奥様はネットワーカ

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奥様はネットワーカ
Wife at Network
著者 森博嗣
イラスト コジマケン
発行日 2002年7月19日
発行元 メディアファクトリー(単行本, 文庫本)
講談社(ノベルス)
ジャンル ミステリィ
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
新書判講談社ノベルス
文庫本
ページ数 221(四六判), 224(新書判), 242(文庫本)
コード ISBN 4-8401-0604-5(四六判)
ISBN 978-4-06-182410-2(新書判)
ISBN 978-4-8401-1848-4(文庫本)
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奥様はネットワーカ』(おくさまはネットワーカ、Wife at Network)は、森博嗣による日本推理小説

ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)にて連載されていたものに、最終話を書き下ろして刊行された。

2012年4月17日に『超再現!ミステリー』(日本テレビ)にて映像化された。

あらすじ[編集]

国立大学工学部で傷害事件が連続発生する。

化学工学科の秘書・内野智佳も、仕事帰りに誰かに後をつけられたり、ラブレターのメールが送られてきたりと、気味の悪い思いをしていた。

智佳の友人・ルナも傷害事件の被害者となり、やがて事件は連続殺人へ発展する。

登場人物[編集]

スージィ / 内野 智佳
某国立大学工学部化学工学科の秘書(アルバイト)。28歳。スージィはハンドルネーム
パソコンで日記のようなものを書いており、ハードディスクだけでは不安なため、サーバ上にもコピィしている。
ホリ / 堀江 尚志
同化学工学科の助手。26歳。学科のサーバの管理者。管理者の立場を利用して、智佳がサーバ上に保存している日記やメールを盗み見ては、妄想に耽るようになる。
イエダ / 家田 恒雄
同化学工学科の教授。57歳。単身赴任。
サトル / 遠藤 学
同化学工学科の助教授。38歳。
ルナ / 鈴木 奈留子
同化学工学科の図書室司書。25歳。傷害事件の被害者になる。
サエグサ / 三枝 洋侑
同情報工学科の助教授。34歳。妻の要望で、職場では別姓を名乗っている。