丸山浩司

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丸山 浩司(まるやま ひろし、1953年7月12日 - )は、日本版画家木版画)、美術教育研究者。多摩美術大学教授。

栃木県足利市出身。多摩美術大学在学中に吹田文明に師事し、木版画を始める。その後、東京芸術大学大学院に進学し野田哲也中林忠良に師事、更に木版画研究を進める。その後、福島大学にて教員養成の仕事に従事し、教科書編集や鑑賞教育、現代美術研究を通して美術教育研究にも力を注ぐ。 当初は生まれ故郷の足利にて友禅染めの色彩(渡良瀬川の友禅流し)に魅了され鮮やかな色彩による作品を手掛け、単行本の表紙やテレビドラマのセットに利用されるなど、社会的評価が高かったが、現在はモノクロームを基調にした静謐な作品が多い。

現在、多摩美術大学教授、(社)日本版画協会理事、東京藝術大学美術教育研究会運営委員、大学版画学会運営委員。

経歴[編集]

主な個展[編集]

受賞・出展歴[編集]

主な作品収蔵先[編集]

脚注[編集]


外部リンク[編集]