パルコール嬬恋スキーリゾート

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パルコール嬬恋スキーリゾート
Palcall Tsumagoi Ski Resort.jpg
所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣2401バラギ高原
標高 2,100 m / 1,370 m
(標高差) (730m)
コース面積 85.6haha
コース数 16本
最長滑走距離 4,500m
最大傾斜 26
索道数 5 本
ウェブサイト [1]
ゴンドラパルキャビン

パルコール嬬恋スキーリゾート(パルコールつまごいスキーリゾート)は、群馬県吾妻郡嬬恋村に位置するスキー場。運営は当初嬬恋村と紀州鉄道株式会社が出資する第三セクター「嬬恋紀州鉄道リゾート株式会社」であったが、債務超過に陥ったため2005年からは別会社の「パルコール嬬恋株式会社」への移管を経て、2014年4月からブリーズベイホテル傘下。

概要[編集]

日本百名山の一つである四阿山の東斜面に開かれたスキー場で、関東地方最大のエリアを誇る。標高差も関東では草津国際スキー場に次ぐ。そのエリアと標高差をカバーするために、これも関東地方最長で3,100mのゴンドラリフト「パルキャビン」がかけられ効率的に広大なエリアと標高差を滑走することが可能となる。最長滑走距離は4,500m。
ゲレンデからは四阿山はもちろん、正面には浅間山、浅間山樹海、榛名山赤城山が見え、ゴンドラからは横手山草津白根山万座山などが見える景観のよいスキー場でもある。
コースは中級、初級のコースが多く、コブ斜面といった上級者が楽しめる急なコースはない。

  • 1983年12月に嬬恋村直営のバラギ高原嬬恋スキー場が開業。
  • 1989年12月に村営スキー場に隣接して第3セクターのパルコール嬬恋スキーリゾートが開業。両スキー場は別々の運営でリフト券も別々に発売されていた(両スキー場で乗車できる共通リフト券も発売されていた)が、2005年に嬬恋村がバラギ高原嬬恋スキー場を民間委託する形で運営を委譲し、パルコール嬬恋スキーリゾートに統合した。
  • パルコール嬬恋リゾートホテルが併設されている。
  • 旧バラギ高原嬬恋エリアのバラギゲレンデと、パルコール嬬恋エリアのパルコールゲレンデで構成されている。バラギゲレンデの麓は初心者向けの緩斜面である。
  • 標高が高いため、パウダースノーが楽しめるとされている。
  • 近隣の鹿沢スノーエリア同様に晴天率が高いが、風が強くアイスバーンになりやすい。
  • また強風のため、リフトやゴンドラが運休になることも多々ある。
  • 併設の設備ではないが、隣接の施設として、東海大学嬬恋研修センターがある。東海大学の在学生、OB/OG、教職員は割引料金で利用することができる。
  • スキー離れなどの影響からスキー客が減少傾向で推移していたほか、リーマン・ショックなどの影響により赤字計上が慢性化し、2014年3月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請、自力再建を断念し民事再生法による再建を目指すこととなった。2014年4月からはブリーズベイホテル傘下となっている。

施設[編集]

  • パルコール嬬恋リゾートホテル
  • リフト
ゴンドラ、クワッドリフト2基、ペアリフト2基(うちフード付きペア1基)
  • スキーセンター、センターロッジ
  • 四阿山の湯(入浴施設)
  • 仮眠所

アクセス[編集]

  • 鉄道
吾妻線万座・鹿沢口駅からタクシーで約20分
  • 自動車
上信越自動車道碓氷軽井沢ICより鬼押ハイウェー約45km
上信越自動車道上田菅平ICより国道144号約27km

事故[編集]

  • 1989年12月、開業直後、営業運転中の第1クワッドリフト(4人乗り、現在の第1カルテットリフト)において、中間地点の支柱でワイヤーが脱輪して緊急停止。乗車中の数名の乗客と職員がゲレンデに落下して怪我を負う。リフトの均衡を保つ油圧緊張装置の異常が原因であった。
  • 2008年1月2日にゴンドラ「パルキャビン」において、山頂駅で客の降車の補助をしていた埼玉県アルバイト係員が客が置き忘れたグローブを取ろうとしてゴンドラの自動開閉扉に腕を挟まれそのまま宙づりになり、異常に気がついた運転室の従業員がゴンドラを止めたが間に合わず転落死するという事故が起きた。ゴンドラには扉に異物が挟まると停止する安全装置が付いていたが幅が狭いと作動しない仕組みで、事故当時も安全装置は作動していなかった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]