広島大学総合博物館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg 広島大学総合博物館
Hiroshima University Museum
Hiroshima university museum.jpg
施設情報
専門分野 総合
事業主体 広島大学
管理運営 広島大学総合博物館
開館 2006年
所在地 739-8524
広島県東広島市
位置 北緯34度24分10.8秒 東経132度42分37.9秒 / 北緯34.403000度 東経132.710528度 / 34.403000; 132.710528座標: 北緯34度24分10.8秒 東経132度42分37.9秒 / 北緯34.403000度 東経132.710528度 / 34.403000; 132.710528
外部リンク 広島大学総合博物館
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広島大学総合博物館(ひろしまだいがくそうごうはくぶつかん)は広島県東広島市広島大学構内にある博物館

設立の経緯と目的[編集]

広島大学総合博物館は、広島大学の中期計画に基づいて2006年4月1日に設置される。これに先立ち、2005年4月に総合博物館設立準備室を設置し、全学的な協力を仰ぎ設立準備を進める。2006年11月1日より本館展示を一般に公開し、広島大学の研究活動や所蔵資料を広く紹介している。総合博物館は、広島大学に所蔵する学術標本資料の調査・収集、保存・管理を行い、それらの研究と展示、情報発信にあたることにより、大学の社会貢献や研究・教育の向上に資することを目的としている。

収蔵資料数は約126万点。

2011年5月1日より、埋蔵文化財調査室と統合して改組。展示情報研究企画部門(従来の博物館)と埋蔵文化財調査部門(旧埋蔵文化財調査室)の2部門制となる。

体制[編集]

  • 博物館長(併任)淺野敏久(あさのとしひさ)総合科学研究科教授併任
  • 専任教員(教授)藤野次史(ふじのつぎふみ)埋蔵文化財調査部門
  • 専任教員(准教授)清水則雄(しみずのりお)展示情報研究企画部門
  • 研究員 石丸恵利子(いしまるえりこ)埋蔵文化財調査部門
  • 学芸職員 佐藤大規(さとうたいき) 展示情報研究企画部門
  • 教育研究補助職員 梅本健治(うめもとけんじ)埋蔵文化財調査部門
  • 契約一般職員 藤田慧(ふじたけい)展示情報研究企画部門
  • マスコットキャラクター ヒロッグ(Hirog: 広報担当:ゆるキャラ

※スタッフのほかに、学内に運営委員16名、企画委員14名、研究員32名、学外に客員研究員8名、学生契約スタッフ約20名が館の運営・企画に協力し、活動を行っている。

※初代館長 岡橋秀典(おかはしひでのり)文学研究科教授併任 2006年4月-2017年3月

博物館本館について[編集]

利用案内[編集]

  • 開館時間 - 火~土曜日 10:00~17:00(入館16:30まで)
  • 休館日 - 毎週日曜・月曜日、祝日、年末年始
  • 入館料:無料
  • 対象:学生、一般人、児童・生徒、学生の保護者、大学OB、大学等の研究者

場所[編集]

  • キャンパスの北西に位置する教育学研究科の南側1階L105教室(250平方メートル)

※大講義室であった部屋から椅子や机等を撤去して改修・整備。展示室の床の一部が少し傾斜しているのはそのため。

外装および玄関について[編集]

  • 黒色の鋼板を用いた外装および玄関は、広島大学工学研究科 岡河 貢 准教授のデザインによる。また使用した鋼板は、JFEスチール株式会社より寄贈されたもの。

本館常設展示[編集]

本館展示は、大きく4つの展示パートと、憩いのスペースとなる『N'sスクエア』からなる。

なお、本館には、約700点の学術資料および標本を展示している。

Hiroshima University Museum 1

1)広島大学?過去・現在・未来-

  • 広島大学の歩み
  • 挑戦する広島大学
  • 自然豊かなキャンパス
  • 広大キャンパスの模型
Hiroshima University Museum 2

2)宇宙・地球

  • 宇宙への招待
  • 地球と生命の共進化

※広島市在住の日野渉から寄託された約250点に及ぶ貴重な化石(日野化石コレクション)が中心。目玉は、高さ1.5mの海ユリ、アパトザウルスの大腿骨、小さい魚をくわえた状態の魚の化石、翼竜の化石など。大陸移動説の有力な証拠となったメソザウルスも展示。

Hiroshima University Museum 3

3)里海へのいざない 瀬戸内海-里海の世界へ

Hiroshima University Museum 4

4)里山へのいざない

  • 西条盆地の絶滅危惧植物の紹介
  • 里山の動物剥製(トキ・タンチョウ等)
  • オオサンショウウオ関連展示
  • 昆虫展示

5)N'sスクエア 憩いの空間であるとともに、専門図書や大学の学部案内などの閲覧もできる。

キャンパスまるごと博物館構想[編集]

本博物館は、キャンパス各所に点在する学部、遺跡や自然環境などを展示物として見ることで、大学全体を『屋根のない博物館』とみなす「キャンパスまるごと博物館」構想を推進し、本館とサテライト館をつなぐ自然散策道「発見の小径」を整備し、広く公開している。

サテライト館[編集]

  • 埋蔵文化財調査部門サテライト館(キャンパス出土の先史から鎌倉時代の埋蔵文化財)
  • 生物圏科学研究科サテライト館(エチゼンクラゲのパネル展示、尾長鶏剥製、道産子骨格標本、淡水・海水大型水槽など)
  • 文学研究科サテライト館(角筆文献、ハムラビ法典の実物大レプリカ、中国地方・イランの考古学資料など)
  • 理学研究科サテライト館(両生類研究施設、岩石・鉱石類、コケ標本群など)
  • 中央図書館サテライト館(日野化石コレクション、キャンパスの動物剥製集合展示)

の5館がある。小さな展示スペースではあるが、専門的な展示を行う。

発見の小径[編集]

キャンパス中央に流れる山中谷川-ぶどう池-門脇川沿いの半自然区に整備された約1.5kmの自然散策道。昔ながらの里山的な自然環境が今もなお残り、昆虫以外にも絶滅危惧種を含む数多くの動植物が生息している。

キャンパスガイド[編集]

学生がガイドする大学見学オススメコース。毎週金曜日の13:00に、法人本部前に集合。所要時間は約1.5時間。

活動[編集]

公開講演会[編集]

  • 年間6回程度:不定期開催、来聴自由:無料

フィールドナビ[編集]

  • 年間6回程度:不定期開催、事前申し込み:保険料、資料代のみ実費

企画展[編集]

  • 2007年6-7月 特別企画展『湯川秀樹朝永振一郎生誕百年記念展-素粒子の世界を拓く-』広島市
  • 2007年7-8月 企画展『氷の大陸に挑む-南極観測50年の歩みと広島大学-』東広島市
  • 2008年7-8月 企画展『世界遺産宮島の魅力-発進!!広大の宮島学-』東広島市
  • 2009年7-8月 企画展『豊かな里海・瀬戸内海ものがたり』 広島市
  • 2010年10-11月 企画展『里山のめぐみ-生物多様性を育む世界-』東広島市
  • 2011年10-11月 企画展『エコの記憶 ものづくりの未来-地球とともに生きる-』東広島市
  • 2012年7月 海フェスタおのみち連携企画展『ワンダーシー・瀬戸内海の魅力』三原市
  • 2012年8月 海フェスタおのみち連携企画展『ワンダーシー・豊かな瀬戸内海』福山市
  • 2013年11月 企画展『広島大学のチカラーリサーチ・ユニバーシティーの研究最前線』東広島市,広島市,東京都
  • 2014年10-11月 企画展『学術模型が拓く研究の最前線-広島大学のチカラPART2』東広島市
  • 2015年6月 企画展『海の博物誌-エビ・カニの博物画と研究最前線-』東広島市
  • 2015年10月-11月 企画展『人と自然-今、ネイチャーへ』東広島市,東京都
  • 2016年3月 企画展『大いなる飛翔-鳥の世界から-』東広島市

出版[編集]

  • ニューズレター「HUM-HUM(ふむふむ)」(バックナンバーをホームページより、ダウンロード可能)
  • 広島大学総合博物館研究報告(バックナンバーをホームページより、ダウンロード可能)
  • 広島大学埋蔵文化財調査研究紀要
  • 広島大学遺跡地図2013
  • カレンダー
  • 広島大学キャンパス絵地図
  • 発見の小径探検マップ
  • 広島大学総合博物館自己点検・外部評価報告書(平成18-22年度)
  • 広島大学所蔵標本・資料1(2015年)
  • オオサンショウウオがいるらしい(2015年)東広島市教育委員会文化課と豊栄くらすにて販売中(100円)
  • カブトガニをみんなで守ろう-共生こそが人類存亡のキーワード-(2016年)

アクセス[編集]

  • 公共交通機関:JR西条駅前 - 広島大学行バス乗車(所要時間15分) - 広大中央口下車 徒歩5分
  • 自家用車:大学北側からは①番、南側からは③番のゲートより入構(他のゲートは入構カードが必要)。キャンパス北西の教育学部周辺の駐車場を利用。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]