ルイジアナ・クレオール語
表示
| ルイジアナ・クレオール語 | |
|---|---|
| Kréyol La Lwizyàn[要出典] | |
| 話される国 |
|
| 地域 | ルイジアナ州(特にアケイディアナ地域)、イリノイ州、テキサス州東部、カリフォルニア州北部 |
| 話者数 | 250,000人 |
| 言語系統 |
フランス語系クレオール語
|
| 言語コード | |
| ISO 639-3 |
lou |
| 消滅危険度評価 | |
| Critically endangered (Moseley 2010) | |
ルイジアナ・クレオール語(英: Louisiana Creole French、ルイジアナ・クレオール語: Kreyol Lwiziyen)は、ルイジアナ州で話される、フランス語をベースにしたクレオール言語である。それは、カリブ諸国の他のクレオール語と多くの類似点を持つ。ケイジャン・フランス語とルイジアナのクレオールは互いに重大な影響を与えてはいるが、両者は無関係である。ケイジャンの言葉は基本的に、標準的なフランス語と同様の文法を持つフランス語方言であるが、ルイジアナのクレオール語は、フランス語文法からは全く異なった文法と統語論に当たる。
文法
[編集]一般に、ルイジアナ・クレオール語の文法は、ハイチ語のそれに非常に似ている。ルイジアナ・クレオール語の定冠詞は、単数ではaとla、複数形ではyèとなる。フランス語と異なり、クレオール語では定冠詞を名詞の後に置く。男性名詞、女性名詞といった名詞性のシステムが全くないので、冠詞は発音の評価基準で異なるのみである。aは母音で終わる単語の終わりに付き、laは子音で終わる単語の後に付ける。
ルイジアナ・クレオール語のもうひとつのフランス語と異なる側面は、動詞の語形変化の不足である。動詞が人や数に基づいて変化せず、時制に基づいても変化しない。動詞の時制は、分詞とのセットにおいて、もしくは単に文脈によって明らかにされる。
語彙
[編集]数
[編集]| 数 | ルイジアナ・クレオール語 | フランス語 |
|---|---|---|
| 1 | en | un |
| 2 | de | deux |
| 3 | trwa | trois |
| 4 | katr | quatre |
| 5 | senk | cinq |
| 6 | sis | six |
| 7 | set | sept |
| 8 | wit | huit |
| 9 | nèf | neuf |
| 10 | dis | dix |