兵主大社

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兵主大社
Shiga Hyouzu.jpg
兵主大社本殿
所在地 滋賀県野洲市五条566
位置 北緯35度6分55.0秒
東経136度0分36.4秒
座標: 北緯35度6分55.0秒 東経136度0分36.4秒
主祭神 八千矛神
社格 式内社(名神大)・県社
本殿の様式 一間社切妻造
例祭 5月5日
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兵主大社(ひょうずたいしゃ)は、滋賀県野洲市にある神社である。式内社名神大社)で、旧社格県社。正式名称は兵主神社であるが、普段は「兵主大社」を称している。

八千矛神(やちほこのかみ)(大国主神)を主祭神とし、手名椎神・足名椎神を配祀する。

「兵主」の神を祀る神社は日本全国に約50社あり、延喜式神名帳には19社記載されているが、その中で名神大社は当社と大和国穴師坐兵主神社壱岐国兵主神社のみである。

歴史[編集]

社伝「兵主大明神縁起」によれば、景行天皇58年、天皇は皇子・稲背入彦命に命じて大和国穴師(奈良県桜井市、現 穴師坐兵主神社)に八千矛神を祀らせ、これを「兵主大神」と称して崇敬した。近江国・高穴穂宮への遷都に伴い、稲背入彦命は宮に近い穴太(滋賀県大津市坂本穴太町)に社地を定め、遷座した。欽明天皇の時代、播磨別らが琵琶湖を渡って東に移住する際、再び遷座して現在地に社殿を造営し鎮座したと伝え、以降、播磨別の子孫が神職を世襲している。

延喜式神名帳では名神大社に列し、治承4年(1180年)には正一位勲八等兵主大神宮の勅額が贈られている。

中世には、「兵主」を「つわものぬし」と読むことより、武士の厚い信仰を得た。中でも源頼朝足利尊氏による神宝の寄進・社殿造営があり、社宝として残されている。また、江戸時代には、徳川将軍家から社領の寄進を受け、厚い保護を受けた。

祭事[編集]

  • 兵主祭(5月5日)

文化財[編集]

兵主大社楼門
兵主大社拝殿翼楼
重要文化財
  • 白絹包腹巻 1具
    • 鍍銀籠手金具
    • 鍍銀臑当(すねあて)
    • 茜威喉輪(あかねおどしのどわ)
    • 白生絹袷小袖
    • 萌黄地白茶格子生絹袷小袖
    • 緂帯
    • 唐櫃
重要美術品(国認定)
  • 革箙(かわえびら)
  • 錦包箙
  • 梓弓
  • 伏竹弓
  • 黒漆弓
  • 木造唐鞍神馬
  • 木造神馬
名勝
  • 庭園
滋賀県県指定有形文化財
  • 楼門
野洲市指定文化財
  • 本殿

以下の2件の重要文化財(兵主大社旧蔵)は文化庁買上げとなり、現在は奈良国立博物館の所蔵となっている。

  • 金銅種子華鬘(こんどうしゅじけまん) 6枚
  • 刺繍三昧耶幡(ししゅうさまやばん) 17旒

アクセス[編集]

交通
駐車場
  • 普通車40台、大型車5台
見学
  • 境内自由
  • 庭園 - 一般300円、学生200円、団体(10名以上)250円
  • 庭園・収蔵庫(要予約) - 一般500円、学生300円、団体400円