古川益三

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古川 益三(ふるかわ ますぞう、本名:古川 益蔵、1950年10月21日 - )は、滋賀県出身の日本漫画家実業家。株式会社まんだらけ代表取締役社長。ライフワークは精神世界求道で、宇宙と人間誕生の謎の解明による地球と宇宙の救済。「宇宙全史」ワーク、ミッション展開中。趣味はトライアスロン。同じく漫画家である松本零士と親交が深い。

略歴[編集]

  • 中学時代、石森章太郎の『マンガ家入門』に感化されて漫画を描き始める。
  • 1968年5月、滋賀県立長浜北高等学校2年時に「登場人物のいない漫画」が雑誌『COM』の「青春・実験まんがコース」佳作に入選。卒業後、漫画家を目指して上京。
  • 1969年、雑誌『ガロ』に「野風呂」を発表し、漫画家としてデビュー。
  • 1970年7月、水木プロダクションアシスタントとなり、ガロに「紫の伝説」などを不定期に発表。
  • 漫画だけでは食べていけず、様々なアルバイトを経験する。
  • 1979年、漫画専門の貸本屋「憂都離夜」(ゆとりや)のアルバイトを経て、同オーナーと共同で漫画古書店「憂都離夜」を開店。
  • 1980年、「憂都離夜」オーナーの引退に伴い、中野ブロードウェイ2階に「まんだらけ」を開店。
  • 1987年2月20日、株式会社まんだらけを設立。取締役就任。
  • 1987年、漫画雑誌『コミックモーニング』に「D9 RECORD」を発表するも担当編集から何の連絡もないまま連載終了。
  • 1990年11月、初代社長の死去に伴い、まんだらけ代表取締役社長に就任。
  • 1993年、『まんだらけ漫画目録』に、描きためてあった「D9 RECORD」を加筆・修正して発表。
  • 1997年4月、ロサンゼルスに現地法人「Mandarake USA Inc.」を設立。
  • 2000年7月26日、株式会社まんだらけを東京証券取引所マザーズに上場。
  • 2007年現在、まんだらけ社長として精力的に活動中。
  • 2008年、みわと虚空蔵55のペンネームの連名で発売された『宇宙全史』は、著者の精神世界活動のライフワーク的位置付けとして、ホームページと共に難解な精神世界系ミッションが進行中。

エピソード[編集]

  • ガロ』に漫画を発表していた頃は、安部慎一鈴木翁二と共に「一二三トリオ」または「三羽ガラス」と呼ばれていた。
  • まんだらけ創業当初、自動車で全国の古い貸本屋の倉庫などを回り、大量に漫画を買いまくったという。また、マニアの間でも現存が疑われていた足塚不二雄の『UTOPIA 最後の世界大戦』を発掘し、店頭で100万円という値段を付けた。後に同書を「100万円で買います」と広告を出して話題になった。
  • 手塚治虫の『新宝島』の初版単行本(ほぼ新本状態の物)に500万円の値を付けて金庫に保管している[1]

漫画作品年表[編集]

1968年

  • 登場人物のいない漫画(COM、5月号)

1969年

  • 野風呂(ガロ、7月号)
  • 屋根裏の神様(少年ジャンプ、7月30日増刊)

1970年

  • 紫の伝説 一の章 全3回(ガロ、2~4月号)
  • アモンの設計図(少年ジャンプ、6月10日増刊)
  • 紫の伝説 二の章その1~5(ガロ、6~12月号)

1971年

  • 紫の伝説 二の章その6~11(ガロ、1~6月号)
  • 紫の伝説 三の章その1~5(ガロ、7~12月号)

1972年

  • 紫の伝説 三の章その6~10(ガロ、1~6月号)
  • 闇百蓮(夜行1、4月25日発行)
  • 九月一日風渺々として(ガロ、10月号)
  • 紫の伝説 四の章その1(ガロ、12月号)

1973年

  • 青春風土記 全9回(NOWコミック、1~9月号)
  • 紫の伝説 五の章その1~3(ガロ、2~4月号)
  • 草原電鉄(夜行3、4月9日発行)
  • 紫の伝説 四の章その2~5(ガロ、6,8~10月号)
  • 丹海部落開拓史(夜行4、11月1日発行)
  • 紫の伝説 六の章(ガロ、12月号)

1974年

  • 紫の伝説 六の章(ガロ、1月号)
  • 彷徨(夜行5、4月15日発行)
  • 水界(ガロ、7月号)
  • ASUKA(ヤングコミック、8月8日増刊)
  • 秋やから・・・(ヤングコミック、9月26日増刊)
  • イメージSTATION 1~3(ガロ、10~12月号)

1975年

  • イメージSTATION 4(ガロ、1月号)
  • ある童話のための習作(ガロ、2月号)
  • ・・・・・・・・・(ガロ、4月号)

1976年

  • 原始海岸 1~3(ガロ、4~6月号)

1978年

  • 人生は奇跡よ(夜行7)
  • 汎宇宙風土記(Peke、9月号)
  • 未確認(Peke、10月号)
  • 汎宇宙風土記抄(Peke、11月号)
  • 内宇宙の旅人(Peke、12月号)

1979年

  • ラスト・メッセージ(夜行8、5月29日発行)
  • 紫の伝説 終章その1~8(ガロ、5~12月号)

1980年

  • 紫の伝説 終章その9~12(ガロ、1~5月号)
  • 時空草(夜行9、4月5日発行)
  • 川の中(ガロ、8月号)
  • 無羅無羅(ガロ、9月号)
  • お茶(ガロ、10月号)
  • 空(ガロ、11月号)
  • 張り手(ぱふ、11月号)
  • 忘れ物(ガロ、12月号)

1981年

  • 釣り(ガロ、1月号)
  • 鐘の音(ガロ、2・3月号)
  • いつまでたってもタイムマシンができない原因に関する報告書(漫画の手帖3号)
  • 術の値(ガロ、4月号)
  • みのむし(ガロ、5月号)
  • セオの関(まんがゴールデンスーパーデラックス、第4号)
  • 邪尼曼陀羅 1~6(ガロ、6~12月号)

1982年

  • 邪尼曼陀羅 7~8(ガロ、1~3月号)
  • えんげきょう(ガロ、4月号)
  • 不安銅羅の・・・(ガロ、5月号)

1988年

  • D9 RECORD 第1~5話(未完)(コミックモーニング、38~42号)

1993~95年

  • D9 RECORD 及び D9 READING 数話(まんだらけ漫画目録4~8号、まんだらけ9)

2002年

  • 御舟祭(同人誌)※D9 RECORD未発表分も併録

漫画作品集[編集]

  • 紫の伝説(1981年10月:青林堂):『ガロ』連載作品。
  • ある童話のための習作(銀音夢書房:1986年):印税代わりに貰った新本がまんだらけ倉庫で1箱見つかり店舗で販売されたというエピソードがある。
  • 邪尼曼陀羅(青林堂:1987年7月)
  • 淡紫抄 古川益三作品集(幻燈社:1972年)
  • 草原電鉄(北冬書房:2001年3月):『夜行』に掲載された作品を主とした短編集。
  • D9 RECORD:講談社コミックモーニング』のオール・カラー・コミックシリーズとして連載。1987年38号〜42号、まんだらけ発行の『まんだらけ漫画目録』4号から8号、同発行『まんだらけ』9号に掲載。続編をコミックマーケットで自費出版物として販売。

著書[編集]

  • あなたのマンガ高く買います:古川益三とまんだらけ鑑定団(まんだらけ出版部)1995年4月
  • まんだらけ風雲録 -幻のマンガを求めて-(太田出版)
  • 第3次世界大戦、始まる!:  ゲリー・ボーネル/古川 益三  (ヴォイス:2001年11月)
  • 人類アカシャ全史 -アカシックレコードから読み解く人類の起源と歴史、そして驚愕の近未来-:ゲリー ボーネル(訳:大野百合子)/古川 益三(ヴォイス:2002年2月)

宇宙全史〈1〉地球全史篇 / みわ 虚空蔵55 (まんだらけ出版:2007年5月)

・宇宙全史 質疑応答1 / みわ 虚空蔵55 (まんだらけ出版:2009年9月)

・宇宙全史 質疑応答2 / みわ 虚空蔵55 (まんだらけ出版:2010年3月)

余談[編集]

  • 開運!なんでも鑑定団』に鑑定士として出演していた時期がある。当時の司会である島田紳助からは「鑑定団一のあやしい人物」と評されている。

関連事項[編集]