メイキング・ムーヴィーズ

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メイキング・ムーヴィーズ
ダイアー・ストレイツスタジオ・アルバム
リリース
録音 1980年7月 - 8月
ジャンル ロック、ルーツ・ロック
時間
レーベル ヴァーティゴ
ワーナー・ブラザース・レコードアメリカ合衆国の旗
プロデュース ジミー・アイオヴィン、マーク・ノップラー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(ノルウェー[1]
  • 3位(ニュージーランド[2]
  • 4位(イギリス[3]、スウェーデン[4]
  • 6位(オランダ[5]
  • 7位(ドイツ[6]
  • 15位(オーストリア[7]
  • 19位(アメリカ[8]
ダイアー・ストレイツ 年表
コミュニケ
(1979年)
メイキング・ムーヴィーズ
(1980年)
ラヴ・オーヴァー・ゴールド
(1982年)
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メイキング・ムーヴィーズ』(Making Movies)は、イギリスロックバンドダイアー・ストレイツ1980年に発表した3作目のスタジオ・アルバム。結成以来初のメンバー・チェンジを経て発表された。

背景[編集]

1980年7月、ダイアー・ストレイツは本作のためのレコーディング・セッションに入るが、その途中でマーク・ノップラーの弟デヴッド・ノップラーがバンドを脱退した[9]。デヴィッドは当時のことについて「私が辞めたのは、もはやマークと私が同じバンドでやっていくのが無理だったからだ。私達はスタジオで、床に目をそむけながら歩いていたよ」と語っている[10]。ただし、デヴィッドが1983年に発表した初のソロ・アルバム『Release』には、マーク及びジョン・イルズリーもゲスト参加した[11]。また、本作にはEストリート・バンドのロイ・ビタンが参加している[9]

本作リリース後のツアーにはハル・リンデス(ギター)とアラン・クラーク(キーボード)が参加し、バンドは5人編成となった。

反響[編集]

全英アルバムチャートでは最高4位を記録し、251週にわたってチャート圏内に入るロング・ヒットとなった[3]。本作からシングル・カットされた「ロミオとジュリエット」は全英シングルチャートで8位に達し、その後「メイキング・ムーヴィー」は37位、「トンネル・オブ・ラヴ」は54位を記録している[12]

アメリカではBillboard 200で19位に達し[8]、1981年4月にはRIAAによってゴールドディスクに認定されて、2001年7月にはプラチナディスクの認定を受けている[13]。また、「メイキング・ムーヴィー」はBillboard Hot 100で58位に達した[8]

ノルウェーのアルバム・チャートでは18週連続でトップ10入りし、うち2週にわたって1位を獲得した[1]。ニュージーランドのアルバム・チャートでは最高3位を記録し、1980年12月7日から1983年7月10日までの約2年半にわたり連続でトップ50入りして、その後も度々トップ50に浮上するロング・ヒットとなった[2]

評価[編集]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「このレコードは、締め括りの"Les Boys"で息切れしてしまっているとはいえ、それを除けば『メイキング・ムーヴィーズ』はバンドの最高傑作に位置付けられる」と評している[14]。『ローリング・ストーン』誌が選出した「1980年代のベスト・アルバム100」では52位にランク・イン[15]

収録曲[編集]

特記なき楽曲はマーク・ノップラー作。

  1. トンネル・オブ・ラヴ "Tunnel of Love" (Mark Knopfler, Richard Rodgers, Oscar Hammerstein II) – 8:11
  2. ロミオとジュリエット "Romeo and Juliet" – 6:01
  3. メイキング・ムーヴィー "Skateaway" – 6:40
  4. エクスプレッソ・ラヴ "Expresso Love" – 5:12
  5. ハンド・イン・ハンド "Hand in Hand" – 4:48
  6. ソリッド・ロック "Solid Rock" – 3:27
  7. 男達は… "Les Boys" – 4:08

参加ミュージシャン[編集]

アディショナル・ミュージシャン

脚注・出典[編集]