プレイヤーキラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

プレイヤーキラー (Player Killer, PK) とは、オンラインゲーム、特にMORPGMMORPGにおいて、他のプレイヤーに対し、何らかの目的で攻撃を行うプレイヤーを指して言う。その行為をプレイヤーキル (Player killing) と言い、これもPKと略す。 PvPとPKが混在しているMMORPG[1]も数多く存在している。

歴史[編集]

オンラインゲーム黎明期を築き上げた複数プレイヤー参加型オンラインRPG (MORPG) の『ディアブロ』ではリアリティのある命中判定を採用しており、常時対プレイヤーキャラクターへの攻撃の可能性があった[2]。死亡したプレイヤーは持ち物の全てをその場に散逸させ死亡する仕様で、PKを行うメリットが非常に大きかったことから、ごく初期から盛んにPKが行われていた。

PKの組織化[編集]

その後、MORPGから同時参加人数が増えた多人数同時参加型オンラインRPG (MMORPG) が主流となりPKの人口とともに被害も大きくなった。ほとんどのオンラインゲームではPKは圧倒的な少数派であり、同志と出会う事は極めて稀だがそれ故に結束が強かった。

MMOPRGの時代になってからPK集団として組織化していったケースも見られる。一度PKを失敗すると同一プレイヤーには警戒されるので、集団で襲ったほうが必殺の可能性が高いことも原因となった。またPK人口増加でPK専門のコミュニティが形成されたためでもある。

オンラインゲームの普及[編集]

MMORPGを筆頭にオンラインゲームの一般化、特にライトユーザーの参入によりPKを受ける事に納得できないプレイヤーの割合が増加した。その為、運営会社はより多くのユーザー獲得と維持の必要性からPKを行えない仕様を採用する傾向となってきた。

MMORPGでのPK[編集]

PKの主流として[編集]

MMORPG以外でPKを行えるネットゲームはそれほど多くはない。

PKの加害者・被害者の双方または片方は比較的高レベルプレイヤーが多い。ライトユーザーにはPKに否定的な者が多いせいか、低レベルプレイヤー同士でのPKは少ない。ただし、低レベルのプレイヤーを保護するためにレベル差が大きい場合にはPKができない仕様や、レベル差に比例してデメリットが加重になる仕様の場合には、PKプレイヤーが低レベルのキャラクターを使用する事がある。

PKへのペナルティ[編集]

システム上PKを許容しているMMORPGでは、何らかの形でのステータス・表示の変化と、それに伴う様々な代償(ペナルティ)を負わされることと引き換えにPKを行うことが可能な仕様となっている。

プレイヤーキラーを扱った作品[編集]

関連書籍[編集]

  • 小林雅一「コンテンツ消滅 音楽・ゲーム・アニメ」(光文社)

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 例:『信長の野望Online』の合戦、『大航海時代Online』の大海戦など
  2. ^ 味方同士であっても、戦闘中に後衛が矢を放った場合、その軌道上に前衛がいれば命中する。

関連項目[編集]