プラザ

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プラザ (plaza) は、スペイン語で、都市にある公共広場を意味する。

ただし、スペイン語の発音はプラサに近い(['plaθa] / ['plasa])。日本語の「プラザ」は英語の発音['plæzə]から。

ラテン語platea(プラテア、大通り)が語源で、英語place(プレイス、場所)と同根である。イタリア語では piazza(ピアッツァ)。

代表的なプラザ[編集]

スペイン語圏[編集]

その他の国[編集]

施設の名として[編集]

商業施設娯楽施設ホテル超高層ビルコミュニティなどの名前によく使われる。

最初期の例として、1922年にアメリカカンザスシティで建設された世界初のショッピングセンターカントリークラブプラザ (Country Club Plaza) がある。このショッピングセンターは、スペインセビリヤ風の建築デザインを採用していた。

日本にこの言葉を持ち込んだのは、住友銀行頭取大阪テレビ放送朝日放送社長を務めた鈴木剛[1][2]。鈴木が1966年朝日放送の本社を大阪市北区大淀南に移転させた際に隣接地が余り、ここへ大阪万博を控えホテルを建設したが、ホテルの名前をどうするか悩み、外国人からのアドバイスで"プラザ"という言葉があることを知り、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルスに、"プラザ"の上に別の名称を付けた格調高いホテルがあることを調べて、"広場"という意味も好ましく思い、同ホテルに「ホテルプラザ」と名付けた[1][2]。これが日本での最初の使用例で、その後、"プラザ"と名の付いたホテルや施設が日本全国いたる所へできた[1]

日本におけるコミュニティ名称の使用例として、「産業振興プラザ」などがある。

東京ディズニーランドのプラザ[編集]

東京ディズニーランドの「プラザ」は、シンデレラ城前にある円形の広場である。東京ディズニーランドの中心にあり、ここからほとんどのエリアに行けることから「ハブ」(Hub)とも呼ばれる。

広場は円形となっており、まわりをパレードルートが通っている。そのため、パレード開催時にはプラザは混み合う。

プラザの中心とそのまわりには花壇があり、スペシャルイベント開催中などにはモニュメントなどが飾られデコレーションされる。また、スペシャルイベントによってはその花壇の周りに期間限定のショップが設置されることがある。

プラザに植えてある木には電飾が施されており、夜になると点滅する。

シンデレラ城前のエリアはキャッスルフォアコートと呼ばれ、ディズニー映画『シンデレラ』に登場する馬車などが地面に描かれている。このキャッスルフォアコートにはスペシャルイベントによっては「キャッスルフォアコートステージ」が設置され、ショーが公演される。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 私の履歴書 経済人 21 鈴木剛』 日本経済新聞社編、日本経済新聞社1986年、229-234頁。ISBN 4-532-03093-5
  2. ^ a b 富田昭次 『ホテルの社会史』 青弓社2006年、178-180頁。ISBN 978-4-7872-3256-4