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名古屋市交通局5050形電車

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名古屋交通局5050形
名古屋市交通局5050形電車
主要諸元
編成 6両(4M2T)
軌間 1435 mm
電気方式 直流600V第三軌条方式
最高運転速度 65 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s
編成定員 制御車96人
電動車107人
編成重量 制御車21.4t
電動車25.2t
全長 15580 mm
全幅 2546 mm
全高 3440 mm
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
編成出力 300kW×4=1200kW
制御装置 VVVFインバータ制御
制動装置

電気指令式ブレーキ

回生ブレーキ
保安装置 ATC
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名古屋市交通局5050形電車(なごやしこうつうきょく5050がたでんしゃ)は、1992年平成4年)に登場した名古屋市交通局名古屋市営地下鉄東山線用の通勤形電車

車両概要

東山線に残っていた300形などの非冷房車を置き換える目的で、1992年平成4年)から2000年(平成12年)までに6両編成27本(162両)が製造された。

車体や搭載機器は名城線用の2000形をベースとして、前頭形状を5000形に似せてあるが、傾斜の仕方や灯具の配列などが異なる。座席はバケットタイプだがモケットの色は5000形と同様で、橙色の濃淡で着席区分を表す。また、荷棚のパイプも一般的なレール方向とした(2000形は枕木方向)。車両長は15.58mと小さい。2001年からはコカ・コーラなどのラッピング広告が掲出された編成もある。

東海テレビの全面広告車両
(5166F・2008年4月9日 / 栄駅

営業区間

編成

本形式の編成組成は下表のとおりである。

高畑
5150 5250 5350 5450 5550 5650

製造時期と制御装置

本形式のVVVFインバータは、落成年ごとに製造メーカーが異なっている。

編成ごとの製造時期と制御装置の製造メーカーは下表の通りである。

編成 製造年 制御装置
製造メーカー
5151 - 5153編成 1992年 三菱電機
5154 - 5155編成 1993年 日立製作所
5156 - 5157編成 1994年 三菱電機
5158 - 5160編成 1995年 東芝
5161 - 5163編成 1996年 日立製作所
5164 - 5167編成 1997年 三菱電機
5168 - 5171編成 1998年 東芝
5172 - 5174編成 1999年 日立製作所
5175 - 5177編成 2000年 三菱電機

外部リンク