フリアン・レアル

オマール・フリアン・レアル・コヴェッリ
Julián Leal Covelli
オマール・フリアン・レアル・コヴェッリ; Julián Leal Covelli
基本情報
国籍	コロンビア
生年月日	1990年5月11日（33歳）
出身地	コロンビア・ブカラマンガ
GP2 Seriesでの経歴
デビュー	2011
所属	Carlin
車番	4
過去所属	Racing Engineering; Trident Racing; Rapax
出走回数	102
優勝回数	0
ポールポジション	0
ファステストラップ	1
シリーズ最高順位	10th (2014)
過去参加シリーズ
2011; 2009–2010; 2007–08; 2007–08; 2006–07	GP2 Asia Series; Formula Renault 3.5 Series; Italian Formula 3000; Euroseries 3000; FR2.0 PanamGP
選手権タイトル
2008	Italian Formula 3000

オマール・フリアン・レアル・コヴェッリ（Ómar Julián Leal Covelli、1990年 5月11日-）は、コロンビアのレーシングドライバーである。コロンビア国籍であり、基本的にはライセンスもコロンビアのライセンスを使用しているが、GP2シリーズに参戦中イタリアのライセンスも使用していた。

キャリア[編集]

フォーミュラ・ルノー2.0[編集]

リールは2006年にフォーミュラルノー2.0パナムGPシリーズでレースキャリアを開始し、7レースで2回表彰台を獲得し、9位でフィニッシュした。彼はまた、翌年のシリーズの2つのレースに参加した。

ユーロ3000[編集]

翌シーズン、リールはヨーロッパに移り、ユーロ3000選手権に出場した。デュランゴに所属し、彼はユーロシリーズの順位で9位、メインシリーズの一部として開催されたイタリアのフォーミュラ3000チャンピオンシップで11位でフィニッシュした。

彼は2008年もチャンピオンシップを継続し、15レースで4つの表彰台を獲得した後、ユーロシリーズで6位でフィニッシュした。 ^[1]その年の9月、彼はミサノでのイタリア・フォーミュラ3000で優勝し、ファビオ・オニディとニコラ・プロストをシングルポイントで破った。 ^[2]

フォーミュラ・ルノー3.5シリーズ[編集]

2008年の終わりに、リールはポールリカールとバレンシアでのフォーミュラルノー3.5シリーズのテストに参加し、ドラコレーシングとプレマ・パワーチームの両方をドライブした。 2009年もプレマ・パワーと契約したことが発表された。 ^[3]彼はこのカテゴリーで最初のシーズンのテストを行い、ハンガロリングでの表彰台が彼の唯一の得点フィニッシュであり、彼は順位で20位に終わった。

オフシーズンには、カタロニア・サーキットでプレマとモファズレーシングの両方のテストを行い、フォーミュラ・ルノー卒業生であるナタナエル・ベルトンと組んで、2010年シーズンにドラコレーシングから出場することが発表された。 ^[4]ルーキーチームメイトとの対戦に苦戦した後、彼は再びシーズンを20位で終え、ブルノでの最初のレースで最高のレース結果が4位になった。 ^[5]

Auto GP[編集]

2010年3月に、トライデント・レーシングと契約。 ^[6]彼は最終順位で7位でフィニッシュし、シーズンのハイライトは真新しいナバラでの最後から2番目のラウンドであり、ポールポジションからスタートした後、最初のレースで優勝した。 ^[7]

GP2シリーズ[編集]

2010年11月、リールはヤス・マリーナ・サーキットでのポストシーズンテストに参加し、 GP2シリーズカーを初めてテスト。2011年1月、彼はラパックスチームと契約してGP2アジアシリーズシーズン、ファビオ・ライマーと参戦。 ^[8]アジアシリーズのみに出場することに署名していたが、2011年3月に彼が27位で終わった2011年のメインチャンピオンシップのためにチームにとどまることが確認された。 ^[9]

リールは、ヤス・マリーナでのチャンピオンシップ以外のシーズンのフィナーレのためにトライデントレーシングチームに戻り、2012年シーズンステファン・リチェルミと提携した。彼は最初のシリーズポイントを獲得し、チャンピオンシップで21位でフィニッシュした。

リールは2013年シーズンにレーシングエンジニアリングに移籍し、彼のチームメイトファビオ・ライマーは、チャンピオンになった。彼は2回のスプリントレース表彰台を含めて合計62ポイントを獲得し、チャンピオンシップで12位になった。 2014年フェリペ・ナスルと一緒にイギリスのカーリンに移り、彼は最初のラウンドで両方のレースで表彰台を獲得したが、最終的には68ポイントで最終順位で10位でフィニッシュした。

リールは2015年もカーリンに残留した。

レース記録[編集]

ユーロ3000選手権[編集]

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	順位	ポイント
2007年	デュランゴ	VAL FEA 10	VAL SPR 10	HUN FEA 10	HUN SPR 9	MAG FEA 8	MAG SPR 10	MUG FEA 11	MUG SPR 6	NÜR FEA Ret	NÜR SPR 7	SPA FEA 7	SPA SPR Ret	MNZ FEA 5	MNZ SPR 4	CAT FEA 7	CAT SPR 6	10位	14
2008年	デュランゴ	VAL FEA 5	VAL SPR 6	SPA FEA 9	SPA SPR C	VAL FEA 5	VAL SPR 2	MUG FEA 4	MUG SPR 3	MIS FEA 3	MIS SPR 2	JER FEA Ret	JER SPR 7	CAT FEA Ret	CAT SPR 4	MAG FEA Ret	MAG SPR 9	6位	38
2010年	トライデント・レーシング	BRN 1 10	BRN 2 4	IMO 1 Ret	IMO 2 8	SPA 1 7	SPA 2 Ret	MAG 1 9	MAG 2 7	NAV 1 1	NAV 2 Ret	MNZ 1 8	MNZ 2 4					9位	21

フォーミュラ・ルノー3.5 シリーズ[編集]

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	順位	ポイント
2009年	プレマ・パワーチーム	CAT 1 15	CAT 2 19†	SPA 1 19	SPA 2 18	MON 1 14	HUN 1 22	HUN 2 3	SIL 1 17	SIL 2 16	BUG 1 Ret	BUG 2 20	ALG 1 18	ALG 2 17	NÜR 1 17	NÜR 2 14	ALC 1 21	ALC 2 22†	20位	11
2010年	インターナショナル・デュランコ・レーシング	ALC 1 Ret	ALC 2 Ret	SPA 1 11	SPA 2 12	MON 1 16	BRN 1 4	BRN 2 13	MAG 1 Ret	MAG 2 19	HUN 1 Ret	HUN 2 16	HOC 1 13	HOC 2 9	SIL 1 Ret	SIL 2 10	CAT 1 Ret	CAT 2 Ret	20位	11

太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
^† : リタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。

GP2[編集]

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24	順位	ポイント
2011年	ラパックス・チーム	IST FEA 19	IST SPR Ret	CAT FEA 17	CAT SPR 14	MON FEA Ret	MON SPR Ret	VAL FEA 11	VAL SPR 9	SIL FEA 22	SIL SPR 21	NÜR FEA 14	NÜR SPR 9	HUN FEA 20	HUN SPR Ret	SPA FEA Ret	SPA SPR Ret	MNZ FEA 16	MNZ SPR Ret							27位	0
2012年	トライデント・レーシング	SEP FEA 15	SEP SPR 15	BHR1 FEA 12	BHR1 SPR 17	BHR2 FEA 15	BHR2 SPR 14	CAT FEA 24	CAT SPR 17	MON FEA 21	MON SPR Ret	VAL FEA 12	VAL SPR 8	SIL FEA 20	SIL SPR 17	HOC FEA 21	HOC SPR 12	HUN FEA 16	HUN SPR 15	SPA FEA 7	SPA SPR 9	MNZ FEA 10	MNZ SPR 8	MRN FEA 11	MRN SPR 16	21位	9
2013年	レーシング・エンジニアリング	SEP FEA 5	SEP SPR Ret	BHR FEA 19	BHR SPR 16	CAT FEA 13	CAT SPR 25†	MON FEA Ret	MON SPR 14	SIL FEA 8	SIL SPR 4	NÜR FEA 22	NÜR SPR 12	HUN FEA 15	HUN SPR 21	SPA FEA 6	SPA SPR 2	MNZ FEA 5	MNZ SPR 3	MRN FEA Ret	MRN SPR 12	YMC FEA 16	YMC SPR 10			12位	62
2014年	カーリン・モータースポーツ	BHR FEA 2	BHR SPR 3	CAT FEA 4	CAT SPR 5	MON FEA Ret	MON SPR 16	RBR FEA 13	RBR SPR 7	SIL FEA 5	SIL SPR 5	HOC FEA 16	HOC SPR 18	HUN FEA Ret	HUN SPR 15	SPA FEA 13	SPA SPR 10	MNZ FEA 14	MNZ SPR 17	SOC FEA 9	SOC SPR 17	YMC FEA 12	YMC SPR 11			10位	68
2015年	カーリン・モータースポーツ	BHR FEA 8	BHR SPR 5	CAT FEA Ret	CAT SPR 16	MON FEA 6	MON SPR 5	RBR FEA 14	RBR SPR 22	SIL FEA 9	SIL SPR 12	HUN FEA 16	HUN SPR 15	SPA FEA 4	SPA SPR 11	MNZ FEA 12	MNZ SPR 9	SOC FEA	SOC SPR	BHR FEA	BHR SPR	YMC FEA	YMC SPR			14位	38

太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

GP2アジアシリーズ[編集]

年	エントラント	1	2	3	4	順位	ポイント
2011年	ラパックス・チーム	YMC FEA Ret	YMC SPR 17	IMO FEA 17	IMO SPR 18	26位	0

太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ[編集]

年	エントラント	クラス	シャーシ	エンジン	1	2	3	4	5	6	順位	ポイント
2016年	SMPレーシング	LMP2	BRエンジニアリング・BR01	日産・VK45DE 4.5 L V8	SIL 2	IMO 4	RBR 4	LEC 2	SPA	EST	6位	60

脚注[編集]

[脚注の使い方]

参考文献[編集]

[1] “Euroseries 3000 2008”. driverdb.com (Driver Database) 2009年12月8日閲覧。

[2] “Formula 3000 Italy 2008”. driverdb.com (Driver Database) 2011年3月15日閲覧。

[3] Mills, Peter (2008年12月5日). “Prema sign Colombian Leal for 2009”. Autosport (Haymarket Publications) 2008年12月15日閲覧。

[4] “Leal completes Draco line-up”. crash.net (Crash Media Group). (2009年12月7日) 2009年12月8日閲覧。

[5] “World Series by Renault 2010”. driverdb.com (Driver Database) 2011年3月15日閲覧。

[6] “Julian Leal and Trident together in Auto GP”. autogp.org (Auto GP). (2010年3月18日). オリジナルの2011年7月16日時点におけるアーカイブ。 2010年4月21日閲覧。

[7] “Navarra, Race 1: first Auto GP win for Leal”. autogp.org (Auto GP). (2010年9月25日). オリジナルの2011年7月25日時点におけるアーカイブ。 2011年3月15日閲覧。

[8] “Julian Leal completes Rapax GP2 Asia line–up”. crash.net (Crash Media Group). (2011年1月29日) 2011年3月15日閲覧。

[9] Beer, Matt (2011年3月11日). “Leal to complete season with Rapax”. Autosport (Haymarket Publications) 2011年3月15日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]