大富神社

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大富神社
Ootomijinja.JPG
所在地 福岡県豊前市大字四郎丸山田256番
位置 北緯33度36分17.2秒 東経131度06分04.8秒 / 北緯33.604778度 東経131.101333度 / 33.604778; 131.101333 (大富神社)座標: 北緯33度36分17.2秒 東経131度06分04.8秒 / 北緯33.604778度 東経131.101333度 / 33.604778; 131.101333 (大富神社)
主祭神 住吉大神
宗像大神
八幡大神
社格 国史見在社・県社・別表神社
別名 宗像八幡社
例祭 4月29日 - 5月1日八屋祇園
主な神事 豊前感応楽
地図
大富神社の位置(福岡県内)
大富神社
大富神社
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大富神社(おおとみじんじゃ)は、福岡県豊前市(旧豊前国)にある神社である。旧社格県社で、神社本庁別表神社

祭神[編集]

住吉大神宗像大神八幡大神を祀る。

歴史[編集]

現在は、大富神社と称するが、古来は宗像八幡社とも称され、大富神社神輿の古い鏡には大富ノ神とも宗像ノ神とも記されているという。はじめ、真早という者が宗像三女神の神託が下されたのに始まり、宗像神社宝鏡記によると白鳳元年(671年)、山田庄長横武某に住吉大神・八幡大神の神託が祀ったという。 社伝によると、崇神天皇の時代、この地で疫病が流行したが、国主が当社神主に祈祷させると速やかに治まったという。延喜式神名帳の記載はないが、日本三代実録貞観2年(860年)10月3日条には豊前国大富神に従五位下を授くとある(式外社)。

当地(山田庄)には平安末期頃、宇佐神宮の弥勒寺(神宮寺)があり、宇佐神宮との関係が深い。境内には、古来宇佐宮への勅使がこの地に宿泊する際に水を汲んで供した「勅使井」と呼ばれる井戸があり、現在でも神職が宇佐宮にこの井戸の水(御神水)を持参している。

境内[編集]

周囲は水田が広がるのどかな田園地帯である。

本殿は嘉永5年(1852年)の建造。本殿の軒は桔木(はねぎ)構造であるが、通常の一本の拮木で軒を支えるのでなく、桔木を二重に使って軒を支える独特の構造で、便宜的に「はかり桔構造」と名づけられ、全国的に見ても建築学的に貴重な軒構造とされている。

祭事[編集]

  • 節分祭 2月3日
  • 春季神幸祭(八屋祇園) 4月29日 - 5月1日
    • 豊前感応楽 西暦偶数年の4月30 - 5月1日 (国の選択無形民俗文化財、県重要無形文化財) -- 天平13年(741年)に始まり、戦国時代に一時中断したが、延宝5年(1677年)に再興した。元は6月末の夏越の大祓の神事として行われていたが、明治初年より4月末の神幸祭とともに行われるようになった。
  • 抜穂祭 9月

アクセス[編集]

  • JR日豊本線 豊前松江駅下車、徒歩30 - 40分。
  • JR日豊本線 宇島駅下車。豊前市バス櫛狩屋行き(本数少ない、日祝運休)に乗車、大富神社前下車。
  • 国道10号大村横矢橋信号を右折、1km近く走ると右手に大富神社の鬱蒼とした森が見えてくる。神社西側に無料駐車場がある。

参考文献[編集]

  • 『豊前地方誌』渡邊春見著。葦書房。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]