テレビ証券

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テレビ証券』(-しょうけん)とは、エンタテインメント集団「指南役」による「日経エンタテインメント!」(日経BP社)の連載。2000年4月号より連載開始。略称は「テレ証」。連載回数の数え方は「Vol.○○」。

概説[編集]

世界唯一[1]テレビ専門バーチャル証券会社という設定で、テレビ番組を銘柄、その視聴率株価に置き換え、番組運用のトレードを斡旋している。トレーダーは証券取引所(ビデオリサーチ)が発表する株価(視聴率)の数字を参考に、テレビ証券を通じ、1週ごとに番組株を運用する。

当初は実際に番組運用トレードの模様が連載内で紹介されていた。読者からトレーダーを募り、トレーディングを競う企画をおこなったこともある。だが、運用紹介のコーナーは2002年頃に消滅。単行本(後述)でも、番組運用トレード紹介に関する記述は大幅に削られている。

見開き2ページで、誌面の後方に掲載される場合が多い。「号外」と題したスペシャル版が通常連載とは別に掲載されることがあり、これは2ページ以上で誌面中央付近に掲載されることが多い。1ページ目の下部に「お願い/このページはテレビ通向けの内容になっているため、番組の放送時間などは大幅に割合しています。詳しいデータは日本経済新聞テレビ欄などで(!)お確かめください。視聴率はビデオリサーチ関東地区調べのものを、テレ証が加工、作成。」という注意書きがある。

構成[編集]

運用報告
連載のメイン企画で、トレーダーたちの座談という形式でのテレビ番組・テレビ業界時評。ページの最後には「○○月○○日、テレビ証券社食にて」と書かれる(日付は座談会当日)。
ΤOPICS
テレビ番組に関わるトピックスやニュースを紹介する。指南役による書籍はこの欄で紹介される。
テレビ証券推奨銘柄
テレビ証券が推奨する銘柄(テレビ番組)を紹介する。3行にまとめられた推奨理由がある。
今月の注目銘柄
ある番組・人物に焦点を当てたコラム。
年間MVP
2000年から始まった、「今月の注目銘柄」に掲載される企画。MVPは「Most Viewer Program」の略で1年を通して最も見られた番組のことである。算出方法はレギュラー番組を対象にした年間の積算視聴率による(帯番組に関しては、2004年までは週平均の積算、2005年以後は対象外。ビデオリサーチ・関東地区調べ)。2005年から2009年まで連続でNHK大河ドラマが1位になっていた。

歴代の年間MVP[編集]

年度 番組名 放送局 備考
2000年 サザエさん フジテレビ
2001年 SMAP×SMAP フジテレビ
2002年 SMAP×SMAP フジテレビ 2年連続2度目
2003年 SMAP×SMAP フジテレビ 3年連続3度目
2004年 SMAP×SMAP フジテレビ 4年連続4度目
2005年 義経 NHK総合
2006年 功名が辻 NHK総合
2007年 風林火山 NHK総合
2008年 篤姫 NHK総合
2009年 天地人 NHK総合
2010年 笑点 日本テレビ
2011年 サザエさん フジテレビ 11年ぶり2度目
2012年 サザエさん フジテレビ 2年連続3度目
2013年 笑点 日本テレビ 3年ぶり2度目
2014年 笑点 日本テレビ 2年連続3度目
2015年 笑点 日本テレビ 3年連続4度目
2016年 笑点 日本テレビ 4年連続5度目
2017年 笑点 日本テレビ 5年連続6度目

トレーダー[編集]

バラエティ先読みの「企画千里眼」。「指南役」の代表。放送作家の仕事もしている
  • 津田真一
マイナー銘柄発掘の「青田の貴公子」
  • 小田朋隆
底値買いの「ドラマ王」
  • 上島正明
BSデジタルも有する「デジタルの剣士」。一時期、海外へ旅立った津田の代わりに座談会に参加していた。

※この他、ディーラーとして「指南役」を名乗る謎の人物が、座談の進行役を務めている。

作品[編集]

  • 『テレビ証券―データで読み解くテレビウラ事情 (単行本)』日経BP社(2003.10)ISBN 4-8222-1735-3
  • 『キミがこの本を買ったワケ』(扶桑社

脚注[編集]

  1. ^ 自称である為、実際に世界唯一かは不明。

 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]