山田慶児

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山田 慶児山田 慶兒、やまだ けいじ、1932年3月7日 - )は、日本科学史家。専門は東アジア科学史。京都大学名誉教授国際日本文化研究センター名誉教授。福岡県出身。

略歴[編集]

受賞歴[編集]

1988年に『黒い言葉の空間』で大佛次郎賞受賞。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『未来への問い 中国の試み』筑摩書房 1968
  • 『混沌の海へ 中国的思考の構造』筑摩書房 1975/朝日選書 1982、オンデマンド版2005
  • 朱子の自然学』岩波書店、1978
  • 『授時暦の道 中国中世の科学と国家』みすず書房 1980
  • 『科学と技術の近代』朝日選書 1982
  • 『黒い言葉の空間 三浦梅園の自然哲学』[1]中央公論社 1988
  • 『夜鳴く鳥 医学・呪術・伝説』岩波書店 1990
  • 『制作する行為としての技術』朝日新聞社 1991
  • 『中国医学の思想的風土』潮出版社 1995
  • 『本草と夢と錬金術と 物質的想像力の現象学』朝日新聞社 1997
  • 『西洋近代科学と東洋の方法』作陽ブックレット・れんが書房新社 1999
  • 『中国医学の起源』岩波書店 1999
  • 『中国医学はいかにつくられたか』岩波新書 1999
  • 『気の自然像』岩波書店 2002
  • 『日本の科学 近代への道しるべ』藤原書店 2017
  • 山田慶兒著作集』(全8巻、臨川書店)2021 -※は未刊
第一巻 自然哲学Ⅰ
第二巻 自然哲学Ⅱ
第三巻 天文暦学・宇宙論
第四巻 中国医学思想Ⅰ ※
第五巻 中国医学思想Ⅱ
第六巻 科学論 近世篇
第七巻 科学論(近代篇)/欧文 ※
第八巻 補遺・講演録 ※

編集グループSURE[編集]

  • 『中国の医術を通して見えてきたもの──天文学から『夜鳴く鳥』へ』鶴見俊輔(編集グループSURE)
  • 『ダンテは世界をどう描いたか ──新訳「神曲地獄篇」と、その解説』ダンテ・アリギエリ(編集グループSURE)
  • 『技術からみた人類の歴史』編集グループSURE 2010
  • 『海路としての〈尖閣諸島〉──航海技術史上の洋上風景──』編集グループSURE 2013
  • 『ぼくの戦争』編集グループSURE 2017
  • 『わたしはどんな学問をしてきたか』編集グループSURE 2018

共著[編集]

編著[編集]

  • 『現代革命の思想3・中国革命』筑摩書房 1970
  • 『人間学への試み』(座談会)筑摩書房 1973/「学問の地図 人間学への試み」朝日選書 1979
  • 日本の名著20 三浦梅園』中央公論社 1982、中公バックス 1984
  • 『物のイメージ・本草と博物学への招待』朝日新聞社 1994
  • 『東アジアの本草と博物学の世界』思文閣出版(上下)1995

共編著[編集]

訳書[編集]

  • 銭学森『技術科学論』法律文化社 1967
  • ガリレオ・ガリレイ『偽金鑑識官』谷泰共訳「世界の名著 ガリレオ」中央公論社 1971
  • ジョゼフ・ニーダム『東と西の学者と工匠 中国科学技術史講演集』(上下)牛山輝代編訳、竹内廸也・内藤陽哉共訳 河出書房新社 1974‐77
  • ガリレオ『星界の報告、太陽黒点にかんする第二書簡』谷泰共訳、岩波文庫 1976
  • T.I.ウイリアムズ編『技術の歴史11 20世紀 その1』筑摩書房 1981
  • 中国国家計量総局主編『中国古代度量衡図集』浅原達郎共訳、みすず書房 1985
  • ジョゼフ・ニーダム、ドロシー・ニーダム編『科学の前哨 第二次大戦下の中国の科学者たち』牛山輝代共訳、平凡社 1986
  • 『復元水運儀象台 十一世紀中国の天文観測時計塔』土屋栄夫共編訳、新曜社 1997
  • ベルトラン・ジル『ルネサンスの工学者たち レオナルド・ダ・ヴィンチの方法試論』以文社 2005
  • A-G・オードリクール『作ること使うこと 生活技術の歴史・民族学的研究』藤原書店 2019

脚注[編集]

  1. ^ 元版は『日本の名著20 三浦梅園』中央公論社の解説