ペンドラゴン (バンド)

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ペンドラゴン
Pendragon
Pendragon, concert in Aschaffenburg, 2010.JPG
ドイツ・アシャッフェンブルク公演 (2010年5月)
基本情報
別名 Zeus Pendragon
出身地 イングランドの旗 イングランド
グロスターシャー州 ストラウド
ジャンル プログレッシブ・ロック
ポンプ・ロック
ネオ・プログレッシブロック
シンフォニック・ロック
活動期間 1978年 - 現在
レーベル Elusive Records
EMI
Awareness Records
Toff Records
メタル・マインド・プロダクションズ
Snapper Music/Mad Fish
公式サイト http://www.pendragon.mu
メンバー ニック・バレット (Vo/G)
ピーター・ジー (B)
クライヴ・ノーラン (Key/Vo)
ジャン=ヴィンセント・ベラスコ (Ds)
旧メンバー ファッジ・スミス (Ds)
ほか 別記参照

ペンドラゴン (Pendragon) は、イングランド出身のプログレッシブロックバンド

1970年代の英プログレッシブ・ロックを継承する1980年代のスタイル「ポンプ・ロック (ネオ・プログレッシブロック)」の代表的バンド。後年はシンフォニック・ロックを主体に、約40年に渡り活動している。

概要・略歴[編集]

ポンプ・ロック期 (1978年 - 1990年)[編集]

1978年、ニック・バレット(Vo/G)、ピーター・ジー(B)らを中心に英グロスターシャー州で結成。当初のバンド名は「ゼウス・ペンドラゴン」であったが、後に現行名に短縮した。

長い期間ローカルバンドの域を出なかったが、1983年 当時売り出し中だったポンプロックバンドマリリオン」のマネージメントに見出され、同所主宰のレーベル「Elusive Records」と契約。翌1984年にEP『Fly High Fall Far』でデビューした。更に1985年、1stフルアルバム『The Jewel』を発表する。

1986年、大幅なメンバーチェンジを実施し、クライヴ・ノーラン(Key)やファッジ・スミス(Ds)が新加入。同年に1stライブアルバム『9:15 Live』、1988年には2ndアルバム『Kowtow』をリリースする。

自主レーベル設立 (1991年 - 現在)[編集]

1991年、バンドは自主レーベル「Toff Records」を設立。これより全ての作品を管理化に置き、作風や制作の自由度が解放された。同年、第一弾の3rdアルバム『The World』をリリース。以後、4th『The Window of Life』5th『The Masquerade Overture』6th『Not Of This World』と、2000年代まで質の高いシンフォニック・ロック作品を発表していく[1]

バンドは特にポーランドからの支持が高く、その縁で2000年代からライブ音源・映像部門を同国のプロダクション「Metal Mind」に委託する。

2005年、7thコンセプト・アルバム『Believe』をリリース。これ以降 作風に若干の変化が見られ、一部から賛美両論が起こった。

2006年、長年在籍したメンバー ファッジ・スミスが脱退。以降ドラマーの出入りが不安定なる。

2008年、結成30周年にリリースした8thアルバム『Pure』が高い評価を受け、欧州の有力プログレ専門サイト『DPRP』で同年度の「Album of the Year」に輝く。

2011年、9thアルバム『Passion』をリリース。

2013年、デビュー30周年に向け、コンピレーションやライブ作品と連動して大々的に展開[2]。翌年に節目の10thコンセプト・アルバム『Men Who Climb Mountains』を発表[3]

2017年、5thアルバム『The Masquerade Overture』のリリース20周年を記念して、完全再現したライブアルバム『Masquerade 20』をリリース[4]。同年秋に初来日公演を開催[5]

スタイル[編集]

1980年代は同世代の「マリリオン」「IQ」らと並び、後期「ジェネシス」を模倣したようなキャッチーなネオ・プログレッシブロック「ポンプ・ロック」をスタイルとしていた。

自主レーベルを設立した1990年代以降はキャッチーに加え、メロディアスでファンタジックな叙情的シンフォニック・ロックを実践。2000年代半ばからは幾分ハードなサウンドやアコースティックも加味し、陰鬱な表現も展開している。

メンバー[編集]

現ラインナップ[編集]

  • ニック・バレット Nick Barrett - ボーカル/ギター/キーボード (1978- )
  • ピーター・ジー Peter Gee - ベース (1978- )
  • クライヴ・ノーラン Clive Nolan - キーボード/ボーカル (1986- )
  • ジャン=ヴィンセント・ベラスコ Jan-Vincent Velazco - ドラムス (2015- )

旧メンバー[編集]

  • ジョン・バーンフィールド John Barnfield - キーボード (1978-1984)
  • リック・カーター Rick Carter - キーボード (1984-1986)
  • アラン・ジョルフィ Alan Gyorffy - ドラムス (1978)
  • ナイジェル・ハリス Nigel Harris - ドラムス (1978-1984)
  • マット・アンダーソン Matt Anderson - ドラムス (1984-1986)
  • ファッジ・スミス Fudge Smith - ドラムス (1986-2006)
  • ジョー・クラブツリー Joe Crabtree - ドラムス (2006-2008)
  • スコット・ハイアム Scott Higham - ドラムス (2008-2014)
  • クレイグ・ブランデル Craig Blundell - ドラムス (2014-2015)

ディスコグラフィ[編集]

スタジオアルバム
  • The Jewel (1985)
  • Kowtow (1988)
  • The World (1991)
  • The Window of Life (1993)
  • The Masquerade Overture - 仮面舞踏への序曲 (1996)
  • Not Of This World - 幻影の寓話 (2001)
  • Believe (2005)
  • Pure (2008)
  • Passion (2011)
  • Men Who Climb Mountains (2014)
ライブアルバム
  • 9:15 Live (1986)
  • The Very Very Bootleg (1993)
  • Utrecht… the Final Frontier (1995)
  • Live in Kraków (1997)
  • Acoustically Challenged (2002)
  • Out of Order Comes Chaos (2013)
  • Masquerade 20 - ライヴ・イン・ポーランド〜「仮面舞踏への序曲」 (2017)
EP/ミニアルバム
  • Fly High Fall Far (1984)
  • Red Shoes (1987)
  • Saved by You (1989)
  • Fallen Dreams and Angels (1994)
  • As Good as Gold (1996)
コンピレーション
  • The Rest of Pendragon (1991)
  • Overture 1984-1996 (1998)
  • Once Upon a Time in England Volume 1 & 2 (1999)
  • The History 1984–2000 (2000)
  • Introducing Pendragon (2013)
ライブビデオ
  • Live at Last… and More (2002)
  • And Now Everybody to the Stage (2006)
  • Past and Presence (2007)
  • Concerto Maximo (2009)
  • Out of Order Comes Chaos (2013)
  • Masquerade 20 - ライヴ・イン・ポーランド〜「仮面舞踏への序曲」(2017)

脚注[編集]

外部リンク[編集]