ロシア航空宇宙軍

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ロシア航空宇宙軍
Воздушно-Космические Силы Российской Федерации
Medium emblem of the Военно-воздушные силы Российской Федерации.svg
Flag of the Air Force of the Russian Federation.svg
国防省
主要部隊
航空宇宙軍総司令部
第6航空・防空軍
第14航空・防空軍
第11航空・防空軍
第4航空・防空軍
第?航空・防空軍
遠距離航空コマンド
軍事輸送航空コマンド
防空・ミサイル防衛部隊
宇宙部隊
歴史・伝統
ロシア航空宇宙軍の歴史
ロシア航空宇宙軍の軍服
その他
階級
装備品一覧
ロシア航空宇宙軍の国籍識別標ベラルーシ空軍・防空軍と同じくソ連空軍時代の「赤い星」を引き継いでいる。
2010年から2013年まで使用された新式の国籍識別標。従来の「赤い星」をベースに縁取に青色を加え、ロシア国旗や汎スラブ色と同じ赤・青・白の3色の星としていた。

ロシア航空宇宙軍(ロシアこうくううちゅうぐん、ロシア語Воздушно-Космические Силы России、略称:ВКС)は、ロシア連邦軍大気圏内および宇宙を作戦空間とする軍種

2015年8月1日に空軍と独立兵科の航空宇宙防衛軍は統合され、「ロシア航空宇宙軍」に再編成された[1]

概要[編集]

人員約14.5万人、航空機約2,500機を保有し、内武装機(回転翼機を除く、爆撃機戦闘機戦闘攻撃機攻撃機、武装偵察機)を約1,100機保有している[2]。2020年までに、航空産業複合体の創設・高精度兵器・対電子戦兵器・無人戦闘・偵察機の導入と600機以上の航空機、1,000機以上のヘリコプターの導入と400機の近代化改修が計画されている。

兵科[編集]

  • 航空隊(авиация
    • 爆撃航空隊(Бомбардировочная авиация
    • 攻撃航空隊(Штурмовая авиация
    • 戦闘航空隊(Истребительная авиация
    • 偵察航空隊(Разведывательная авиация
    • 輸送航空隊(Транспортная авиация
    • 特殊航空隊(Специальная авиация
  • 高射ミサイル兵(зенитные ракетные войска
  • 電波技術兵(радиотехнические войска):レーダー
  • 支援兵科
    • 通信部隊
    • 電波電子戦部隊
    • 通信・電波技術保障部隊
    • 工兵部隊
    • 放射線・化学・生物学防護部隊
  • 後方部隊

組織[編集]

2009年に一旦は、4個航空・防空コマンドкомандование ВВС и ПВО)、軍事輸送航空コマンド及び遠距離航空コマンドなどに再編改名されたものの、2015年8月に4個航空・防空コマンドは再び航空・防空軍армия ВВС и ПВО)に改名し、新たに北極海エリアを担当する航空・防空軍が加えられた。同時に、空軍と独立兵科の航空宇宙防衛軍は合併し、航空宇宙軍となった。

直轄部隊[編集]

倉庫・保管基地・修理工場[編集]

  • ミサイル兵器・弾薬中央航空基地:セルギエフ・ポサード
  • ミサイル兵器・弾薬航空倉庫:イオシュカル・オラ
  • 高射ミサイル兵器補給・保管基地:セルプホフ
  • 無人飛行機保管・修理基地:ヤロスラヴリ
  • 第502軍事技術財産修理工場:フリャゼヴォ(ノギンスク-5)
  • 第1015軍事技術財産修理工場:ニジニエ・セルギ-3
  • 第1019軍事技術財産修理工場:オノホイ-2
  • 第1253電波探知兵器中央修理基地:サマーラ-28
  • 第2227兵器修理・保管基地:トルドヴァヤ
  • 第2503自動化統制システム中央修理基地:ヤニノ-1
  • 第2529中央兵器修理工場:ハバロフスク
  • 第2633兵器修理・保管基地:リュベルツィ
  • 第3821兵器修理・保管基地:トスノ
  • 第12航空修理工場:ハバロフスク
  • 第20航空修理工場:プーシキン-3
  • 第121航空修理工場:クビンカ
  • 第150航空修理工場:リュブリノ・ノーヴォエ
  • 第275航空修理工場:クラスノダール
  • 第301航空修理工場:タンボフ
  • 第308航空修理工場:イワノヴォ
  • 第322航空修理工場:ヴォズドヴィジェンカ
  • 第356航空修理工場:エンゲリス
  • 第360航空修理工場:リャザン
  • 第419航空修理工場:ゴレロヴォ
  • 第514航空修理工場:ルジェフ
  • 第568航空修理工場:プーシキン
  • 第570航空修理工場:エイスク
  • 第686航空修理工場:ヴォルゴグラード
  • 第695航空修理工場:アラミリ
  • 第99航空技術設備工場:オスタフィエヴォ、シチェビンカ
  • 第5212監督・試験基地:ズナメンスク
  • 第4215飛行機備蓄基地:ドミトリエフカ
  • 第2881ヘリ備蓄基地:トーツコエ

装備[編集]

Su-25攻撃機
Il-76MD大型輸送機
Mi-26大型輸送ヘリコプター

2015年12月時点で、空軍(当時)が配備する航空機、防空ミサイル[3]は以下の通り[4]

爆撃機
戦闘機
戦闘攻撃機
攻撃機
偵察機
電子偵察機
空中早期警戒機
空中指揮機
空中給油機
大型輸送機
中型輸送機
小型輸送機
人員輸送機
練習機
攻撃ヘリコプター
電子戦ヘリコプター
大型輸送ヘリコプター
中型輸送ヘリコプター
練習用ヘリコプター
偵察用無人機
地対空ミサイル

活動[編集]

2003年の時点で、航空機の稼働率は、機種に応じて68~89%。ヘリは、40%未満であった。パイロットの平均飛行時間(2003年度)は、遠距離航空隊20時間、戦闘機37時間、攻撃機45時間、前線爆撃機41時間、軍事輸送機40時間、陸軍航空隊21時間だった。最も飛行時間が長かったのは、北カフカーズ軍管区の第4航空軍陸軍航空隊(攻撃ヘリの部隊)で、80~200時間だった。

2007年度のミリタリー・バランスでも同様の数字が挙げられているが、機構改革と経済状態の改善によって飛行時間は年々増加し続け、2011年時点では平均100時間超となっている。

歴代総司令官[編集]

空軍総司令官
氏名 階級 在任期間 出身校 前職
アナトーリー・コルヌコフ 上級大将 -2002.1
ヴラジーミル・ミハーイロフ 2002.1-2007.4 エイスク飛行士高等軍事航空学校 副総司令官
アレクサンドル・ゼーリン 大将 2007.5-2012.4 ハリコフ飛行士高等軍事航空学校 空軍総司令官代理兼航空部長
ビクトル・ボンダレフ 大将 2012.5- 副総司令官兼参謀長
空軍参謀総長
氏名 階級 在任期間 出身校 前職
ヴィクトル・シンツィン 大将 -2000.7
ボリス・ツェリツォフ 2000.7-2007 ミンスク防空高等技術高射ミサイル学校 参謀総長代行

脚注[編集]

  1. ^ ロシア航空宇宙軍を編成 - 産経ニュース - 産経ニュース
  2. ^ Military Balance, 2016版より。
  3. ^ 地対空ミサイルは、発射機車両の台数。
  4. ^ Military Balance 2016より。

関連項目[編集]