余目町
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あまるめまち 余目町 | |
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絵画収蔵館(現:内藤秀因水彩画記念館) | |
廃止日 | 2005年7月1日 |
廃止理由 |
新設合併 余目町、立川町 → 庄内町 |
現在の自治体 | 庄内町 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 東北地方 |
都道府県 | 山形県 |
郡 | 東田川郡 |
市町村コード | 06422-0 |
面積 | 58.44 km2 |
総人口 |
18,052人 (推計人口、2005年6月1日) |
隣接自治体 |
酒田市 飽海郡:平田町、松山町 東田川郡:立川町、藤島町、三川町 |
町の木 | マツ |
町の花 | ヒマワリ |
町の鳥 | ヒバリ |
余目町役場 | |
所在地 |
〒999-7781 山形県東田川郡余目町大字余目字町132-1 |
座標 | 北緯38度50分59秒 東経139度54分17秒 / 北緯38.84983度 東経139.90472度座標: 北緯38度50分59秒 東経139度54分17秒 / 北緯38.84983度 東経139.90472度 |
特記事項 | 市外局番:0234 |
ウィキプロジェクト |
余目町(あまるめまち)は、山形県庄内地方の中央に位置した町。庄内町北部の旧町域。
農業が主産業の町である。2005年(平成17年)7月1日に立川町と合併し庄内町となった。
地理
[編集]山形県の北西、庄内平野の中央に位置し町域はすべて平坦地である。平田町と松山町との境に最上川が流れ、境界をなしている。現在は有数の稲作地帯だが、町の土地は最上川の水位より高い位置にあり最上川からは水を引くことができなかったので、広大な原野地帯が広がっていた。
1612年に最上義光の家臣、狩川(立川町)城主北楯利長が立谷沢川から取水する北楯大堰を建設した。それによって新田開発が盛んになり、原野地帯は水田へと一変した。ほかにも堰や多くの支線が建設され、現在も水田に水を供給している。
現在の余目の中心市街地は、江戸時代に周辺から農民が集住することによって形成された。
町内を分けるときは町内の4つの小学校の学区を基準にして分ける。
地域区分
[編集]余目町は庄内地方南部の鶴岡市を中心とした田川地区と、北部の酒田市を中心とした飽海地区の中間に位置するため、町はどちらに地域に属するかは見方が分かれるところである。平成大合併の際、酒田市側と鶴岡市側のどちらの枠組みに参加するかという話になったが、最終的にどちらにも参加せず立川町との2町間で合併の協議を進め、平成17年7月1日に庄内町が発足することになった。
- 鶴岡市を中心にした田川に含む:郡(東田川郡)
これは戦前に分けられた際のものが多い。
- 酒田市を中心とした飽海に含む:広域消防組合、NTTの市内
最近ではほとんど酒田市側に含まれる。
- 立川町との2町:警察(余目警察署)
隣接していた自治体
[編集]歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日:町村制施行によって余目村、廿六木村(とどろきむら)、跡村、榎木村、平岡村、千河原村、槙島村、提興屋村の8箇村を合併し余目村が発足。
- 1914年(大正3年)9月20日:余目駅開設。
- 1915年(大正4年)7月5日 - 常万村との境界変更[1]。
- 1916年(大正5年)5月25日:新堀村との境界変更[2]。
- 1918年(大正7年)5月5日:余目村が町制施行[3]。
- 1954年(昭和29年)12月1日:余目町、栄村、常万村、大和村、十六合村、八栄里村の1町5村が合併し、余目町が誕生する。
- 1971年(昭和46年)4月:町の人口が2万人を割る。
- 1980年(昭和55年)12月:国道47号余目バイパスが開通。
- 2005年(平成17年)7月1日:立川町と合併し庄内町となり消滅。
主な事件
[編集]- 余目町個室付浴場事件 - 1968年、町内での個室付浴場(トルコ風呂)開設を阻止するために浴場予定地付近に児童遊園(若竹児童遊園)を設置したことを巡り最高裁まで争われた事件。
行政
[編集]- 歴代町長
姉妹都市・提携都市
[編集]日本国外
- コルサコフ市(ロシア・サハリン州)[4]
- 1992年7月23日 友好都市提携
- 「環日本海時代」への対応として、庄内中央青年会議所の仲介により、市民レベルで各種の国際交流を行うことを相互確認。1992年に「余目町とコルサコフ市との友好交流に関する覚書」に調印。
地域
[編集]教育
[編集]- 小学校
- 余目町立第一小学校
- 余目町立第二小学校
- 余目町立第三小学校
- 余目町立第四小学校
- 中学校
- 余目町立余目中学校
- 高等学校
- 山形県立庄内総合高等学校
公民館
[編集]- 中央公民館(響ホール)
- 第一公民館
- 第二公民館
- 第三公民館
- 第四公民館
公共施設・文化施設
[編集]- 響ホール
- 余目町絵画収蔵館
- 余目町資料館(第四公民館内)
- 余目町総合体育館
- 余目町立図書館
経済
[編集]金融機関
[編集]交通
[編集]鉄道路線
[編集]羽越線と陸羽西線が接続する交通の要所である。酒田市、鶴岡市どちらにも約20分で行くことができる。
路線バス
[編集]道路
[編集]- 高速道路
- 一般国道
- 町内を走る一般国道:国道47号
- 都道府県道
- 周辺市町への連絡
- 酒田市、秋田市…国道47号(酒田市まで約10km)
- 鶴岡市、新潟市…国道7号と山形県道43号余目加茂線
- 新庄市、山形市…国道47号(新庄市まで約45km)
観光スポット・史跡・祭り
[編集]出身有名人
[編集]- 卍凱 - 僧、総穏寺・第24世住職。
- 泉山三六 - 政治家、衆議院議員、第57代大蔵大臣
- 吉泉秀男 - 衆議院議員
- 佐藤輝 - 俳優
- 國井英夫 - 庄交コーポレーション社長、元荘内銀行頭取
- 天音里望 - 演歌歌手
- 渡部有 - テレビユー山形(TUY)アナウンサー
脚注
[編集]- ^ “『村区域変更』官報. 1915年07月07日 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2022年2月24日閲覧。
- ^ “『町村境界並字区域変更』官報. 1916年06月07日 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “『町村変更』官報. 1918年05月20日 - 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2022年2月8日閲覧。
- ^ “姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2012年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月4日閲覧。