ヴィネグレットソース
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ヴィネグレットソース(フランス語: sauce vinaigrette, vinaigrette)とは、冷たいソースの一種でサラダに使われることが多い。
概要
[編集]フランス料理における最も基本的なサラダドレッシングなので、フレンチドレッシングとも呼ばれることもある。酢とサラダ油を1:3の割合でよく混ぜ、塩・胡椒で調味したもの。酢の代わりにレモン汁を用いても美味である。ただし、酢を使うソースなので、作る際はアルミ製のボウルは使わない[1]。
乳化ソースの一種だが、マヨネーズなどよりも流動性が高く、とろみや安定性はあまり重視されない。表面積の広い葉物野菜に和える調理法に向いている。野菜を洗った時に残った水気が、ソースを分離させる原因となるので、しっかり水気を切ってから和えると、美味しく仕上がる[2]。
アメリカ合衆国で生まれた「フレンチドレッシング」(French dressing)は、ヴィネグレットに砂糖またはケチャップを混ぜたものであり、フランスでは見られない。
様々なバリエーション
[編集]このソースに色々な食材を加えて、風味のバリエーションを楽しむことができる。
- ソース・ヴィネグレット・レフォール(sauce vinaigrette raifort)
- すりおろしたホースラディッシュ(セイヨウワサビ)を加えたソース。
- ソース・ヴィネグレット・トマート(sauce vinaigrette tomate)
- 裏ごししたトマトを加えたソース。
- ソース・ヴィネグレット・ジャンジャンブル(sauce vinaigrette gingembre)
- すりおろしたショウガを加えたソース。
出典
[編集]- ^ “アルミを使った容器にお酢を入れてもいいですか?”. faq.mizkan.dga.jp. 2020年2月7日閲覧。
- ^ Harold McGee『マギー キッチンサイエンス』2008年、共立出版 p.617