ダメヅマリ

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ダメヅマリ囲碁用語の一つ。

ある石のダメが詰まることで、各種の不都合が生じる状態を指す。

不必要にダメを詰めてしまうことは石の死活問題につながり、碁において戒められる事柄の一つである。

ダメヅマリの例[編集]

  • 例1
 

左図、aの場所にダメが空いている場合は、右のように黒1とオイてこられても、白4までと対応して生きられる。

 

しかし▲にダメが詰まると、黒1から3の時に白はaに打てず、このまま死にとなる。

  • 例2
 

左図で一見白地は完全に見えるが、外のダメが全て詰まっているため右図黒1からの手段が生じ、セキで白地がゼロになってしまう(ダメが1つでも空いていれば、黒9の後に白aに詰めて取れる)。

  • 例3
 

黒1にダメを詰められると、白はどう打っても上の4目の空間に眼が作れないため全滅となる。