レディ・プレイヤー1

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レディ・プレイヤー1
Ready Player One
Steven Spielberg, Ernest Cline, Tye Sheridan, Olivia Cooke, T. J. Miller & Ben Mendelsohn (36057724811).jpg
監督と主要キャスト
監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 アーネスト・クライン英語版
ザック・ペン
原作 アーネスト・クライン『ゲームウォーズ』(SB文庫
製作 スティーヴン・スピルバーグ
ドナルド・デ・ライン
ダン・ファラー
クリスティン・マコスコ・クリーガー
製作総指揮 ブルース・バーマン
出演者 タイ・シェリダン
オリヴィア・クック
ベン・メンデルソーン
T・J・ミラー
森崎ウィン
音楽 アラン・シルヴェストリ
撮影 ヤヌス・カミンスキー
編集 マイケル・カーン
製作会社 ワーナー・ブラザース映画
アンブリン・パートナーズ
アンブリン・エンターテインメント
ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
ラットパック・エンターテインメント
ファラー・フィルムズ&マネジメント
配給 アメリカ合衆国の旗日本の旗 ワーナー・ブラザース映画
公開 アメリカ合衆国の旗2018年3月29日
日本の旗2018年4月20日
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $175,000,000[1]
興行収入 世界の旗$485,981,326[2]
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レディ・プレイヤー1』(Ready Player One)は2018年アメリカ合衆国で公開されたSF映画である。監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はタイ・シェリダンオリヴィア・クックが務めた。本作はアーネスト・クライン英語版2011年に発表した小説『ゲームウォーズ』を原作としている。日本では『レディプレ』とも[3]

あらすじ[編集]

2045年。環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していた。そのため、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半は「オアシス」と呼ばれる仮想現実の世界に入り浸っていた。

オアシス内では現在、創始者であるジェームズ・ハリデーが亡き後流された遺言により、勝者にはオアシスの所有権と5000億ドル(日本円で56兆円[4])相当のハリデーの遺産が授与されるアノラック・ゲームが開催されていた。ハリデーがオアシス内に隠したとされるイースターエッグを探すエッグ・ハンター、通称ガンターが日々3つの鍵とそれを手にするための関門となるゲームに挑んでいた。

スラム住人の若者ウェイド・ワッツは勝者となるべく日々奮闘していたが、ゲームにはオアシスの管理権を欲する世界2位の大企業IOI社社長、ソレントが送りこんだ参加者もいた。ウェイドは第一の関門を突破するが彼の現実世界にも危険が及び、レジスタンスのアルテミスやオンライン仲間たちとともにソレントに立ち向かっていく。

キャスト[編集]

括弧内は日本語吹替[5]

※吹き替えキャストは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の吹き替えを務めた経験のある声優陣が多くキャスティングされている[6]

クロスオーバー[編集]

原作同様、他作品からのクロスオーバーでキャラクターが数多く登場するが、原作小説に登場しない他作品から登場するキャラクターが増えており、1990年代以降の作品から登場するキャラクターも多い。

原作と同様、本作には1980年代の大衆文化に対するオマージュが数多く盛り込まれている。また、他作品からのクロスオーバーとして、劇中に1980年代の映画作品が数多く登場する[7][8]

スピルバーグとプロデューサー陣は、クロスオーバーのための著作権交渉に数年を費やした。版権もの以外としては、F1ポールポジション)が登場している。

なお、原作では主人公の愛用機として東映版『スパイダーマン』でスパイダーマンが操縦する巨大ロボット・レオパルドンが活躍するが、アメリカ本国および欧米諸国では同作品が放映されたことがなく知名度が低いことから、映画には登場しない[9][要ページ番号][10]

スピルバーグ関連作品[編集]

1980年代にスピルバーグがヒットさせた『E.T.』のエイリアンや『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の主人公インディアナ・ジョーンズのクロスオーバーは原作には存在するが、本作にはない。その理由について、スピルバーグは「(自作への言及が)自惚れによるものだと批判されることを回避するためです」と語っている[11]。当初、スピルバーグはデロリアンをも登場させない意向だったが、クラインの説得を受けて登場させることにしたという[12]。また、『未知との遭遇』の権利を獲得するため、ワーナー・ブラザース映画との交渉が行われたが、不首尾に終わった[13]

『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』
デロリアン
原典:『バック・トゥ・ザ・フューチャー
タイムマシン。ナンバープレートは原作同様ウェイド独自に「パーシヴァル」の名前に改良されている。
人工知能K.I.T.Tの搭載により、フロント部のDMCのエンブレム部がセンサーライトに改良されている。小説ではパーティの移動の際に登場するのみだが、原作のレオパルドンの代わりに愛用機としての役割を担い、ゲームやクライマックスでも使用される。
ゴールディ・ウィルソン市長の選挙ポスター
エイチの部屋に飾られている。
ジュラシック・パークシリーズ』
ティラノサウルス
恐竜。レースゲームのトラップとして登場。原作映画と同じ追走劇を展開する。
トランスフォーマーシリーズ』
オプティマスプライム
金属生命体。最終決戦で登場。
バンブルビー
金属生命体。
ニトロゼウス
金属生命体。
グーニーズ
ロトニー・フラッテリー
ヴィラン。
グレムリン
グレムリン
モグワイが変態した姿。

ワーナー・ブラザース映画作品[編集]

ワーナー・ブラザースは、本作の製作会社の1つ。ただし、原作が別作品であったり配給のみの作品もあり、全ての映像権をもとから所有していたわけではない。

アイアン・ジャイアント
ワーナー・ブラザース制作映画作品。
アイアン・ジャイアント
ロボット。原作では一瞬だけの登場だが、エイチが操縦するロボットとして登場する。なお原作ではエイチはガンダムを操縦している。
原作では主人公がウルトラマンに変身するが、本作にウルトラマンは登場しない[14]。アーネスト・クラインによれば、円谷プロダクションは前向きだったが、海外の権利問題を抱えているために使用できなかったという[15]。そのことも関係して本編中ウェイドがロボットを操縦する描写はない。
シャイニング
ハリデーがデートで観に行った映画でクエストとして登場。
グレディの双子
幽霊。
237号室の女
バスルームでジャックを誘惑した裸体の美女、本作では腐乱した正体を現して巨大化して襲いかかる。
ジャック・トランス
主人公の小説家。姿をはっきり見せないものの斧を振りかざしてプレイヤーに襲いかかる。ラストで幽霊たちと映っていたパーティ写真がハリデーの顔に置き換わっている。
マッドマックス
ワーナー・ブラザース配給映画作品。なお、シリーズ中『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、本作品と同じくヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズが制作会社の1つ。
インターセプター
主人公マックスの車。レースゲームに登場する。鉄球のトラップによって横転する(映画第1作の横転を再現している)。
スピード・レーサー
ワーナー・ブラザース配給映画作品。アニメ『マッハGoGoGo』の実写化作品。なお、『スピード・レーサー』は本作品と同じくヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズが制作会社の1つ。
マッハ号
主役レーシングマシン。初出はアニメ『マッハGoGoGo』だが、本作では映画『スピード・レーサー』に近いデザインで登場。
デスノート
ワーナー・ブラザース配給映画作品。漫画『DEATH NOTE』の実写化作品。
リューク (Ryuk)
死神。
トゥームレイダー
本作公開に前後してワーナー・ブラザース制作映画作品『トゥームレイダー ファースト・ミッション』が公開されている。
ララ・クロフト
主人公。考古学者。
DCコミックス関連作品
本作に登場するキャラクターなどの多くのDCコミックス関連作品は、テレビドラマ『怪鳥人間バットマン』などの例外はあるものの、『バットマン リターンズ』や『スーサイド・スクワッド』などワーナー・ブラザース配給作品が多くをしめている。
バットマン
バットマン』の主人公。
ハーレイ・クイン
『バットマン』のヴィラン。初出はアニメ『バットマン』。映画『スーサイド・スクワッド』などのワーナー・ブラザース配給作品にも登場するが、本作ではワーナー・ブラザースが発売元となったゲーム作品に近いデザインになっている。
キャットウーマン
『バットマン』のヴィラン。映画『バットマン リターンズ』や映画『キャットウーマン』などのワーナー・ブラザース配給作品にも登場するが、本作では原作に近いデザインになっている。なお、『キャットウーマン』は本作品と同じくヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズが制作会社の1つ。
デスストローク
『バットマン』のヴィラン。初出は漫画『ニュー・ティーンタイタンズ』。映画『ジャスティス・リーグ』などのワーナー・ブラザース配給作品にも登場するが、本作では原作に近いデザインになっている。
バットモービル
ドラマ『怪鳥人間バットマン』に登場したバットマンの車。漫画や映画にも登場するが、本作では『怪鳥人間バットマン』に近いデザインとなっている。
レースゲームに登場するが、キングコングの妨害によってガードレールが破壊、ギリギリで難を逃れたかに思えたがエイチのモンスタートラックに追突され転落してしまう。
クラーク・ケント(スーパーマン
ウェイドがクラーク・ケントに変装する。また、映画『スーパーマン』のレックス・ルーサーの台詞が引用される場面がある。
『キングコング』
2017年に公開された映画『キングコング: 髑髏島の巨神』はワーナー・ブラザース配給だが、それ以前の映画は別会社制作・配給。
キングコング
初出は『キングコング』。本作のキングコングは、どの映画ものとも異なるオリジナルのものとなっている。
ロボコップ
ワーナー・ブラザース配給作品。
ロボコップ
2014年の『ロボコップ リメイク版』ではなくオリジナル版の姿で登場。
ビートルジュース
ワーナー・ブラザース配給作品。本作品公開と同年に舞台版公開予定。
ビートルジュース
『ビートルジュース』の主人公。

ニュー・ライン・シネマ映画作品[編集]

ニュー・ライン・シネマ社は、2008年2月28日、ワーナー・ブラザースに吸収されている。

ロード・オブ・ザ・リングシリーズ
ニュー・ライン・シネマ配給作品。なお、『指輪物語』を原作とする『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』は、ワーナー・ブラザース制作・配給ではないが、『ホビットの冒険』を原作とする『ホビットシリーズ』は、ワーナー・ブラザース配給作品。
ガンダルフ
魔法使い。ナイトクラブに登場。
スポーン
スポーン
漫画『スポーン』の主人公(ヒーロー)。
エルム街の悪夢
ニュー・ライン・シネマ配給作品。2010年のリメイク映画『エルム街の悪夢 リメイク版』は、ワーナー・ブラザース配給。
フレディ・クルーガー
ホラー映画におけるもう一人の主人公。
13日の金曜日
ニュー・ライン・シネマ配給作品。2003年には、上記の『エルム街の悪夢』とのクロスオーバー作品『フレディVSジェイソン』も制作された。
ジェイソン・ボーヒーズ
ホラー映画におけるもう一人の主人公。

その他の映画作品[編集]

AKIRA
『AKIRA』には、以前実写映画化の企画があり、その際、ワーナー・ブラザース(本作の製作会社の1つ)制作と報道されていた(詳しくはAKIRA (漫画)#実写映画版を参照)。
金田のバイク
主人公の金田が使うネオ東京のバイク。アルテミスが運転する。
市民ケーン
スピルバーグが敬愛するオーソン・ウェルズの出世作。
バラの蕾
主人公が死ぬ直前に放った言葉。作中ハリデーが残したイースターエッグのヒントを「バラの蕾」として引用している。また原作のバラのつぼみの正体だったソリをスピルバーグ自身が所有している。
クリスティーン
クリスティーン
赤い1958年型プリムス・フューリー
トランザム7000
1977年型ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム“スペシャル・エディション”
主人公"バンディット"の乗る車。ショウが運転するがゲームクリア直後に爆発してしまう。
エイリアン
チェストバスター
アルテミスの悪戯で登場。
パルスライフル
植民地海兵隊の正式採用小銃。アルテミスが使用。
スター・ウォーズシリーズ
スター・ウォーズシリーズの権利を保持するウォルト・ディズニー・カンパニーとの交渉は難航したが、最終的に許可を得ることに成功した。ただ、スピルバーグは同シリーズがレイ三部作やスピンオフを展開していることを理由に、本作でヨーダなどのキャラクターを前面に出さなかった[16]
R2-D2
アストロメク・ドロイド。ウェイドの部屋のテレビの近くにいる。
ミレニアム・ファルコン
ソレントからウェイドに対する取引の中で、報酬の一例として台詞にのみ登場。
なお、ソレント役のベン・メンデルソーンは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にて帝国軍高級将官オーソン・クレニックを演じている。
スペースボール
本作でも扱われる『スター・ウォーズ』などのパロディ映画。
イーグル5号
キャンピングカー型宇宙船。
アルゴ探検隊の大冒険
7人の骸骨剣士
クリーチャー。
チャイルドプレイ
チャッキー
同シリーズ映画におけるもう1人の主人公、ナイフを振り回す危険な人形。
ゴジラシリーズ関連
ワーナー・ブラザースは、『GODZILLA ゴジラ』などのモンスターバースシリーズの配給を担当しているが、本作品で登場するのはそれらには(本作品公開時)登場していない怪獣。
ガイガン
サイボーグ怪獣。初出は『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』。
3式機龍 メカゴジラ
サイボーグ怪獣。メカゴジラとしての初出は『ゴジラ対メカゴジラ』であるが、本作に登場する機体は『ゴジラ×メカゴジラ』などの3式機龍を元としたデザインとなっており、ずんぐりとした太めの全身でライトが赤く点灯している。なお、『ゴジラ対メカゴジラ』および『ゴジラVSメカゴジラ』のメカゴジラはロボットだが、『ゴジラ×メカゴジラ』のメカゴジラは初代ゴジラの骨を利用したサイボーグ怪獣。
登場時のBGMには、伊福部昭作曲の「ゴジラのテーマ」(ゴジラシリーズでの曲名は「ゴジラ・タイトル」)が用いられている[17]

その他のテレビドラマ[編集]

ナイトライダー
K.I.T.T(キット)
ナイト2000に搭載されている人工知能。ウェイドのカスタムによってデロリアンに搭載されている。
特攻野郎Aチーム
GMCバン
Aチームたちが使用するバン。レースゲームに登場するがその後は詳細不明。

その他のゲーム[編集]

ソニックシリーズ
セガグループのゲームシリーズ。
ソニック・ザ・ヘッジホッグ
ソニックシリーズの主人公。
ロックマン
カプコンのゲームシリーズ。
ロックマン
主人公。
デジモン
バンダイのゲームシリーズ。本作ではそのアニメ版『デジモンアドベンチャー』に近いデザインで登場。
八神太一
主人公。ナイトクラブに登場。
アグモン
主人公のパートナー。ナイトクラブに登場。
ストリートファイターシリーズ
カプコンのゲームシリーズ。本作に登場するのは『ストリートファイター』及び『ストリートファイターII』以降、レギュラーとして長く登場し続けているキャラクター。
リュウ
主人公(格闘家)。なお、終盤にウェイドがソレントと対決する際にリュウの必殺技である「波動拳」を繰り出している。
春麗
ヒロイン(格闘家)。
エドモンド本田
主人公の相棒(力士)。
ブランカ
ライバルキャラクター(獣人)。
サガット
主人公のライバル(ナックモエ)。
オーバーウォッチ
ブリザード・エンターテイメント製の対戦型FPS
トレーサー
メインキャラクター。
HALO
マイクロソフトが発売しているFPSシリーズ。
スパルタン
主人公であるマスターチーフが所属する特殊機甲部隊、およびその隊員達。劇中にはHALOシリーズの銃火器も登場している。

その他のキャラクター[編集]

三船敏郎
日本映画から黒澤作品に出演した三船敏郎を登場させるため、遺族からの了承を得て出演させることとなった[18]
サンリオ関連
ハローキティ
マスコットキャラクター。本作品以前にも2003年には、ワーナー・ブラザースとの共同開発で、キティとトゥイーティーのコラボグッズが発売されている。
けろけろけろっぴ
マスコットキャラクター。
バッドばつ丸
マスコットキャラクター。
機動戦士ガンダム
本作品公開と同時期、ガンダムシリーズも仮想現実を描いたアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』が放送されていた。
RX-78-2 ガンダム
モビルスーツ(ロボット)。鎧武者姿のダイトウから変身する形で登場するが、その際にトシロウが日本語で話す台詞「俺はガンダムで行く!!」は、脚本で英語だったものが撮影時にスピルバーグの指示で日本語に変更されたものである[19]。なお、原作ではエイチが操縦するロボットであり、3分間の変身などウルトラマンの役割を担っている。
カウボーイビバップ
上記のガンダムと同じくサンライズ制作のSFアニメ作品。
ソードフィッシュII
主人公スパイク・スピーゲルの操る大気圏内外両用の高速戦闘機。エイチのガレージ内にて登場。
ルーニー・テューンズ
ワーナー・ブラザースが製作するアニメーションシリーズ。
マービン・ザ・マーシャン
火星人。冒頭でオアシス内をうろついている。
マーベル・コミック関連
本作の製作のワーナー・ブラザースはマーベルの競合誌のDCコミックスを所有している。
ピーター・パーカー(スパイダーマン)、ブルース・バナー(ハルク
台詞にのみ登場(日本語版では吹替のみ)。主人公ウェイド・ワッツがスーパーヒーローの本名のように名付けられたことを説明する際に、両者の名前(ともに同じイニシャルが連続する[20])を例に挙げる。

製作[編集]

ワーナー・ブラザース映画とデ・ライン・ピクチャーズはアーネスト・クラインの『ゲームウォーズ』の映画化権を出版前に獲得し、脚色作業はクライン自ら担当することになった[21]。クラインが執筆した初稿はエリック・イーソンとザック・ペンによってリライトされた[22][23]2015年3月、スティーヴン・スピルバーグが本作のメガホンを取ることになったと報じられた[24]

キャスティング[編集]

サマンサ・クック役の最終候補にはオリヴィア・クック、エル・ファニングローラ・カークの名前が挙がっていた[25]。2015年9月、クックがサマンサ役に決定したとの報道があった[26]2016年1月、ベン・メンデルソーンの出演が決まった[27]。2月、タイ・シェリダンが主人公のウェイド・ワッツを演じることになったと報じられた[28]。3月、サイモン・ペグにオグデン・モロー役のオファーが出ていると報じられた[29]。4月、マーク・ライランスが本作に出演することになったとの報道があった[30]。6月1日、T・J・ミラーが本作で賞金稼ぎを演じることになったと報じられた[31]。5日、森崎ウィンがダイトウ役に起用されたとの報道があった[32]。24日、ハンナ・ジョン=カーメンの出演が決まった[33]

撮影[編集]

本作の主要撮影は2016年7月に始まった[34]。8月から9月にかけて、イギリスバーミンガムでも撮影が行われた[35][36]。9月27日、本作の主要撮影が終了した[37]

ポスト・プロダクション[編集]

スピルバーグは視覚効果をインダストリアル・ライト&マジックに依頼し、毎週3時間をミーティングに費やした。スピルバーグは「『プライベート・ライアン』以降、最も製作が困難な作品だった」と回想している[38]

音楽[編集]

2016年6月9日、スピルバーグ作品の常連であるジョン・ウィリアムズが本作で使用される楽曲を作曲することになったと報じられた[39]。2017年7月、ウィリアムズが『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の方に専念するために降板し、その後任としてアラン・シルヴェストリが起用されることになった[40]

公開[編集]

当初、本作は2017年12月15日に全米公開される予定だったが[41]、同日に公開される『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』との競合を避けるために、公開日が2018年3月30日に延期されることになった[42]。その後2018年1月に、公開日が2018年3月29日として1日前に公開されることになった[43]

興行収入[編集]

本作の製作費は1億7500万ドルだが、マーケティングにかかった費用をも回収するためには4億4000万ドル以上を稼ぎ出す必要がある[44]

本作は『Tyler Perry's Acrimony』や『God's Not Dead: A Light in Darkness』と同じ週に封切られ、公開初週末に4000万ドルから5000万ドルを稼ぎ出すと予想されていたが[45]、この予想は的中した。2018年3月29日、本作は全米4234館で封切られ、公開初週末に4176万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となった[46]。この数字は2010年代に公開されたスピルバーグ監督作品としては最高のものであった[47][48]

評価[編集]

本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには312件のレビューがあり、批評家支持率は74%、平均点は10点満点で6.9点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『レディ・プレイヤー1』は甘美な郷愁を誘う作品であり、スリリングな作品でもある。スピルバーグ監督の強みを凝縮した一作であり、監督のフィルモグラフィに魅力あるアドベンチャー映画がまた1本加わった。」となっている[49]。また、Metacriticには55件のレビューがあり、加重平均値は64/100となっている[50]。なお、本作のシネマスコアはA-となっている[51]

続編の可能性[編集]

2018年1月15日、アーネスト・クラインが『ゲームウォーズ』の続編を執筆していると報じられた[52][53]。本作が全米公開された後、クラインは「『レディ・プレイヤー1』が興行的に成功すれば、ワーナー・ブラザース映画は続編を作りたいと思うはずです。ただ、スピルバーグ監督が続投してくれるかは分かりません。監督は「私はこれまでに何本も映画を作ったが、『レディ・プレイヤー1』は3番目に作るのが難しい映画だった」と述べておられるからです。」と語った[54][55]。また本作では登場することが出来なかったウルトラマンに関しても、続編が決まればぜひ登場させたいとスピルバーグはインタビューで述べている。

出典[編集]

  1. ^ Steven Spielberg on Why ‘Ready Player One’s’ SXSW Debut Gave Him an ‘Anxiety Attack’”. 2018年3月22日閲覧。
  2. ^ Ready Player One”. 2018年4月5日閲覧。
  3. ^ 『レディプレ』森崎ウィン、スピルバーグ監督のオーディションの勝因は?マイナビニュース公式サイト
  4. ^ 公式サイトのABOUTおよびパンフレットにて
  5. ^ KENN・坂本真綾・茅野愛衣、スピルバーグ新作『レディ・プレイヤー1』吹替声優に決定!”. シネマトゥデイ (2018年3月23日). 2018年3月23日閲覧。
  6. ^ https://www.oricon.co.jp/news/2108040/full/
  7. ^ A Breakdown of All the Clues, '80s References, and Surprises in the Ready Player One Trailer”. 2017年11月23日閲覧。
  8. ^ Ready Player One: All the Pop Culture References in the First Trailer”. 2017年11月23日閲覧。
  9. ^ 映画秘宝 2018年5月号
  10. ^ 映画パンフレット19ページ
  11. ^ Steven Spielberg Brings Ambitious 'Ready Player One' Footage to Comic-Con”. 2017年11月23日閲覧。
  12. ^ Ernest Cline on 'Ready Player Two' and the Scene Spielberg Fought For”. 2018年3月27日閲覧。
  13. ^ Ready Player One Won’t Reference Disney’s Star Wars Movies”. 2018年3月27日閲覧。
  14. ^ ‘Ready Player One’ Author Ernest Cline Calls Movie A Cross Between ‘Willy Wonka’ And ‘The Matrix’”. 2017年12月11日閲覧。
  15. ^ “「ウルトラマンは出ないけどサプライズを用意してるよ」 映画『レディ・プレイヤー1』の日米キーパーソン3人を直撃!”. ガジェット通信 (東京産業新聞社). (2018年4月8日). http://getnews.jp/archives/2033174 2018年4月10日閲覧。 
  16. ^ Well, nevermind, then: Of course there's going to be Star Wars shit in Ready Player One”. 2018年3月27日閲覧。
  17. ^ スピルバーグ来日、「レディ・プレイヤー1」にメカゴジラが登場すること明かす”. 2018年4月19日閲覧。
  18. ^ スピルバーグ最新作「レディ・プレイヤー1」に三船敏郎!? 原作者熱く語る”. 2018年2月2日閲覧。
  19. ^ 『レディ・プレイヤー1』の世界で“ガンダム大地に立つ” 日本だけに許された脅威の映像を公開!”. 2018年4月18日閲覧。
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  22. ^ ‘X-Men’ Scribe Zak Penn to Rewrite ‘Ready Player One’ for Warner Bros. (Exclusive)”. 2017年11月23日閲覧。
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  24. ^ Steven Spielberg to Direct Sci-Fi Novel 'Ready Player One' for Warner Bros.”. 2017年11月23日閲覧。
  25. ^ Steven Spielberg’s ‘Ready Player One’ Shortlist Includes Elle Fanning, Olivia Cooke, Lola Kirke (Exclusive)”. 2017年11月23日閲覧。
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外部リンク[編集]