バカ歩き省

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『バカ歩き省』
"The Ministry of Silly Walks"
Street art silly walk.JPG
ポルトガルにある「バカ歩き」のストリートアート
モンティ・パイソンのスケッチ
初出 空飛ぶモンティ・パイソン
放送話 第2シリーズ第1話
内務大臣を迎えて』(別題:『ディンズデール』)
初回放送日イギリスの旗 1970年9月15日
執筆者 ジョン・クリーズ
グレアム・チャップマン
再演 ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』(1980年)
復活ライブ!』(2014年)
初出での各メンバーの主な役柄
クリーズ バカ歩き省大臣
ペイリン アーサー・ピューティー
公式動画
The Ministry of Silly Walks - Monty Python - YouTube
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en:File:Ministry of Silly Walks.jpg
? 「バカ歩き」を行うジョン・クリーズ

バカ歩き省』(バカあるきしょう、: The Ministry of Silly Walks)は、コメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』の第2シリーズ第1話の中で放送された有名なスケッチである。のちに、『モンティ・パイソン・ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』や『復活ライブ!』においても演じられた。

スケッチの内容[編集]

「バカ歩き」の図説

前のスケッチの舞台だった店に、スーツに山高帽という紳士風のいでたちで、体をくねらせながら歩く男(ジョン・クリーズ)がやってきてタイムズを買っていく。その後その男は見るからにバカな歩き方をしながら官庁街であるホワイトホールを歩いていき、"Ministry of Silly Walk"(バカ歩き省)と書かれた看板の前を通り過ぎる。この男は「バカな歩き方を考える」役所、「バカ歩き省」の公務員だったのだ。

その後、彼が建物に入り、バカ歩きをしている職員とすれ違いながら執務室へ行くと、気の弱そうな中年男性アーサー・ピューティー(マイケル・ペイリン)が中にいた。ピューティーは自分のバカ歩きに助成金を申請するが、彼のバカ歩きは左足がひきつったように上がるだけで、あまりバカではない。見かねた彼はバカ歩きをしながらピューティーに慇懃に省の予算の厳しさを語り(「予算が国防費を下回った……」等)、「英仏バカ歩き研究協会」への入会を勧めてビデオを見せる。

また、途中で秘書(『ハリウッド・ボウル』ではキャロル・クリーヴランドが演じた)がバカ歩きでコーヒーを運んでくるが、お盆の上でカップがひっくり返って全部こぼれてしまう、というギャグがある。秘書は配膳せずにひっくり返ったコーヒーセットごとお盆を持ってバカ歩きで退場する。

誕生秘話[編集]

このスケッチはもともと「怒りの省(Ministry of Anger)」というタイトルであったが、あるとき坂の上にあったグレアム・チャップマンの家で台本を書いていた際、坂の下から重力に負けじと妙な歩き方で上がってくる男を見て、この「バカ歩き」のアイデアを思い付いたという。

その他[編集]

  • ジョン・クリーズはこの公務員を演じたあと各地でバカ歩きをするようせがまれるようになった。しかし気難し屋であった彼は嫌気がさし、以後封印したという。その影響か、2014年の復活ライブ!ではクリーズ本人によるバカ歩きは行われず、代わりにダンサー達による『バカ歩きの歌』(: Silly Walk Song)が披露された。
  • ジョン・クリーズはのちに『フォルティ・タワーズ』でもバカ歩きを披露している。
  • 2005年のイギリスで「もっとも面白いスケッチ」の世論調査をした結果、このスケッチがナンバー15のスケッチに選出された[要出典]
  • クリーズの扮した官僚のような古風な服装は、1970年代のイギリスではまだ古手の政治家や高級官僚に辛うじて見受けられた正式なファッションである。その格好で、大真面目に官庁街や役所内でバカ歩きをやらかしたが故に、ギャグの破壊力がより強まった。
  • 2014年には、モンティ・パイソン公式の iOS/Android 向けアクションゲームとして、このスケッチを題材とした「The Ministry of Silly Walks」が配信開始された[1]

参考文献[編集]

  • 『モンティ・パイソン大全』

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ The Ministry of Silly Walks/App”. 2016年5月26日閲覧。