テーパリット・ゴーキャットジム

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テーパリット・ゴーキャットジム
Tepparith Singwancha and Nashiro Nobuo DSCN3352-2 20120831.JPG
2012年、名城戦の前日計量にて(右)
基本情報
本名 Panthep Mullipoom
通称 Astro Boy
階級 バンタム級
身長 160.5cm[1]
リーチ 171cm[1]
国籍 タイ王国の旗 タイ
誕生日 1988年11月22日(27歳)
出身地 マハーサーラカーム県
プロボクシング戦績
総試合数 37
勝ち 34
KO勝ち 21
敗け 3
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テーパリット・ゴーキャットジムTepparith Kokietgym、男性、1988年11月22日 - )は、タイプロボクサーマハーサーラカーム県出身。第21代WBA世界スーパーフライ級王者。

ナリス・シンワンチャー(Naris Singhawungcha)がプロモーター兼会長を務めるナリス・ボクシング・プロモーション所属しテッパリス・シンワンチャーのリングネームで活動していたが、2011年11月頃にゴーキャット・パニッチャヤロム氏(Mr.Kokiet Panichayarom)がプロモーター兼オーナーを務めるゴーキャットグループプロモーションズ(Kokiet group Promotions)移籍し、テーパリット・ゴーキャットジムのリングネームで活動している。  

来歴[編集]

ムエタイで約200戦160勝の戦績をあげてプロボクシングへ転向[2]

2008年1月17日、ノンタブリー県のノンタブリー女子高等学校でテッパリス・シンワンチャーの名前でチャナサック・ソー・サムランチャイ(タイ)と両者にとってのデビュー戦を行い、3回TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2008年5月23日、アユタヤ県でこの試合がデビュー戦となるチャナサック・ギャットサックターニー(タイ)と対戦し、プロ初黒星となる6回判定負けを喫した。

2008年10月17日、バンコクでこの試合がデビュー戦となるサムソン・ソー・タナピンヨー(タイ)と対戦し、2回KO勝ちを収め再起を果たした。

2008年12月12日、チャイナート県ノーンマモーン郡でスリヤン・ポー・チャクチャイ(タイ)と対戦し、6回判定負けを喫した。

2009年3月30日、ロッブリー県のルータス・ショッピングセンターでヨーチャンチャイ・ナコンルアンプロモーション(タイ)と対戦し、6回判定勝ちを収め再起を果たした。

2009年12月25日、スパンブリー県バーンプラーマー郡のバーンプラーマー学校でニノ・スエロ(フィリピン)とPABAフライ級暫定王座決定戦を行い、12回3-0(109-100、108-101、107-102)の判定勝ちを収めて王座を獲得した。

2010年3月26日、プーケット県のカマラビーチでライアン・タンパス(フィリピン)と対戦、3回TKO勝ちを収めて初防衛に成功した。

2010年5月8日、PABAフライ級正規王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)のスーパー王座認定に伴い、空位となったPABAフライ級正規王者に認定された。

2010年6月11日、ペッチャブリー県で自身の持つPABAフライ級王座と空位のWBOアジア太平洋フライ級王座を懸けマーティン・キラキル(フィリピン)と対戦し、6回終了TKO勝ちを収めPABA王座2度目の防衛、WBOアジア太平洋王座の獲得に成功した。

2010年8月9日、サムットプラーカーン県プラプラデーン郡でアニス・セウンフィン(インドネシア)と対戦し、5回終了TKO勝ちを収めてPABA王座の3度目、WBOアジア太平洋王座初防衛に成功した。

2010年9月19日、バンコクのザ・モール・ショッピングセンター・ガムウォンワンでレイ・ミグレノ(フィリピン)と対戦し、6回TKO勝ちを収めPABA王座の4度目の防衛に成功した。

2010年10月24日、パトゥムターニー県のワット・チェディ・ホイでアロング・デノイ(フィリピン)と対戦し、7回TKO勝ちを収めPABA王座の5度目の防衛に成功した。

2011年2月13日、クラビー県ランター島郡でマイケル・ロドリゲス(フィリピン)と対戦し、12回3-0(120-108、2者が119-109)の大差判定勝ちを収めPABA王座の6度目の防衛に成功した。試合後、PABA王座を返上、WBOアジア太平洋王座も返上し、スーパーフライ級に転向した。

2011年5月1日、ペッチャブリー県ムアンペッチャブリー郡のベンジャマテープウティット大学でWBA世界スーパーフライ級暫定王者ドリアン・フランシスコ(フィリピン)と対戦し、3回にフランシスコからプロキャリア初のダウンを奪った末に12回3-0(117-111、2者が114-113)の判定勝ちを収めて暫定ながら世界初挑戦で王座の獲得に成功した[3]

2011年11月、WBA世界スーパーフライ級正規王者清水智信(日本)の休養王座認定とWBA世界スーパーフライ級暫定王者テーパリット・ゴーキャットジムの正規王座認定という決定がなされ、清水が休養王者に、テーパリットが正規王者になった為、この頃にナリス・ボクシング・プロモーションからゴーキャットグループプロモーションズに移籍し、リングネームをテッパリス・シンワンチャーからテーパリット・ゴーキャットジムに改名したと思われる[4]

2011年12月7日、大阪府立体育会館で元WBA世界フライ級王者でWBA世界スーパーフライ級1位の亀田大毅(日本)と対戦し、序盤からジャブを中心に手数と有効打で大毅を圧倒し、12回3-0(119-110、116-112、115-113)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[5]

2012年4月4日、横浜アリーナで休養王者の清水智信(日本)と王座統一戦を行い、9回2分15秒TKO勝ちを収め王座統一に成功した(記録上は2度目の防衛)[6]

2012年9月1日、住吉スポーツセンターで元WBA世界スーパーフライ級王者でWBA世界スーパーフライ級10位の名城信男(日本)と対戦し、終盤こそ失速したものの12回2-0(115-113、115-114、114-114)の僅差判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[7]

2012年12月31日、大田区総合体育館でWBA世界スーパーフライ級8位河野公平(日本)と対戦し、4回に3度のダウンを奪われキャリア初のKO負けとなる4回2分8秒KO負けを喫し4度目の防衛に失敗、王座から陥落した[8][9]

2013年3月8日、スラートターニー県キエンサー郡で行われたPABAスーパーフライ級暫定王座決定戦でダイボーイ・サジロ(インドネシア)と対戦し、12回3-0(120-109、120-108、119-109)の判定勝ちを収め、王座を獲得し再起に成功した。

2013年5月10日、ロッブリー県バーンミー郡のワット・プノーイでジェッカー・ブハウェ(フィリピン)とABCOスーパーフライ級暫定王座決定戦を行い、12回3-0(3者とも119-109)の判定勝ちを収め王座を獲得した。

2013年9月、PABAスーパーフライ級暫定王座を返上、ABCOスーパーフライ級暫定王座も返上しバンタム級に転向した。

2013年10月4日、ナコーンラーチャシーマー県のワット・バーン・ライでこの試合がデビュー戦となるジュアン・シューソン(中国)とABCOコンチネンタルバンタム級王座決定戦を行い、5回TKO勝ちを収め王座を獲得した。

2013年10月22日、WBAが2013年9月度のランキングを発表し、テーパリットはWBA世界バンタム級6位にランクインした[10][11]

2013年12月27日、ムックダーハーン県のインドシナマーケットでリッキー・マヌフォーとPABAバンタム級王座決定戦を行い、2回2分38秒KO勝ちを収め王座を獲得した。

2014年2月21日、ラオスサワンナケート県カイソーン・ポムウィハーン郡のサワン・ベガス・ホテル&カジノでアルビン・バイス(フィリピン)と対戦し、9回2分12秒KO勝ちを収めABCOコンチネンタルバンタム級王座の初防衛に成功した。

2014年9月25日、1度も防衛戦を行うことなくPABAバンタム級王座を返上した。

2014年10月10日、WBAは最新ランキングを発表し、テーパリットはWBA世界バンタム級9位にランクインした[12]

2015年5月12日、バンコクの国王警護隊第11駐屯地内特設会場でヘンドリック・バロンサイとノンタイトル6回戦を行い、3回KO勝ちを収めた。

2015年12月25日、チエンマイ県メージョー大学でジェミー・ゴーベルとノンタイトル6回戦を行い、3-0の判定勝ちを収めた。

2016年3月27日、パンガー県でトミー・セランとノンタイトル12回戦を行い、5回2分22秒KO勝ちを収めた。

2016年4月8日、WBAは最新ランキングを発表し、テーパリットをWBA世界バンタム級11位にランクインした[13]

獲得タイトル[編集]

  • PABAフライ級暫定王座(防衛1=正規王座認定)
  • 第13代PABAフライ級王座(防衛5=返上)
  • 第7代WBOアジア太平洋フライ級王座(防衛1=返上)
  • WBA世界スーパーフライ級暫定王座(防衛0=正規王座認定)
  • 第21代WBA世界スーパーフライ級王座(防衛3)
  • PABAスーパーフライ級暫定王座(防衛0=返上)
  • ABCOスーパーフライ級暫定王座(防衛0)
  • ABCOコンチネンタルバンタム級王座(防衛1)
  • 第11代PABAバンタム級王座(防衛0=返上)

脚注[編集]

  1. ^ a b トリプル世界戦予備検診 内山、佐藤、赤穂、河野 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年12月19日
  2. ^ Singwancha: "I will knock Kono out"”. MaxBoxing.com. 2013年5月23日閲覧。
  3. ^ テーパリッ新王者に-WBA暫定S・フライ級戦 ボクシングニュース「Box-on!」2011年5月1日
  4. ^ 大毅-テーパリット戦発表 清水は休養王者扱い ボクシングニュース「Box-on!」 2011年11月12日
  5. ^ テーパリットが大毅を3-0判定で撃退 WBA世界S・フライ級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年12月8日
  6. ^ 清水記憶が飛び統一失敗/ボクシング 日刊スポーツ 2012年4月5日
  7. ^ [ボクシング]名城、王座ならず引退表明…WBA世界Sフライ級 スポーツ報知 2012年9月2日
  8. ^ 河野、4回KOで新王者に…WBA世界Sフライ級戦 スポーツ報知 2012年12月31日
  9. ^ “日本人キラー”テーパリットが陥落/BOX サンケイスポーツ 2012年12月31日
  10. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2013年10月22日
  11. ^ WBA Ratings movements as of September 2013 WBA公式サイト 2013年11月1日
  12. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年10月10日
  13. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年4月8日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
ニノ・スエロ
PABAフライ級暫定王者
2009年12月25日 - 2010年5月8日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
デンカオセーン・カオウィチット
第13代PABAフライ級王者

2010年5月8日 - 2011年2月(返上)

空位
次タイトル獲得者
デンチャイレック・クラティンデーンジム
空位
前タイトル保持者
ワンディー・シンワンチャー
第7代WBOアジア太平洋フライ級王者

2010年6月11日 - 2011年2月(返上)

空位
次タイトル獲得者
フロイラン・サルダー
前暫定王者
ドリアン・フランシスコ
WBA世界スーパーフライ級暫定王者
2011年5月1日 - 2011年11月
次暫定王者
正規認定により消滅
前王者
休養王者
清水智信
第21代WBA世界スーパーフライ級王者

2011年11月 - 2012年12月31日

次王者
河野公平
暫定王座決定戦 対戦者
ダイボーイ・サジロ
PABAスーパーフライ級暫定王者
2013年3月8日 - 2013年9月(返上)
次暫定王者
返上により消滅
暫定王座決定戦 対戦者
ジェッカー・ブハウェ
ABCOスーパーフライ級暫定王者
2013年5月10日 - 2013年9月(返上)
次暫定王者
返上により消滅
空位
前タイトル保持者
ペッ・ゴーキャットジム
ABCOコンチネンタルバンタム級王者

2013年10月4日 - 2015年(返上)

空位
次タイトル獲得者
セーンガナン・シッサイトーン
空位
前タイトル保持者
ペッ・ゴーキャットジム
第11代PABAバンタム級王者

2013年12月27日 - 2014年9月25日(返上)

空位
次タイトル獲得者
パノムルンレック・ガイヤーンハーダオジム