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パープル・シャドウズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

パープル・シャドウズ(Purple Shadows)は、1968年デビューのグループ・サウンズバンドである。

メンバー

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1968年デビュー時のメンバーは今井久、綿引則史、川合良和、大場吉雄。『土曜日の午後』(1969年)より岡村右が参加。

1976年、「今井久とパープルシャドウズ」名義で演奏にて参加した大橋節夫『シバラク』では、今井久(リードギター)、田原謙一(キーボード)、中西達治(ベースギター)、伊藤康夫(ドラムス)がクレジットされている。

2008年12月時点のメンバーは今井久、赤井美紀恵“マリリン”、伊藤康夫、門脇優“npeかどわき”。

概要

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ハワイアンバンド「ザ・バーズ」を経て、当時のブームに乗ってグループ・サウンズ「パープル・シャドウズ」を結成。今井久によれば、大橋節夫&ハニーアイランダースのマネージャーからザ・サベージの所属事務所を紹介されたのが、グループ・サウンズとしてデビューするきっかけだったという[2]

1968年のデビュー当時、グループ・サウンズ人気は既に下降線をたどり始めていたが、他のグループ・サウンズとは異なるムード歌謡的な曲調の『小さなスナック』の大ヒットを飛ばす。当初のセールスは苦戦し、都内のスナック100軒余りに飛び込み営業をしたという[3]。『小さなスナック』は藤岡弘主演で同名の映画も作られ、パープル・シャドウズも出演している。

だが以降はヒット曲に恵まれなかった。その後メンバーの脱退・加入を繰り返し、1972年から[4]は「今井久&パープル・シャドウズ」と名を変え、1980年代にかけてこの名義で活動。その後も活動を続けた。また、2000年代には今井久と綿引則史の2人で歌番組(後述)に出演し「小さなスナック」を披露したり、グループ・サウンズ関係のイベントに出演することもあった[5]

ハワイアン的なムード歌謡風の曲調が特徴。今井のギターをフィーチャーしたインスト・アルバムも発売された。

1979年にロス・インディオス&シルヴィアカバー・シングルとして発売、翌1980年に掛けて大ヒットとなった『別れても好きな人』は、その10年前の1969年11月にパープル・シャドウズがリリースしたのが先であった[注釈 1]。ロス・インディオス&シルヴィアのカバー・バージョンは一部歌詞の地名を変更(青山原宿狸穴高輪など)し、落ち着いたムード歌謡曲調にアレンジし直されているのに対し、パープル・シャドウズ版はシャッフルのリズムである。

GS時代のメンバーのうち、岡村右はその後RVC→BMGビクターでプロデューサー・ディレクターとして活動し、レイジー西城秀樹[注釈 2]角松敏生などを担当した。

ディスコグラフィ

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シングル

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発売日 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格 規格品番
フィリップス・レコード
1968年3月25日 A 小さなスナック 牧ミエコ 今井久 林一 EP FS-1042
B パープル・スカイ
1968年8月25日 A ラブ・サイン 牧ミエコ 今井久 今井久
林一
EP FS-1052
B 雨の星 林一
1968年11月25日 A さみしがりや なかにし礼 今井久 今井久
林一
EP FS-1064
B 瞳の世界 浜口庫之助
1969年4月25日 A 土曜日の午後 牧ミエコ 今井久 EP FS-1070
B 待ってしまうの 今井久 川口真
1969年11月5日 A 別れても好きな人 佐々木勉 渋谷毅 EP FS-1100
B 帰らぬ恋人 綿引則史 今井久
キャニオン・レコード
1971年4月 A さよならはこわくない 黒崎わたる 今井久 土持城夫 EP CA-45
B 天使のいたずら 早坂真紀

今井久とパープルシャドウズ名義

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発売日 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格 規格品番
ディスコメイト・レコード
1981年9月 A ジョージタウン・ララバイ 竹中やすを 今井久 今井久
杉山トム
EP DSF-218
B おもいでの夏
1981年 A 小さなスナックPART II 牧ミエコ 今井久 今井久
杉山トム
EP DSF-222
B 小さなスナック[注釈 3]
1982年 A めぐり・愛 杉浦遥 今井久 竜崎孝路 EP DSK-209
B 都会はセンチメンタル 竹中やすを

アルバム

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発売日 タイトル レーベル 規格 規格品番
1969年1月 小さなスナック/パープル・シャドゥズ・アルバム フィリップス・レコード LP FS-8029
1969年11月25日 まごころ/ロマンチック・ギター・サウンド フィリップス・レコード LP FS-8062
1971年8月25日 キャニオン・ポップ・サウンズ – 全国深夜放送ベスト14 Discover All Night キャニオンレコード LP C-1030
1981年 パーブルシャドウズ・ファースト ディスコメイトレコード LP DSF-8009
2015年5月6日 SOLID CD CDSOL1652
2020年7月8日 SOLID CD UVPR30037
ベストコレクシヨン フィリップス・レコード LP FS-6003
クール・ゾーンへの誘い 東芝 LP TP7326
1989年5月25日 パープル・シャドウズ 物語 フィリップス・レコード CD PLD8009
1993年8月25日 ニュー・ベスト フィリップス・レコード CD PHCL2032
1999年2月24日 アルバム&モア テイチクエンタテインメント CD TECN20489
2000年8月23日 パープル・シャドウズ・コンプリート・シングルズ プラス・ロマンティック・ギター・サウンド テイチクエンタテインメント CD TECN25649
2007年10月24日 スーパー・ベスト テイチクエンタテインメント CD TECH15175
2015年1月28日 スーパーベスト テイチクエンタテインメント CD CCCR10138

出演

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映画

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  • 『小さなスナック』(1968年、松竹)

CM

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  • 三菱電機 温風暖房機 クリーンヒーター(1984年):綿引則史の単独出演・「元パープルシャドウズ」のクレジットあり

TV

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脚注

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注釈

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  1. なお、先行して同年6月に松平ケメ子がリリースしている。
  2. 岡村は1975年の「白い教会」~1988年の「33才」までの13年間、西城のディレクターを務めている[6]TWILIGHT MADE …HIDEKIでは西城と共にプロデュースし、同じく自身がエグゼクティブ・プロデューサーを担当していた角松敏生との共演を実現させた。
  3. 旧メンバーによる演奏・歌唱。

出典

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  1. 名曲アイランド「ゲスト 綿引則史 Part1」”. BS11+. 2025年10月11日閲覧。
  2. 大ヒット曲『小さなスナック』 以後全国でスナック増加”. NEWSポストセブン. p. 1. 2025年10月11日閲覧。
  3. パープル・シャドウズ今井久さん 音楽活動支える地道な努力”. zakzak (2010年3月16日). 2025年10月11日閲覧。
  4. あの人は今こうしている 「小さなスナック」今井久 陽水や徳永のバックで活躍中”. 日刊ゲンダイDIGITAL. p. 2. 2025年10月11日閲覧。
  5. グループサウンズは永遠に…日劇で一夜限りの“GS同窓会””. オリコンニュース (2008年11月13日). 2025年10月11日閲覧。
  6. 午前0時の歌謡祭
  7. 大ヒット曲『小さなスナック』 以後全国でスナック増加”. NEWSポストセブン. p. 2. 2025年10月11日閲覧。
  8. 名曲アイランド”. 2025年10月11日閲覧。

関連項目

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