将棋の渡辺くん

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将棋の渡辺くん
ジャンル 将棋漫画
漫画
作者 伊奈めぐみ
出版社 講談社
掲載誌 別冊少年マガジン
発表期間 2013年5月9日 - 連載中
巻数 既刊4巻(2019年8月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

将棋の渡辺くん』(しょうぎのわたなべくん)は、伊奈めぐみによる日本漫画作品。『別冊少年マガジン』(講談社)にて2013年6月号より連載中。

概要[編集]

内容は伊奈の夫である将棋棋士渡辺明の日常を主な題材とした実録漫画[1]。巻末には「この漫画はフィクションです」と書かれているが、作中で「95%は本当、残りの5%のフィクションはわかりやすくするため(例えば息子は現在眼鏡着用だが、連載開始時は着用していなかったため、4巻でも眼鏡なしで書かれている等)」とコメントされている。渡辺・伊奈夫妻とその長男の家庭での出来事や、一般人とは一風変わった将棋棋士の生活などを描いている。将棋を題材としているものの、実際の対局の棋譜などが登場することは少ない。原則として1話6ページ構成。

伊奈の漫画家としてのデビュー作。そもそも伊奈は本連載の前まで漫画を描いたことがなく(ただし本人曰く「いたずら描き」レベルのイラストは時々描いており、渡辺の著書の挿絵を担当したこともある[2])、個人で運営していたブログを見た講談社の編集者が連載を打診してきたため、急遽ミリペンやスクリーントーンの使い方を覚えて連載にこぎつけたという[3]

2015年[4]と2019年[5]には『週刊少年マガジン』に出張掲載されたこともある。

作中において、自宅のシーンでは渡辺一家の服装はほぼ固定されている(ただし渡辺の服装は現実の実態とあまり変わらないらしい)。伊奈の服の背中にはそのエピソード当時の彼女の年齢が数字で書かれていることが多い。単行本では各話の間に「渡辺くん大長考」と題して、渡辺が読者からの質問に答えるQ&Aコーナーが挟まれる(雑誌掲載時に柱に掲載したものを別ページに分離して収録しているもの)。その中にはライトノベル作家の白鳥士郎が自著『りゅうおうのおしごと!』の取材目的も兼ねて寄せた質問が採用されたこともある[6]

タイトルの「将棋の渡辺くん」について作者の伊奈は「タイトルが『将棋の渡辺くん』に決まった時、正直怪訝に思ったが、伊集院光さんのラジオで”構成の渡辺くん”という言葉を何度も聞いているうちに、『将棋の渡辺くん』でもいいかなと、ちょっとずつ思えるようになってきた」と記述している[7]

1巻の印税東日本大震災、2巻の印税は熊本地震の義援金として寄付される[8]

書誌情報[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 将棋マンガ人気 渡辺明棋王に聞く”. www.yomiuri.co.jp. 2015年11月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2019年7月27日閲覧。
  2. ^ 明日対局。 - マイナビBOOKS
  3. ^ 単行本第1巻あとがき
  4. ^ 「将棋の渡辺くん」など、別マガ&マガSPのショートが週マガに出張 - コミックナタリー・2015年3月11日
  5. ^ 告知など。 - 渡辺明ブログ”. blog.goo.ne.jp. 2019年8月8日閲覧。
  6. ^ 白鳥士郎 (2015年12月9日). “全将棋ファン待望の将棋漫画『将棋の渡辺くん』が名古屋でも発売になっていました!…” (日本語). @nankagun. 2019年6月2日閲覧。
  7. ^ inaw. “タイトル” (日本語). 妻の小言。. 2019年7月27日閲覧。
  8. ^ inaw. “2巻” (日本語). 妻の小言。. 2019年7月27日閲覧。
  9. ^ 『将棋の渡辺くん(1)』(伊奈めぐみ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年8月9日閲覧。
  10. ^ 『将棋の渡辺くん(2)』(伊奈めぐみ)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2016年8月9日閲覧。
  11. ^ 『将棋の渡辺くん(3)』(伊奈めぐみ)”. kc.kodansha.co.jp. 2019年8月8日閲覧。
  12. ^ 『将棋の渡辺くん(4)』(伊奈めぐみ)”. kc.kodansha.co.jp. 2019年8月8日閲覧。

外部リンク[編集]