価値開発

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
価値開発株式会社
Kachikaihatsu Co.LTD.
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
101-0035
東京都千代田区岩本町一丁目12番3号
山崎共同ビル3F
設立 1912年大正元年)9月
業種 サービス業
法人番号 5010001128140
事業内容 ホテル業、不動産業
代表者 代表取締役社長 高倉茂
資本金 99百万円
(2019年9月)
売上高 単体5億57百万円
連結50億84百万円
(2019年3月期)
経常利益 連結▲7億4百万円
純資産 単体5億40百万円
連結8億42百万円
(2019年3月)
総資産 単体33億93百万円
連結53億35百万円
(2019年3月)
従業員数 単体20名 連結443名
(2019年3月)
決算期 3月31日
主要株主 Star Asia opportunity III LP 75.55%(2019年3月現在)
主要子会社 株式会社フィーノホテルズ
株式会社バリュー・ザ・ホテル
株式会社衣浦グランドホテル
外部リンク www.kachikaihatsu.co.jp
テンプレートを表示

価値開発株式会社(かちかいはつ、: Kachikaihatsu Co.LTD.)は、1912年大正元年)創業で、現在は東京都千代田区に本社を置きホスピタリティ事業全般を行っている企業です。日本国内でのホテル運営管理及び、新規ホテル開発を含む不動産業の2本柱をコア事業としています。近年は事業ドメインを不動産業事業からホテル運営・開発事業へポートフォリオチェンジしており、全体売上の90%以上をホテル事業が占めています。 2008年10月、アメリカ合衆国に本部を置くワールドホテルチェーンであるBest Western.INC.ベストウェスタン)と、ADO(Area Development Organization)を締結し、日本でのエリアデベロッパーとして日本国内におけるベストウェスタンブランドホテルの開発権を有し、近年日本国内でベストウェスタン拡大を積極的に図っている。なおベストウェスタンホテルにおける直営店のオペレーションは、価値開発の連結子会社であるフィーノホテルズ が行っている。その他に東北宮城及び福島エリアにて、中長期滞在可能型ホテルであるバリュー・ザ・ホテルを6軒展開している。 2019年4月1日現在、ベストウェスタンホテルが17軒、東北復興支援のバリュー・ザ・ホテルが6軒、衣浦グランドホテル1軒の合計3ブランド24ホテルを展開している。

概要[編集]

明治から大正時代にかけて富岡製糸場を中心に北関東で盛んだった糸の製造を目的として設立された、上毛撚糸株式会社を起源とする。1960年代までは本社のあった群馬県以外に新潟県福井県などにも工場を構え、製糸業界大手の一角を占めていた。

しかし、1970年代に入り繊維業界全体が構造的な不況に突入すると、1973年に子会社として株式会社上毛ハウジングを設立し、不動産業に参入。その後もカート場の運営、IT関連事業やセキュリティ関連事業(防犯フィルム販売)など経営の多角化を進めた。一方でいわゆる仕手株としても名前が知られるようになり、1990年代後半には一時古倉義彦率いる投資会社「クレアモントキャピタルホールディング」の傘下に入ったこともある。

その後は不動産業がメインとなり、2006年10月に東京証券取引所における所属業種も「繊維」から「不動産」に変更されたほか、2008年10月には社名を価値開発株式会社に変更し、かつての製糸業時代の名残は消えた。

2008年3月期まで不動産業を主に業績は堅調に推移してきたが、不動産市況の悪化が直撃する形で2009年3月期連結決算では61億円の純損失を計上。不動産事業を縮小し、ホテルマネジメント事業を拡大する方針を打ち出し、2011年3月期連結決算ではホテル事業が不動産事業の売上を逆転した。同時に、赤字が続いていた創業事業の製糸業から完全に撤退することも発表された。しかし損失幅は縮小したものの、引き続き純損失の計上が続いていた。2012年3月期からは、過去の不動産事業の清算を図る中で、固定資産売却や匿名組合出資の回収不能など特別損失の計上が相次ぎ、再び純損失が拡大した。この結果、2013年3月期連結決算では純資産が65百万円にまで落ち込んだ。

これを受けて2013年5月、レンブラントホールディングスなどを割当先とする、債務の株式化を含む第三者割当増資を実施、レンブラントホールディングスが筆頭株主となった。2014年10月株式会社セイヤの子会社であった、株式会社プレミアリゾートオペレーションズの株式を取得し子会社化した。

2014年11月メイン事業のホテル部門は、ベストウェスタンホテル、東北復興支援のバリュー・ザ・ホテル、衣浦グランドホテルの合計3ブランド13ホテルを運営している他、不動産業も手掛けている。なおプレミアリゾートオペレーションの子会社化により、新たにハウスウェディング事業にも進出を図る。これらの結果、2015年10月には東京証券取引所における所属業種が「不動産」から、「サービス業」に変更されている(上記のような形で所属業種が2度も変更された上場企業は、同じく「繊維→不動産→サービス業」に所属業種が変更されたエコナックホールディングス(旧・日本レース)など、ごく一部しか存在しない)。なお2018年度では既に新築ホテル2軒の出店が発表済みとなっており、2018年6月1日に日本では初となるベストウェスタンの上位ブランドであるベストウェスタンプラスホテルフィーノ千歳が開業し、10月1日に初の東京都内での直営新築ホテルであるベストウェスタンホテルフィーノ東京秋葉原が開業した。 2018年10月、スターアジアグループとの資本業務提携を行うことを発表し、2018年11月、スターアジアグループにより運用されているファンドであるStar Asia Opportunity III LPに対して第三者割当増資を実施した。また、それまで筆頭株主であったレンブラントホールディングスなどから株式を取得し、筆頭株主となった。2019年3月、Star Asia Opportunity Ⅲ LPに対して第三者割当増資を実施し、Star Asia Opportunity Ⅲ LPが親会社となった。  新規ホテルは2019年2月にベストウェスタンプラスホテルフィーノ大阪北浜が新築開業した事で、2019年4月現在、ベストウェスタンホテルが17軒(直営12軒・FC5軒)、東北復興支援のバリュー・ザ・ホテルが6軒、衣浦グランドホテル1軒の合計3ブランド24ホテルを展開している。 なお既にIRリリースにて発表済みである新築ホテルプロジェクトとしては、東京オリンピック前の2020年度第一Q中に、東京赤坂、新横浜、福岡天神にてそれぞれ新築ホテル計画が発表されており、第二Qの7月には、札幌市内に計画が発表されている。よって、今後合計4軒の新築ホテルが計画されている。

今後の新規開発運営ホテル[編集]

今後の新築ホテル予定は下記が既に発表されている。

  • 2020年春:ベストウェスタンホテルフィーノ東京赤坂(新築/直営・87室)
  • 2020年5月:ベストウェスタンホテルフィーノ新横浜(新築/直営・108室)
  • 2020年6月:ベストウェスタンプラスホテルフィーノ福岡天神(新築/直営・236室)
  • 2020年7月:ベストウェスタンホテルフィーノ札幌(新築/直営・145室)

グループ会社[編集]

沿革[編集]

  • 1912年大正元年)9月 - 上毛撚糸株式会社創業。
  • 1959年昭和34年)6月 - 株式を店頭公開。
  • 1961年(昭和36年)10月 - 東京証券取引所第2部に上場。
  • 2001年平成13年)5月 - 株式会社上毛に社名変更。
  • 2006年(平成18年)10月 - 東京証券取引所の所属業種を「繊維業」から「不動産業」に変更。
  • 2008年(平成20年)
    • 10月1日 - 価値開発株式会社に社名変更。
    • 11月 - ベストウエスタンホテルの日本における ADO(Area Development Organization)を取得し、日本における開発権利を有す。
  • 2009年(平成21年)10月 - 本社を群馬県前橋市から東京都千代田区に移転。
  • 2014年(平成26年) - プレミアリゾートオペレーションズを子会社化。
  • 2015年(平成27年)10月 - 東京証券取引所の所属業種を「不動産業」から「サービス業」に変更。
  • 2016年(平成28年)9月 - 株主優待制度を開始。
  • 2018年(平成30年)9月 - 株主優待制度を廃止。
  • 2018年(平成30年)11月 - Star Asia Opprtunity Ⅲ LPと資本業務提携を締結。
  • 2019年(平成31年)3月 - 第三者割当増資に伴う新株発行により1、スターアジアグループ企業が親会社となる



脚注[編集]

[ヘルプ]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]