ハナちゃん (おジャ魔女どれみ)

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ハナちゃんは、アニメおジャ魔女どれみ』シリーズに登場する魔女の赤ちゃん。2000年の『おジャ魔女どれみ♯』から登場。2002年の『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』ではMAHO堂所属の魔女見習い(おジャ魔女)となり、また人間界の小学校に通うため、巻機山 花(まきはたやま はな)と名乗った。担当声優大谷育江

プロフィール[編集]

  • 2000年(平成12年) 3月25日生まれのおひつじ座[1]。血液型は不明。年齢6歳〔第6期での人間(の子供)に換算した時の年齢〕[2]。魔法で1991年 (平成3年) 3月25日生まれの設定となる。
  • 魔女幼稚園 ⇒ 美空市立美空第一小学校6年1組 ⇒ 魔女幼稚園 ⇒ 魔法(魔女?)小学校 ⇒??? 県立美空高校二年?組⇒三年A組[3]⇒東大医学部に進級
  • 魔女見習い服は白。魔女見習いになった時に得たお付きの妖精は「トト」。本来彼女が魔法を使用する際には呪文の斉唱の必要はない。しかし本人はそれが不満らしく魔法を使う時は自分で考えた「ポロリンピュアリン ハナハナ・ピ」と言う言葉を呪文のつもりで唱えている[4]。ハナちゃんがマジカルステージに参加したのは赤ちゃんの時[5]と、魔女見習いの時点で「魔女ガエルの呪いを解く」とき(女王様をはじめとする多数の魔女、魔法使いらも参加した)の2度だけで、いわゆる「おジャ魔女」に括られる魔女見習いの中では唯一、それに伴う独自の呪文が設定されていない[6]
  • 人間界においては、巻機山リカ(マジョリカ)の架空の娘姉妹の娘であることになっている。乳児時代(第2期・第3期)は妹の娘の設定で、正式な姓名は巻機山 ハナで名前がカタカナ。小学生時代(第4期)は姉の娘の設定で、正式な姓名は巻機山 花で名前が漢字[7]。また、宮城県出身[8]ということになっている。
  • 母親はMAHO堂のおジャ魔女たち。設定上の母親は春風どれみ。乳児時代の両親役は父親がはづきで、母親があいこ[9]。小学生時代の両親役は父親がももこで、母親がおんぷである。ただし卒業式では、保護者として魔女姿に戻ったマジョリカが出席していた[10]
  • 第6期になり美空高校に通うようになると、パリを中心に過ごして美空市に戻って来た、帰国子女という扱いとなる[11]
第6期第5巻第5章になり「頑張っている人みんな」を応援する為に、チアリーディング部を創設することとなる。
  • 第6期からは魔女見習いではなく完全な魔女としてどれみ達と接することになる。

漫画版での扱い[編集]

  • たかなししずえによる漫画版には『ドッカ~ン!』まで登場せず、その代わりとして怪獣の子(のちに天使の幼生体と判明する)である「ボオちゃん」が登場する。が、そのためにハナちゃんと、どれみたちとの関係は「友人関係」におさまっており「親子関係」に関しては、ほぼオミットされている。その代替として漫画版のハナちゃんはどれみたちのファンという扱いになっている。

来歴[編集]

次期女王候補[12]の魔女の赤ちゃん。青いバラ「ウィッチー・クイーン・ローズ」から100年ぶりに生まれ、その場に偶然(?)[13] 居合わせたどれみ達に育てられることとなった[14]

夜泣きがひどく、マジョリカやララをよく困らせた。(第2期を通じて)どれみに抱かれるとおねしょをすることが多々あった。1歳間近の時に重い病気にかかり[15]、どれみ(ママ)達が命がけで取ってきたラブシュプリームの花の力で治った[16]

第3期で1歳となり、魔女幼稚園に預けられる[17]。1歳半の時には先々代の女王様の幻影(呪いの森の「魔物」)に野菜嫌いの呪いをかけられ、魔力も衰えたが、この時もどれみ(ママ)達の努力で呪いは解かれている[18]

第4期では「どれみ達と学校に行きたい」という我が儘同然の願望を暴走させた挙句に強力な魔法で自身を小学6年生に急成長させ、のみならずMAHO堂の建物まで変えてしまう、その強大な魔法の作用に対し魔女の証である水晶玉が、耐え切れずに割れてしまう。そして再び魔女になるべく魔女見習いとなり、また自身の強い希望で、どれみ達と一緒に美空第一小学校に通う。第4期後半では魔女界で白い子と知り合い「パオちゃん」と命名、彼女を慕ってMAHO堂に押しかけてきたパオちゃんと力を合わせて先々代の女王様の悲しみに影響された人々を助ける。第4期第50話でどれみ達が魔女にならないと決意したことに反発するが最後は納得し、どれみ達と自身の水晶玉を合体させ、魔女に戻る[19]。そして女王様から次の女王に指名される。

第6期ではある理由[20]によりマジョリカを後見人から解任して、マジョルカを後見人に指名した為、マジョリカは再び人間界に赴くことになった[21]。その後ハナちゃん自身もとある事情で人間界へ赴き のちにママ(育ての母親)であったどれみと同じ高校に通うことに。

人物[編集]

名前[編集]

名付け親はどれみで、由来は「花から生まれたから」[22]。人間界ではマジョリカと同じく「巻機山」姓を名乗った[23]名前については、玉木麗香から「(乳児のハナと小学生の花は)従姉妹なのに同じ名前なのはおかしい」と指摘されたが、ももこがとっさに「二人のママが姉妹であり、どちらも同じく花が好きだったため、同じになってしまった」と釈明し、疑惑を回避した。

一人称はそのまま自分の名前「ハナちゃん」を使うが、たまに「あたし」を使うこともある。どれみ達のことを敬称(ちゃん)を付けずに呼び捨てで呼ぶが、ももこのことは「もも」と呼んでいた。

第6期で高校生になると、さすがに『ハナちゃん』はちょっと…ということで、『あたし』や『ハナ』と言っているが、話す相手により使い分けることはまだ難しいようだ[24]
しかし第6巻第4章ではユメちゃんと一緒の時は『ワタシ』と言っていたが、それでもどれみ達の前ではすぐに『ハナ』って言ってしまうこととなる[25]

外見[編集]

誕生当初からは髪は水晶玉で頭頂部に一房にまとめていたが、でんぐり返しが苦手な様子を見たどれみが、髪の毛が邪魔にならないようにとツインテール(ツーテール)にした[26]
第4期では髪もまた急成長して2本の巨大な「エビフライ」のような状態になり、ヘアバンドも羽根の模様が付いたものに変更された。寝るときなどは髪をおろしていた。
第6期 再度人間界に留学するにあたって、16歳になった姿は以前(第4期)の姿を成長させた姿である[27]

性格[編集]

幼いながらもリーダーシップがあり[28]、女王としての素質を十分に持っている。
第4期第10話では修学旅行の班長を引き受け、夜遅くまで頑張りすぎた為に倒れてしまった(しかし並外れた魔力の為せる業か、翌朝には回復していた)。

急成長していた頃は精神年齢は12歳ではないので、感情の赴くままに行動してどれみたちがそのフォローに苦労する羽目になるが、時としてその純真無垢な言葉が人の心を動かすこともあった。
しかし第6期では急成長していた頃の精神年齢の脆さの影響か、かなり重症の反抗期になっている[20]

魔力[編集]

魔力は他の赤ちゃんとは比べ物にならないほど強い。第2期第2話では、本人が意図せず魔法を使ってしまう場面が描かれていた[29]。生まれたての時点で水晶玉を5つ持っていた(大抵の魔女の赤ん坊は1つだけ)。髪形をツインテールにしてからは4つ(ツインテールの根元に2つずつ)に減っているが、第3期第6話・第32話では5つの水晶玉を確認することができる。第4期に魔女見習いとなったときも、人間の魔女見習いとは違って魔力は強い。

第4期当初は新月の夜だけ赤ん坊に戻るという設定があったが、次第に使われなくなった。第4期のエンディングや講談社のテレビ絵本、『ないしょのまほう』などでは、赤ん坊に戻った場面では急成長する前の姿で描かれており、割れたはずの水晶玉も健在である。

第6期開始の時点では第4期に比べ、魔力が明らかに増大しているようである。なお現在(いま)のハナちゃんの水晶玉[30]の大きさは、マジョリカの水晶玉より大きくもしかすると、魔女界の女王様の水晶玉よりも大きいかも知れないとのことである[31]

学力[編集]

小学校へ通い出した当初は字の読み書きすらままならなかったが、MAHO堂のメンバーに勉強を教わったり[32]、また何度か関先生とのマンツーマンの補習を受け[33]、最後は堂々と授業に出ていた。
自転車にも熱心な練習で乗れるようになった[34]

第6期になると、魔力の増大に伴い集中力・理解力が増大し[35]、また記憶力も格段に上がった為[36]、外国語も支障無く話せる他、高校2年の1学期の期末テストでは堂々の学年三位となった[37]
なお、高校卒業後の進路は「国立大学理系コース[38]」を経て、医者になりたいと思っている。医者を志望した理由は、魔女界の今後を考えてのことである[39]

趣味・嗜好[編集]

  • プリンが大好物。第2期第43話で美空小の給食室にあったプリンを40個も食べたが、第3期第32話では3つ食べただけでお腹を壊してしまった。乳児のころは水飴が好物だった[40]
  • シマウマを食べてみたがっている[41]
  • ニンジン嫌い[42]
  • 第4期第24話では「機動戦隊バトルレンジャー」に影響され、コマンダーホワイトを模した「コマンダーハナ」に扮した。撮影現場に飛び入りしたコマンダーハナの活躍(と言うよりも、撮影現場を混乱させた結果であるが…)はバトルレンジャーの監督たちを大いに感動させ、「コマンダーハナ」はバトルレンジャーの続編「機動戦隊バトルレンジャーV」において新たに登場した(おんぷの友人でもある、森野かれんが扮する)コマンダーレディーホワイトのモデルとなった。

交友関係[編集]

  • なぜかアレクサンドル・T・オヤジーデと気が合う。
  • 第4期においては伊集院さちことの接点が多く、第32話「いい子だって悩んでる」では2人で単体の作品にもなっている。
  • 小学校を卒業して魔女界に帰ってからはどれみたちとは音信不通であった。しかしマジョリカや自分の水晶を通して、どれみたちの様子は見ていたようである[43]

その他[編集]

  • どれみの妹・春風ぽっぷに負けないくらい寝相が悪く、ぽっぷを寝ながら投げ飛ばしたこともある[44]
  • 口癖はどれみと同じく「プップのプー」で第2期から使用していた。
  • 修学旅行のとき、どれみが言った「もっとモテモテになりたい」という言葉をはき違えて、魔法でどれみにたくさんの荷物を持たせてしまった[45]
  • 「ハナちゃんになりたい」と言うぽっぷの言葉を真に受け、魔法でぽっぷと体を入れ替えたこともある[46]
  • ババが風邪をひき熱が下がらないと聞いたとき、ナイフとフォークをもって手術しようとしたり、ババの好きな炭酸ジュースを温めて飲ませようとした[47]

脚注[編集]

  1. ^ 同年3月2日生まれという誤植があった
  2. ^ 対外的には、16歳(自称)
  3. ^ 東大理Ⅲを目指しているので国立理系コース(第6期第6巻p60)
  4. ^ 呪文を唱えたのは第4期第2話からで第4期第1話では呪文は唱えていなかった
  5. ^ 第2期第19話でケンカしたどれみとはづきを仲直りさせる為に、あいこ・おんぷ・ぽっぷの3人がマジカルステージを使用した際、ぽっぷだけ見習いとして未熟だった為魔力が不足して失敗しそうになるが、ハナちゃんの介入で魔力が補填されて成功した
  6. ^ 生来の魔女である為、設定されなかったようである
  7. ^ どれみのとっさの機転でそうなっている(第4期第2話)#名前も参照
  8. ^ どれみは「東北から来たの。宮崎県」と言ったが、飛鳥ももこが「宮城県」と訂正を入れた
  9. ^ はづきは本当は母親役をやりたかった(第2期第13話)なお第2期第20話では念願叶って母親役を務めている。このときの父親役はおんぷが務めた
  10. ^ 第4期第51話(TVシリーズ最終話である)
  11. ^ 第6期第3巻p82
  12. ^ 将来の夢として「魔女界の女王様」を挙げ、魔女界と人間界の交流を再開させたいと願った(第4期第20話)
  13. ^ 女王様が魔女界への扉の鍵穴に鍵を付けたり、クイーンガーデンへの通り道を開けたりしてクイーン・ローズの所まで行くよう仕向けられた
  14. ^ 魔女界では、花から生まれてくる赤ちゃんの誕生に立ち会った者は1年間、その子の育ての親になることが義務付けられている。その為、ハナちゃんの誕生に立ち会ったどれみ達は母親にならざるを得なかった(第2期第1話)
  15. ^ 先々代の女王様の幻影(呪いの森の「魔物」)の、呪いによるところが多い
  16. ^ 第2期第48~49話
  17. ^ 1年が経過すると赤ちゃんは育ての親と必ず引き離されて、魔女幼稚園に寄宿する形で入園しなければならない(第3期第1話)
  18. ^ 第3期第28~47話:魔女幼稚園にいる間、育ての母親と赤ちゃんの面会は事実上不可能であった(第3期第1話)が、第3期第7話に於いて定期的に面会することを魔女幼稚園の園長魔女ミラーが認めた。さらにこのこと(野菜嫌いの呪いが解かれたこと)により慣習が見直され、いつでも面会でき、外出することも可能となった(第4期第27話)
  19. ^ ハナちゃんは七夕で「みんなと一緒」とお願いしていたらしく、それが叶わなかったことにショックを受けていた。後に彼女の後を追ったどれみ達に「会えなくなるのに悲しくない?」と問いかけるが、どれみやあいこに「悲しくない理由(わけ)がない」と言われ、はづきに「私達だって同じ」と諭された。
  20. ^ a b とある事実を聞き出す為に、マジョリカよりも口の軽いマジョルカを後見人とする目的があったと第6期第3巻第1章で、ハナちゃん自身が明かした
  21. ^ その際、自らの魔法で16歳となるが、水晶玉が割れるということは無かったようである。おそらく魔力が上がったため(第6期第3巻第1章)
  22. ^ 第2期第2話
  23. ^ 巻機山新潟県に実在する山で、日本百名山の一つにも数えられている
  24. ^ 第6期第3巻p126
  25. ^ 第6期第6巻p193
  26. ^ 第3期第7話
  27. ^ 第6期第3巻p83の挿絵を参照
  28. ^ 第3期第28話
  29. ^ 第3期第28話のようにタイミング良く魔法が使われたこともある
  30. ^ 第4期第50話でどれみ達おジャ魔女の水晶玉を、合わせたもので、形や大きさはどれみたちが一級試験に合格して得た水晶玉とほぼ同じ
  31. ^ 第6期第3巻p60
  32. ^ 第4期第2話、なおこの時は小学1年の教科書をほんのわずかな時間で、マスターしてしまったのでその時の教師役の『春風ぽっぷ』が、「もう教えられないよ~っ」と音を上げていた
  33. ^ 第4期第40話
  34. ^ 第4期第36話
  35. ^ 中学1年~3年の教科書を半日で読破したばかりか、すべての内容を記憶していた
  36. ^ 高校1年の教科書に至っては、わずか2時間で読破
  37. ^ 第6期第3巻p259~260
  38. ^ 天下の東大理IIIも狙えるほどの学力だそうだ。第6期第5巻p206
  39. ^ 第6期第5巻p216
  40. ^ 第2期第18話・第25話、なお第25話では「カモミールの水飴」が登場した
  41. ^ 第4期第8話
  42. ^ 第3期第28話
  43. ^ 第6期第1巻p64・第6期第3巻p78
  44. ^ 第4期第3話
  45. ^ 第4期第11話
  46. ^ 第5期第5話
  47. ^ 第4期第34話

関連項目[編集]