ラスカルズ
ラスカルズ The Rascals | |
---|---|
1969年 | |
基本情報 | |
出身地 |
![]() |
ジャンル |
ブルー・アイド・ソウル R&B |
活動期間 | 1965年 - 1972年 |
レーベル | アトランティック、 コロムビア |
メンバー |
フェリックス・キャヴァリエ エディ・ブリガッティ ジーン・コーニッシュ ディノ・ダネリ |
ラスカルズ(The Rascals)は、1964年にアメリカ合衆国ニューヨークで結成された、ブルー・アイド・ソウルのバンドである。
概要[編集]
当初はヤング・ラスカルズと名乗り、1968年のアルバム『夢みる若者』よりラスカルズに改めた。1965年から1969年にかけ、13曲を全米TOP40へ送り込むほどの大人気を博し、「Good Lovin'」 (1966年)、「Groovin'」 (1967年)、「People Got to Be Free (自由への讃歌)」 (1968年)などのビルボード・ナンバー1ヒットを持つ。
1970年、アルバム『ラスト・アルバム』制作中にエディが脱退。そして1971年、同アルバム発売後にジーンが脱退。2人となったラスカルズはコロムビア・レコードに移籍し、ギタリストにバジー・フェイトン(en)(Buzz Feiten)、女性コーラスとしてアニー・サットン(Annie Sutton)、モリー・ホルト(Molly Holt)、黒人ベーシストのロバート・ポップウエル(Robert Popwell)を迎え6人編成として、1971年5月発売のアルバム『ピースフル・ワールド』を以って再出発するが、以前のような人気は得られず、翌1972年に解散した。
日本では浜田省吾や山下達郎にも影響を与え、山下は常々「私のアイドル」と称えている。
メンバー[編集]
- フェリックス・キャヴァリエ(イタリア系アメリカ人、1944年11月29日生まれ、ニューヨーク州フェルハム出身、リードボーカル、オルガン、ピアノ担当)
- エディ・ブリガッティ(イタリア系アメリカ人、1946年10月22日生まれ、ニュージャージー州ガーフィールド、出身、リードボーカル、パーカッション、マラカス、タンブリン担当)
- ジーン・コーニッシュ(フランス系カナダ人、1945年5月14日生まれ、オンタリオ州オタワ出身、ギター担当)
- ディノ・ダネリ(イタリア系アメリカ人、1944年7月23日生まれ、ニュージャージー州ジャージー・シティ出身、ドラムス、パーカッション担当)
ディスコグラフィ[編集]
アルバム[編集]
タイトル | 発売年月日 | レーベル/カタログナンバー | 『ビルボード』Top 200 最高位 | 『キャッシュ・ボックス』最高位 |
---|---|---|---|---|
『グッド・ラヴィン』 The Young Rascals |
1966年3月28日 | Atlantic/8123(mono), SD-8123(stereo) | ||
『コレクションズ』 Collections |
1967年1月9日 | Atlantic/8134(mono), SD-8134(stereo) | ||
『グルーヴィン』 Groovin' |
1967年7月31日 | Atlantic/8148(mono), SD-8148(stereo) | ||
『夢みる若者』 Once Upon A Dream |
1968年2月19日 | Atlantic/8169(mono), SD-8169(stereo) | ||
『タイム・ピース:ラスカルズ・グレイテスト・ヒッツ』 Time Peace: The Rascals' Greatest Hits |
1968年6月24日 | Atlantic/SD-8190(stereo) | ||
『自由組曲』 Freedom Suite |
1969年3月17日 | Atlantic/SD 2-901(stereo) | ||
『シー』 See |
1969年12月15日 | Atlantic/SD-8246(stereo) | ||
『ラスト・アルバム』 Search and Nearness |
1971年3月1日 | Atlantic/SD-8276(stereo) | ||
『ピースフル・ワールド』 Peaceful World |
1971年5月 | Columbia/G30462(stereo) | ||
『アイランド・オブ・リアル』 The Island of Real |
1972年 | Columbia/KC 31103(stereo) |