小トリアノン宮殿

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小トリアノン宮殿北側ファサード
王妃の村里 (Le Hameau)
村里の農家(を模して建てられたもの)
ベルヴェデール (Belvédère)
愛の殿堂

小トリアノン宮殿le Petit Trianon)は、ヴェルサイユ宮殿庭園にある離宮の一つ。新古典主義建築。建物の形は正方形。内装はロココ様式の最高峰とも評される[1]

1762年から1768年ルイ15世公妾ポンパドゥール夫人のために建てられたもので、ジャックザンジュ・ガブリエル Jacques-Ange Gabriel の設計による。しかし宮殿が完成した時には、ポンパドゥール夫人はすでに亡くなっていた。

その後ルイ16世により王妃マリー・アントワネットに与えられた。彼女は庭をイギリス式とし、そこに農村に見立てた小集落を作らせた。日本語では「王妃の村里」と訳されている。

革命中は酒場になったこともある。

アントワネットが生前に一人静かに田園生活の風情を楽しんだ場所で宮殿で最も愛した場所であり、死後に彼女の幽霊に出会ったという目撃談が相次いだ(トリアノンの幽霊[2]

脚注[編集]

  1. ^ John Pile and Judith Gura, A History of Interior Design, fourth edition (2013, Laurence King), p. 181.
  2. ^ 今村(1987年) pp.10-11

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • Elizabeth Morison (原著), Frances Lamont (原著), 今村光一 (翻訳) 『ベルサイユ・幽霊の謎 (世界3大幽霊話)』 中央アート出版社、1987年ISBN 978-4886394958

外部リンク[編集]

座標: 北緯48度48分56秒 東経2度06分35秒 / 北緯48.815639度 東経2.109675度 / 48.815639; 2.109675