。情報屋のことを「ダンナ」と読んでいる。
常にスーツに、サングラス、マスク、そして「J」のロゴが入ったキャップを身に付けている正体不明の人物(口調から男性と思われる)。非常に用心深いが、「耳」としては非常に有能で時に情報屋に助言することもある。
第3部では、情報屋の下請けから「親」になれるのではないかと考え、情報屋との「怨み屋に不利な情報は流さないでくれ」という約束を破り、先代怨み屋の住居が燃やされ、女性の遺体が発見されたことを情報屋に告げている。復讐代行業を取材していた秀島にもわずかにだが情報を流したり、恨み屋商会にも接している。
もしもの時を考え、いろんな人々と情報収集するために「『怨み屋本舗』の名刺」、「『恨み屋商会』の名刺」、「怨み屋の写真(秀島が隠し撮りした写真)」という3つのカードを利用しようとしている。
第4部では、恨み屋商会との抗争から3日後、柳海が自分の乳首を失ったのを「情報屋に自分を売ったJのせい」と逆恨みし短絡的に殺害された。情報屋はそのことを5ヶ月把握していなかったが、殺害の事実を小耳に挟んだ姫岸により明かされた。
漆原 正太郎(うるしばら しょうたろう)
漫画家でアニメ化もされ大ヒットした「電脳探偵K」の作者。初登場時は独身だったが、7巻42話の1ヶ月前に結婚。何度か怨み屋に依頼を行ない、また関わった。
自分の周りで起きた事柄を漫画のネタにしてしまう程タフな性格(例えば初登場時でのストーカー被害を元に、「ストーカーガール」と言う新作を刊行していた)で時には怨み屋の手段に注文を付けることがある(例えば自分のホームページに詐欺広告をしつこく書き込むネット詐欺師の抹殺のためにそのターゲットがこの世に存在していた痕跡を消して社会的に削除してほしいと頼んでいる)。しかし、怨み屋を題材にしようとした時は本人から警告を受けている、しかし怨み屋をモデルにしたキャラクターを登場させている。。また、読者を大事にしたいなどと言っているが、援助交際など矛盾した行為も行なっていた。
怨み屋は彼のマンガが好きらしく新刊がでるたびに買っている。
その後も木経薫をアシスタントとして雇っていたことや、編集者が自身の名を利用して女性問題を起こしていたことなどで怨み屋と関わる。
ある種、作者本人を投影した人物となっている。挨拶をしない人間が嫌い。
漆原 華蓮(うるしばら かれん)
漆原正太郎の妻。旧姓:冬月。初登場時に、浮気した夫を見開きで罵詈雑言と共に殴り飛ばした。その後の登場はなく、再登場したのは3部から。女好きの夫に愛想を尽かしたのか、自分も夫の編集者と浮気を開始。かすみという妹がおり、浮気癖があるため夫にぶつけることで二人を内密に付き合わせた。
華蓮の母親は妹ばかり可愛がっていたため、実の妹に対する愛情は薄い。そのため、夫の性欲を刺激するため妹の排泄シーンやシャワーシーンを平然と見せていた。
ヨシエ
都内に24軒のアパートを所有する総資産20億円の未亡人。
ホストクラブに通い詰めて熟専のシュウの上客となっており、シュウの為に怨み屋と火花を散らしたこともある。
シュウにより何度か怨み屋に依頼をしたこともありまた彼女のアパートは怨み屋が始末する舞台として利用したこともあったり里奈が仮住まいのためのアパートをシュウを通じて提供したこともある。
黒須川 真(くろすがわ まこと)
弁護士。怨み屋への依頼者の弁護人(一般民事や法律事務など)としてしばしば登場するが、怨み屋との直接的な関係は特に描写されていない(そもそも初登場時は、怨み屋に依頼する前の段階で関わっていた)。『リセットマン』など、同作者の他作品にも登場し、同作者作品での弁護士の記号的な面が強い。
異常な程の潔癖症であるが、初登場時を除いて特に描写されていない。
北金目 健治(きたかなめ けんじ)
里奈の義父。表向きは優しい父親を演じ、妻(里奈の実母)にも良い顔をしているが、裏では里奈を恒常的にレイプし、性欲のはけ口としていた。里奈の男性嫌いの元凶。
怨み屋によって不良外国人のジャックにレイプされて同性愛者に変えられてしまう。女性に触られると蕁麻疹が起きるほどの女嫌いとなり、言動もオカマのそれとなって、健治の方から離婚を切り出すという形で処理される(里奈はこの代金を払うために工作員として怨み屋に入る)。
その後、麻薬成分を含んだ催淫剤の虜となり、その代金のため、女装して路上強盗に及ぶようになる。やがて強盗で1人を刺殺し、さらに里奈の家へ強盗に入り、里奈の母を滅多刺しにして殺害し、貯金を奪い取る。その怨み屋達によってゲイの不良外国人の集まりで薬を幻覚を引き起こす物に摩り替えられ、薬で狂ったジャックにナイフで滅多刺しにされて殺される。
伊与田 マサル(いよだ まさる)
情報屋の知人で、情報屋が閲覧するホームページ「亀っ子クラブ」の運営者。初登場時は中学3年生の少年。
動物が好きで、それが縁で情報屋と知り合う。また正義感が強く、苛められていた同級生を助けるが、それが原因で不良たちに目をつけられ、愛犬を殺された挙句、自身も耐え難い屈辱を受ける。その後、事情を知った情報屋が怨み屋に働きかけ、彼を守る。
第3部で高校生となって登場。車上荒らしに間違われ、正義の味方を自称する通り魔グループによって殺害される。その後、情報屋の依頼で怨みが晴らされる。
木経 薫(きつね かおる)
木経透子の弟。姉と同じくキツネ顔で妄想癖・虚言癖のある男。一人称は「拙者」。語尾に「ござる」をつけ、姉のことを「姉上」と呼ぶ。親指をくわえるのが癖。口癖は「イジメは倍返し?」。
姉同様、人を陥れる事に関しては頭の回転が早く、執拗で狡猾な嫌がらせを敢行する青年。十二月田を追い詰めるも、最終的には怨み屋の手腕に敗北。精神的、肉体的、共に制裁を受け、東京が怖くなって実家へ帰ってしまった。
手塚 和夫(てづか かずお)
都立舎人川西高校の数学教師。40歳独身。表情をほとんど変えないことから、生徒達からは「テツカ」(鉄仮面の意味)と呼ばれている。悪人ではないが平穏な生活を求めており、学校内のいじめにも無関心。
物語終盤、体育教師の品川にカツアゲ等の虐めを受けていたため怨み屋に社会的抹殺を依頼。怨み屋に対面した際、彼女が首に掛けていたネックレスから、過去に舎人川西高に在籍していた(被害に遭った事件も相まって強い印象のあった)宝条栞の存在を思い出し、高校の過去の卒業アルバムを確認しその正体に気付く。その後、母がハマって自分の人生に害を及ぼしていた聖福教の壊滅を依頼、総務部長との最終決戦の引き金ともなった。その後卒業アルバムを処分し寄木からの追及に対しても持ち前の無表情と校内で認識されているキャラクターにより沈黙を守り通した。

第2部から登場[編集]

河原 綾乃(かわはら あやの)
区役所の女性職員。巣来間の同僚。
ごくごく普通の女性。最初は巣来間をそのまま額面通り、うだつの上がらない男と見ていたが、手入れの行き届いた指先や、時折のぞかせる鋭い視線から、次第に気にかけるようになっていく。
終盤、自分を振った男(巣来間良助)の息子である風介を苦しませるためだとして、美崎に操作された正田に殺害される。さらにその罪が風介に着せられる。しかし、河原が正田に繋がる手掛かりを残しており、結果として、正田ひいては美崎に繋がる突破口となる。

第3部から登場[編集]

冬月 かすみ(ふゆつき かすみ)
漆原正太郎の義妹(妻・華蓮の妹)。浮気癖があり、妻帯者に惹かれる性格。
その時付き合っていた男性の妻が報復のためにプロストーカーを雇い、ストーキングされる。そしてシャワーシーンや排泄シーンを隠し撮りされて動画サイトに投稿され、このことから部屋に引きこもるようになる。
このことを知った漆原正太郎の依頼で怨み屋が動き、プロストーカーは抹殺される。このことで、かすみは恩人である正太郎と不倫関係になる。しかし、実は姉の華蓮が正太郎と肉体関係になるように誘導してのことであった。
秀島 政史(ひでじま まさふみ)
週刊誌・週刊蒐英の記者。1巻から小さなコマであるが幾度も登場している。
過去にいじめを格闘技(日本拳法)を習う事で克服している。怨み屋の存在を知り、調査を行う。第3部「オトナ未成年」にて、カツアゲで息子を殺害された母親の元に怨み屋の名刺を送って餌にし、怨み屋を誘い出して取り押さえようとたが簡単にバレてしまい、逆に怨み屋に叩きのめされて、金に困っていることをネタに協力させられる。しかし、怨み屋の本当の目的は、秀島を標的の抹殺のための使い捨ての工作員にすることであり、標的の一家を目茶苦茶にし、妻を死に追いやった首謀者として、標的に滅多刺しにされて死亡する。実は秀島から騙された取材で夫から離婚を突きつけられ、実家の両親からも勘当されて人生を狂わされたある女性からの実質的殺害の依頼内容だった。
菊荷(きくに)
悪徳弁護士。怨み屋への標的の弁護人としてしばしば登場する。怨み屋は「聞いたことのある名前」と彼のことを知っているようだが、詳細は現在のところ不明。第4部にも登場しており中国の詐欺の手口を他人に話すなど謎が多い。[16]

第4部から登場[編集]

藤堂 歩(とうどう あゆむ)
IT企業「TDシステムズ」の社長。後述の因縁から怨み屋を狙う人物。
IT企業を立ち上げ業績を伸ばすやり手の若社長。かつて雇っていた従兄弟が怨み屋の標的(依頼人は漆原正太郎)となった関係で、その復讐に巻き込まれる形となり、会社が傾き辛酸を舐めた過去を持つ。怨み屋のことはまったく知らなかったが、復讐心は忘れずにいたところを鎧塚に出会い、怨み屋について教えられ、復讐を誓う。
新進気鋭の社長だけあって能力は高く、また過去の経験から怪しい人間を見抜く才を持つが、一方で鎧塚には良いように利用されており、復讐代行サイトの作成を行う。またそのようなことから社員の犯罪にはナーバスになっており犯罪に関与しているなら容赦なく解雇を言い渡しているため怨み屋を図らずしも手助けしてしまったことがある。
強羅 剛(ごうら つよし)
警視庁松島署刑事。悪徳警官。
相手を威嚇するような強面の男で、署内の検挙率トップを誇る敏腕刑事として知られる人物。その実体は違法で強引な取調べによる自白の強要であり、また、詐欺グループに警官ゆえに知りえた情報を流すことで報酬を受け取っていたり、押収した薬物を用いた女性へのレイプの常習犯であった。
第4部「つぶやく者達」にて、標的の罠に嵌り警察に捕まった依頼人の担当刑事として登場する。その次の「被冤者」にて、強羅によって自白を迫られ殺人犯に仕立て上げられた依頼人により、怨み屋の標的として登場する。怨み屋の調査によって、真犯人が他ならぬ強羅であり、また自白を引き出すために依頼人の妻子を自殺に見せかけて殺害していたことが判明。最終的に薬物の不正利用や同性との性交といった醜聞を仕立てられた挙句に、それら冤罪事件の真実を明るみにされ社会的に抹殺される。その後、刑務所内では悪徳刑事ということで囚人達から復讐や性行為の強要といった毎日を送る。

書誌情報[編集]

レーベルはいずれも集英社ヤングジャンプ・コミックス

『怨み屋本舗』 全20巻
  1. 2001年11月19日発売、ISBN 4-08-876231-2
  2. 2002年05月17日発売、ISBN 4-08-876303-3
  3. 2002年10月28日発売、ISBN 4-08-876363-7
  4. 2003年03月19日発売、ISBN 4-08-876420-X
  5. 2003年07月18日発売、ISBN 4-08-876479-X
  6. 2003年12月18日発売、ISBN 4-08-876545-1
  7. 2004年04月19日発売、ISBN 4-08-876604-0
  8. 2004年08月19日発売、ISBN 4-08-876664-4
  9. 2004年12月17日発売、ISBN 4-08-876727-6
  10. 2005年04月19日発売、ISBN 4-08-876791-8
  11. 2005年08月19日発売、ISBN 4-08-876844-2
  12. 2005年12月19日発売、ISBN 4-08-876899-X
  13. 2006年05月19日発売、ISBN 4-08-877071-4
  14. 2006年07月19日発売、ISBN 4-08-877118-4
  15. 2006年08月18日発売、ISBN 4-08-877135-4
  16. 2006年09月19日発売、ISBN 4-08-877150-8
  17. 2006年11月17日発売、ISBN 4-08-877180-X
  18. 2007年03月19日発売、ISBN 978-4-08-877245-5
  19. 2007年07月19日発売、ISBN 978-4-08-877301-8
  20. 2007年10月19日発売、ISBN 978-4-08-877343-8
『怨み屋本舗 巣来間風介』全6巻
  1. 2007年12月19日発売、ISBN 978-4-08-877373-5
  2. 2008年04月18日発売、ISBN 978-4-08-877437-4
  3. 2008年07月18日発売、ISBN 978-4-08-877480-0
  4. 2008年10月17日発売、ISBN 978-4-08-877532-6
  5. 2009年01月19日発売、ISBN 978-4-08-877584-5
  6. 2009年06月19日発売、ISBN 978-4-08-877652-1
『怨み屋本舗 REBOOT』 全13巻
  1. 2009年07月03日発売、ISBN 978-4-08-877687-3
  2. 2009年07月03日発売、ISBN 978-4-08-877688-0
  3. 2009年09月18日発売、ISBN 978-4-08-877710-8
  4. 2009年11月19日発売、ISBN 978-4-08-877770-2
  5. 2010年02月19日発売、ISBN 978-4-08-877792-4
  6. 2010年04月19日発売、ISBN 978-4-08-877846-4
  7. 2010年07月16日発売、ISBN 978-4-08-879002-2
  8. 2010年10月19日発売、ISBN 978-4-08-879049-7
  9. 2010年12月17日発売、ISBN 978-4-08-879084-8
  10. 2011年03月19日発売、ISBN 978-4-08-879124-1
  11. 2011年07月19日発売、ISBN 978-4-08-879176-0
  12. 2011年11月18日発売、ISBN 978-4-08-879230-9
  13. 2012年01月19日発売、ISBN 978-4-08-879261-3
『怨み屋本舗REVENGE』 全11巻
  1. 2012年03月19日発売、ISBN 978-4-08-879303-0
  2. 2012年06月19日発売、ISBN 978-4-08-879371-9
  3. 2012年09月19日発売、ISBN 978-4-08-879465-5
  4. 2012年12月19日発売、ISBN 978-4-08-879508-9
  5. 2013年03月19日発売、ISBN 978-4-08-879552-2
  6. 2013年07月14日発売、ISBN 978-4-08-879619-2
  7. 2013年10月18日発売、ISBN 978-4-08-879675-8
  8. 2014年01月17日発売、ISBN 978-4-08-879811-0
  9. 2014年05月19日発売、ISBN 978-4-08-879842-4
  10. 2014年07月18日発売、ISBN 978-4-08-879878-3
  11. 2014年11月19日発売、ISBN 978-4-08-890018-6


テレビドラマ[編集]

テレビ東京系列で2度テレビドラマ化されている。いずれも金曜深夜のドラマ枠であるドラマ24枠での放送となっている。また、第1作終了から第2作の放映開始までの間にテレビスペシャルも2本が製作、放映されている。

テレビシリーズ
  • 怨み屋本舗
    • 放映期間:2006年7月14日‐9月29日
  • 怨み屋本舗REBOOT
    • 放映期間:2009年7月3日より9月25日
テレビスペシャル
  • 怨み屋本舗スペシャル 家族の闇 モンスター・ファミリー
    • 2008年1月6日に放送。
  • 怨み屋本舗スペシャル2 マインドコントロールの罠

脚注[編集]

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  1. ^ 標的をタコ部屋に売るや依頼人が手に入れられる登記本や社員名簿などを物納する標的を嵌めるための手伝いをするなど。
  2. ^ 作中では情報屋が代弁している。
  3. ^ 死亡しているが死亡届けが出ていない人間の戸籍を拝借し、戸籍成立のために必要な納税や書類手続きは行っている。中には情報屋と婚姻関係にあるものもある(怨み屋曰く「幸いなことに肉体関係にはなっていない」とのこと)。
  4. ^ 第63話のラスト、第116話等。
  5. ^ ただしほとんどの場合、ターゲットが手先として子供を利用しているため自業自得と言える。
  6. ^ PHS・携帯電話では、090などに続く8桁の番号で0から始まる番号は存在しない。これは固定電話で市内局番が0から始まらないのと同じ。
  7. ^ こちら葛飾区亀有公園前派出所』168巻の巻末コメントより
  8. ^ この作品における「オタク」は「特定の事物に強い関心を示し、また知識を持つ者」というよりは「一般人から理解されない奇異な行動を取る者」(いわゆる「奇人」や「DQN」や「電波系」)として描かれている。現実の「オタク」を漫画向けに「極端に戯画化した」ものとなっている。
  9. ^ 報酬で大阪に帰りの交通費をなくなるまで買い物し、すぐに仕事に出向けない状況になったことで怨み屋のお仕置きとして連絡も取れない状況下、大阪から2週間以内で走って帰還している。
  10. ^ 実態は幼少時からの強制的な走り込みとフォームが悪いと与えられる体罰である。この幼少時における「しごきともとれる特訓の日々」というストイックなスパルタ教育が彼の粘着性を養い、両親の持つ思い込みの強さ(自分達の血を引く息子にはマラソンの才能があるはずという強い思い込み)も継承する結果となり、この後に彼のひきこもり人格を形成することになる。また、この経験(怒られてばかりで愛情を受けた覚えがないこと)が原因で「人間に無関心で物しか愛せなくなったのかも知れない」と十二月田本人は自己分析している。
  11. ^ 4巻22話に登場する復讐対象者にもストーカー行為を(怨み屋の策略で)する為、計5人にストーカー行為を働いたことになる。
  12. ^ この10億円は怨み屋と因縁がある聖福教を崩壊させるために10億円分の麻薬を仕入れの資金に使った。
  13. ^ 私設刑務所には政治家の隠し子や闇社会の証人、怨み屋の標的が服役している。
  14. ^ 鎧塚曰く「裏社会とは何の関係の無い生活を送っていた区役所勤め」
  15. ^ 1部の「顔を失くした女」に怨み屋が社会的抹殺にした人物(その時の依頼者は前述の大西美紀子)をドクターが彼女そっくりに再整形。
  16. ^ 本人曰く「社会への復讐(リベンジ)」

外部リンク[編集]